今月の答えは2県。1県目はお米の生産量日本一を誇り、十日町市は全国有数の豪雪地帯。もうひとつは日本の巨大ダム(堤高)1位の黒部ダムがある県。
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整形外科の病気の中で最もポピュラーな病気「脊柱管狭窄症」。下肢の痛みや痺(しび)れなど、QOL(生活の質)を下げる症状が出現し、高齢者の10人に1人が悩んでいるともいわれています。この脊柱管狭窄症の原因、治療、予防法について紹介します。
脊柱管狭窄症は、背骨の中の神経の通り道である「脊柱管」が、骨の老化によって首や腰の部分で狭くなり、中を通る神経が圧迫されることで起こる病気で、足や腰の痛み、しびれなどの症状を引き起こします。
脊柱管狭窄症か否かは、病歴、問診などの診察所見と、X線(レントゲン)検査、MRI検査、CT検査、脊髄造影検査などの画像検査により診断します。
原因は主に加齢。50代から徐々に増え始め、高齢者の10人に1人は腰部脊柱管狭窄症と推測されます。若い頃から腰に負担がかかる職業に携わってきた人や、筋力が低下している人などがなりやすい傾向があるといわれています。
治療方法としては、保存療法と手術療法があります。保存療法は、局所麻酔剤などを注射する神経ブロック、鎮痛薬や血行を促進する薬などによる薬物療法をはじめ、コルセットなどを装着する装具療法、ストレッチやリハビリテーションなどです。症状が軽い場合は保存療法で改善することもありますが、なかなか改善しない場合や、歩行困難や排尿障害など日常生活に支障を来す場合には手術を検討します。
脊柱管狭窄症を予防するためには、日常生活において正しい姿勢で過ごすことが大切です。今、症状がない人でも、反り腰や猫背、といった姿勢や動作(立つ、歩く、座る、かがむ、ねじる、物を持ち上げるなど)の癖、また肥満などを改善しておくことが重要で、すでに症状のある人は、安静にするのではなく、意識して動かしましょう。動かさないと、筋力が衰え、さらに背骨に負担がかかって症状を悪化させてしまいます。
脊柱管狭窄症は、圧迫の程度や自覚症状などによって治療法が異なります。違和感を感じたら自己判断せず、早めに整形外科に相談しましょう。
毎月12日は、1(わん)2(にゃん)それぞれの鳴き声にちなんで、犬と猫の日とされています。
毎月この日には、動物愛護関連団体への寄付を呼びかける活動などが行われています。
ところで、「猫が耳の後ろまで顔を洗っていると雨が降る」とよくいわれますよね。これは迷信でしょうか?
実は、猫が顔を洗うのはグルーミングという体を清潔に保つ行動の一つですが、低気圧が近づいて湿気で重たくなってしまった毛やヒゲの手入れを行っているといわれています。科学的な根拠はありませんが、日本だけでなく世界中でいわれていることなので、意外と信憑性は高いかもしれませんね。
猫を飼っていらっしゃる方は、雨が降る前、耳の後ろまでよく顔を洗っているか、ぜひチェックしてみてください。
季節の変わり目など、気温差のある日が続くと、どうも体調を崩しがちという人が増えているようです。
それはもしかしたら寒暖差不調と呼ばれる症状かもしれません。
一日の中で気圧や気温の差が大きく、身体がその状態に慣れようと調節する時に体内では様々な機能が働きます。その代表的なものが自律神経です。
自律神経の働き
自律神経は心身を活動的にする交感神経と、リラックスさせる副交感神経があり、常に体調を快適な状態に整えてくれています。
寒い時には毛穴を閉じて体温が逃げないようにし、暑い時には汗を流して体を冷やしてくれます。
それだけでなく、心臓、腎臓、肝臓、胃腸、血管、呼吸や排せつなど、自分の意志ではなく自然に調整を行ってくれています。
この交感神経と副交感神経が急激に入れ替わると、内臓などにとても大きな負担がかかります。そのため、内臓機能や免疫機能の疲労や乱れなどが起こり、身体の調整機能が崩れてしまうのです。
この寒暖差による自律神経のバランスは、色々なシーンで崩れやすくなります。
寒暖差が起こりやすい状況
春夏秋冬、季節の変わり目などの朝晩の気温差が大きい時は、服装の調整なども難しくなります。そのような時季には、自律神経が頻繁に働き、調整をし続けるため、体温調整のバランスが崩れやすくなります。
また、冷暖房の効いた部屋から廊下やトイレ、屋外などへの移動が多い場合も急激な温度変化による自律神経の乱れが起こりやすくなります。
このような寒暖差から身を守るためにはやはり日頃からの対策が必要になります。
寒暖差疲労の予防策
まずは副交感神経をしっかりと働かせることで心身共にリラックスさせることが大切になります。そのためには、体を温めることを意識するようにしましょう。
体の中から温めるには、冷たい食べ物や飲み物を避け、温かいスープなどの料理や根菜類を使った料理などを食べて内臓から温めましょう。
さらに体表面からも温めるには、カイロやマフラーなどを利用するのも一つです。
お風呂で温まる場合は、40度前後の湯船にゆっくりと浸かり、体の芯まで温まりましょう。
アクティブな人であれば、ウォーキングなどの軽い運動や、室内でもできるスクワット、ストレッチなどで、筋肉の血流を促して体を温めましょう。
深呼吸を繰り返し行うことでも、副交感神経を働かせリラックスすることにつながります。その時のポイントは、吸う時よりも吐く時間を長めにし、お腹をへこませて息を吐くことを意識してみましょう。
睡眠も副交感神経の働きですから、眠る前に深呼吸や軽いストレッチなどをしてからぐっすり眠ることで心身のバランスを整えることを助けます。
これらに共通することは、身体を温め血流を良くすることです。
血流を良くするには
血流が良いと体が温まり、副交感神経がしっかりと働くため、リラックス状態になります。
近年は老化や生活習慣病などで体内の毛細血管が硬くなり、血圧も高く、血流が悪い人も多いといわれています。
余分な糖分や脂肪分の摂取を控えたり、運動で燃やしたりすることは血流アップにもつながります。
また、研究によりNO(一酸化窒素)サイクルを働かせることで血管を広げ、血流を良くする方法もいくつか分かってきました。
寒暖差による体調不良の対策に、いろいろな方法で血流を整えてみましょう。
テレビやスマホに読書…。私たちの目は思っている以上に疲れ気味です。
目が重い、目の奥が痛いといった疲れ目は、肩こりや頭痛など他の不調の原因にも。早めの手当てを心がけましょう。
パソコンやスマートフォンが生活必需品となった現代では、思った以上に目を酷使しています。ある調査によると、目の疲れを感じている日本人の割合は、なんと85%。目の疲れがひどくなると、肩こり、頭痛、めまい、吐き気などの症状を引き起こす場合もあるので、疲れを感じたら、都度対処していくことが大切です。
そんな時、手軽に用いることができるのが、日本茶湿布です。日本茶には緊張をやわらげる効果があるテアニンが多く含まれており、目をリラックスさせてくれる効果があります。
このテアニンは、茶葉に含まれるアミノ酸の中で量的に最も多いアミノ酸で、グルタミン酸誘導体として、脳に対する保護作用、神経伝達物質への影響、短期ストレスの軽減に役立つ作用があります。
そのまま飲用しても良いですが、湿布にするのがより効果的。湿布の作り方は、ふだん飲むのと同じように日本茶をいれ、コットンなどに含ませて軽くしぼり、閉じたまぶたの上に置くだけ。冷えたら温かいものに取り替え、15分ほど続けましょう。テアニンが特に多く含まれる新茶や玉露がオススメです。
また、眼精疲労に効くお茶として昔から親しまれてきたのが「メグスリノキ」です。メグスリノキは日本にのみ自生する樹木で、別名「千里眼の木」ともいわれています。その名の通り、木を煎じた汁が目に良いことからその名が付きました。
目の疲労回復を早めるエピロードデンドリンが含まれており、疲れ目・かすみ目、また、花粉によるかゆみなどにも効果があるといわれています。他にも、ドライアイや視力改善にも効果があったという報告もあるそうです。
メグスリノキは、健康食品を扱っているお店で手に入ります。やや苦味があるので、麦茶や玄米茶などとブレンドすると飲みやすくていいかもしれませんね。
ライスペーパーの代わりにキャベツで具材を巻いたヘルシー生春巻き。糖質オフのヘルシーさとサラダ感覚で楽しめます。
具材も豚肉の代わりにサラダチキンをほぐして入れたり、生ハムやサーモン、マグロのたたき、アボカドなどお好みに合わせていろいろチャレンジしてみてください。
キャベツはコラーゲンの生成を促したり、血管、粘膜を強くするビタミンCが豊富で、外葉2枚で一日に必要なビタミンCの半分が摂取できます。
ただビタミンCや胃もたれなどに効果のあるキャベツ特有のビタミンUは水に溶けやすく熱にも弱いので調理時間を短くすることが大切です。
- ・しゃぶしゃぶ用豚ロース肉 ……150g
- ・キャベツ …………………………4枚
- ・オクラ ……………………………4本
- ・パプリカ(赤・黄) ……………各1/2個
- ・酒 …………………………………大さじ1
- ・塩 …………………………………少々
- ・お好みのソース …………………適量
- @ 豚肉に酒をふる。オクラはガクを削り、パプリカは細切りにする。
- A 鍋に湯を沸かして塩を入れ、豚肉、キャベツ、オクラをそれぞれ茹でて、水気を拭く。
- B キャベツは芯をそぎ落とし、広げる。豚肉、オクラ、パプリカを1/4量ずつのせ、手前から巻く。
- C 食べやすく切って器に盛り、ソースをつけていただく。
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イスラエルの風土・文化 H
イスラエルで春を告げる花として、日本の桜にもよく似たアーモンドの花が咲く4月、この季節のユダヤ教行事として欠かせないのが「過越祭(過ぎ越しの祭り)」です。過越祭とは、旧約聖書に記載がある、預言者モーセがエジプトで奴隷として重労働を課され苦しんでいたユダヤの民を引き連れてエジプトを脱出したことを記念するユダヤ教の行事で、英語では「Passover(パスオーバー)」、ヘブライ語では「Pesach(ペサハ)」と呼ばれています。
ペサハは、ユダヤ暦のニッサンの月(西洋暦では3月から4月にかけて)の15日から1週間ほどに亘って祝われるユダヤ教の祭典で、2024年は4月23日から29日となり、イスラエル大使館も閉館日となります。
前述のように、イスラエルの民がモーセに導かれてエジプトを脱出し、晴れて自由の身になったことを祝う日です。神の言葉を受けたモーセが、エジプトの王に奴隷のイスラエルの民を解放するように進言しますが、王が断ったことで、エジプトに10の災いが訪れます。その10番目の災いから逃れるためエジプトにいたイスラエルの民は、子羊を生贄にし、その血を戸の入り口に塗ることで、災いが過ぎ越していったというのが「過ぎ越しの祭り」の由来です。出エジプト記に基づく、かの有名な「十戒」という映画の中でも描かれています。
現代もペサハの日は家族や親族が集まり、ハガダーという決まった様式に則った食事で祝います。ペサハを象徴する食べ物が、祈り、賛美、朗読や由来についての説明などとともに食されます。
ペサハは旧約聖書に記された3大祭の一つです。この3大祭はそれぞれ季節の変わり目に祝われ、春を告げるペサハ、夏のシャブオット(七週の祭)、秋のスコット(仮庵祭)は、それぞれがユダヤの人々にとって大変重要な意味を持つお祭りであり、この日のために世界中からイスラエルへ多くのユダヤ人が集まって来ます。
イエス・キリストは、このペサハの最中に十字架に架けられ、後に復活しました。レオナルド・ダ・ヴィンチ作の絵画「最後の晩餐」は、ユダヤ人だったイエス・キリストが弟子たちと一緒にペサハの食事をしている場面を描いたものだと伝えられています。
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むくみ(浮腫)とは、腎臓から水分を十分排泄できなくなり、体内に余分な水分がたまっている状態をさします。私たちのからだは、重力の関係で足首のくるぶし付近から脛(すね)にかけてむくみ始め、全身にひろがります。
とくに、足のむくみは代表的な女性の悩みのひとつで、血のめぐり(血流)が悪くなるケースでは、一日のうち、夕方に足首やふくらはぎがバンバンになることがあります。冷え症の原因にもなりますが、怖い病気が隠れている場合もあり要注意です。
腎臓の働きが弱ってくると、足のむくみだけでなく、肺や心臓に水がたまり、複数の利尿薬でむくみのコントロールができない場合は、透析治療が必要となります。代表的な腎臓の病気として、たくさんのタンパクが尿に漏れて血液中のアルブミンが低下するネフローゼ症候群や、腎臓の働きが正常の30%未満まで低下した慢性腎不全が挙げられます。
しかし、むくみは腎臓以外の原因、例えば心臓や甲状腺の働きが低下した場合や、足の静脈瘤やリンパの流れが悪い場合、また、糖尿病が進行した場合などでもみられます。そのため、むくみの原因を解明し、原因に応じた適切な対処が必要となります。
いずれの場合も、まずは、血流中のNO(エヌオー、一酸化窒素)が不足しないようにしてあげることが大切です。日常の食生活の中で、NOの原料や産生を促す栄養成分を積極的に取ることで、むくみや冷えの改善だけでなく、ひいては腎臓や心臓、脳の血流を改善し、生活習慣病をはじめとする怖い病気の予防につながります。
NOの産生は「NOサイクル」といわれる代謝の回路を常に回しておくことで維持できます。命にかかわるかもしれない怖い病気を予防するためには、前兆である「むくみ」が改善されても、効果的な栄養成分の摂取をずっと継続することが重要といえます。
NO産生素材としてはクロレラやコッコミクサなどの微細藻類、カワラタケやマンネンタケなどのきのこ、ヒハツやマカを複合的に組み合わせて取ることで、更に相乗的な有用性も期待できます。
女性の悩みの解決に、まずはNOの維持ですね。