イタリアのトスカーナ州に位置するルネッサンスのシンボル。「屋根のない博物館」といわれるほど街全体に貴重な芸術作品が残されています。
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喘息は子どもの病気というイメージが強いですが、実は大人になってから発症するケースも多い病気です。子どもの喘息患者が人口の7%程度あるのに対し、大人も3〜4%を占めているといわれています。
喘息は大きく分けて、15歳までに発症する小児喘息と、成人してから症状があらわれる大人の喘息の2つがあります。
大人の喘息の場合、小児喘息が治りきらず再発するケースもありますが、大半は成人してから急に発症し、特に40歳を超えてからの発症が半数以上を占めています。
子どもも大人も、喘息の原因は気道の炎症です。気道とは、鼻から肺までの空気の通り道のことで、そこに炎症があると、健常者にとって何の問題もないことでも激しく反応し、発作などを起こしてしまいます。
大人の喘息の特徴は、そのほとんどがアレルゲンが特定できない非アレルギー性です。気道の炎症を引き起こす風邪やインフルエンザなどの感染症や、気道の粘膜を刺激する喫煙や大気汚染、また、気温の変化などが引き金となって発症します。明確な判断ができないため、発見が遅れがちになります。
喘息発作の代表的な症状は、呼吸困難。炎症によって気道が狭くなると十分な呼吸ができなくなり、息苦しさを感じます。この呼吸困難に伴い、息がゼェゼェする喘鳴(ぜんめい)や激しい咳、痰などが出ます。
風邪の咳と間違えやすいですが、数週間も続くようであれば、喘息を疑った方がいいでしょう。また、昼間は何ともないのに、夜間、特に明け方に激しい咳や息苦しさを感じるのも喘息の特徴なので、この辺りも注意して観察しましょう。
大人の喘息は完治が難しいため、吸入ステロイド薬による対処療法と予防治療でコントロールしていくことが大切です。発作がひどければ、最悪の場合死に至る病気ですので、上手に吸入器と付き合い、苦しいと感じた時は、迷わず救急車を呼びましょう。
工事現場などでよく目にする「安全第一」。安全が第一なら、第二、第三もあるのでしょうか?
はい、あります。正式には、「安全第一、品質第二、生産第三」と続きます。
これは、アメリカのUSスチールという会社が掲げたスローガンなのですが、元々(1900年当時)は「生産第一、品質第二、安全第三」で、安全よりも生産が重視されていたようです。
しかし、労働災害によって、命を落とす人が後を絶たない実情を知った当時の社長が、「安全」と「生産」を入れ替えました。
そのことにより労働環境が改善されて労働災害がみるみる減少していったそうです。
日本にこのような考えがもたらされたのは1912年のこと。日本でも労働災害者数の減少に大いに役立ったそうです。
日常生活の中で、呼吸が苦しくなったり、激しく運動をしたわけでもないのに息切れを起こしたり…「年のせいかな」などと諦めている息苦しさはありませんか?実は、「肺気腫」や「慢性気管支炎」などの肺疾患を総称して「慢性閉塞性肺疾患」(COPD)と呼び、「肺の生活習慣病」として、現在500万人以上の人が悩んでいるといわれているのです。
COPDの症状
COPDにかかると、気管支の壁が分厚く腫れあがり、内部が狭くなるため呼吸が苦しくなり、分泌物が増えるため風邪をひいているわけでもないのに咳や痰が出ます。
症状の進行につれ、ちょっとした動きでも息切れを起こしたり苦しさを感じたりするようになり、重症化すると肺胞が壊れてしまうために肺自体の弾力性が低下し、呼吸困難や喘息のような発作が現れることがあります。
肺胞は再生能力が無いため、一旦破壊されてしまうと機能の回復が出来なくなりますので、進行するに従い症状の改善が難しくなっていきます。
発症は主に40歳以降が多く、国内の患者の約1/3が他の病気も併発しているため診断が難しいのが現状です。また、全く症状が現れず本人や医師でさえも気が付かないこともあるため、注意が必要です。
COPDの原因
原因として最も多いのは喫煙で、喫煙者の15%〜20%が発症するといわれています。40歳以降の人口の %の病人がいるといわれ、ざっと500万人以上にもなります。
発症すると回復は難しいことや、進行性であることから、40歳を過ぎて呼吸に違和感を覚える場合は、一度検査をしてみてはいかがでしょうか。
COPDの診断
診断は主に、スパイロ検査といってスパイロメーターという検査機械を用いて肺活量と息を吐いた時の空気の通り具合を調べたり、胸部X線検査、CT検査などが行われます。
より詳細な検査が必要な時は、特別なCT検査として高精度のHRCTやX線を使ったヘリカルCTといった検査を行います。
COPDと診断された場合は治療を行いますが、肺胞が破壊されているため、元の状態に戻すことは難しいのが現状です。
COPDの治療と予防
根本的な治療法がないため、早期の発見と進行を食い止めることが重要となります。それによって症状を軽くし、社会生活に戻れるようにすることを目的とします。
禁煙、薬物療法、呼吸リハビリテーションの3つをプログラムに沿って行います。
まずは禁煙することと、身の周りに喫煙者がいる場合は、できる限り喫煙の場所から離れることも必要となります。喫煙により肺機能は低下するため、第一の選択となります。
そして薬物療法は、主に気管支拡張剤を使用して、空気の通りをよくすることで呼吸を楽にします。
治療は長期的なので副作用を極力少なくし、効果を求めることから長期使用に適した吸入薬が使用されます。重症化している場合はステロイドの吸入や経口により炎症を抑えます。
呼吸リハビリテーションでは、呼吸をするための肺の周りの筋肉を鍛える運動療法としてウォーキングを行ったり呼吸療法として鼻から息を吸い、すぼめた口からゆっくりと吐く腹式呼吸を行ったりします。
予防方法としては、悪化を防ぐためにも先ずは手洗い・うがいの励行、免疫力を高めて風邪やインフルエンザにかからないように注意します。
肺に負担がかからないよう、入浴は半身浴にし、睡眠を十分にとりましょう。
食生活では、海藻やキノコの多糖体摂取や腸内環境を整える乳酸菌などがお勧めです。また、呼吸による活性酸素の発生を少なくするため、緑黄色野菜の成分であるβ-カロチンなどの抗酸化食品もお勧めです。
生活習慣病やがんの予防など、健康に様々な効果をもたらしてくれるオリーブオイル。アメリカの食品医薬品局(FDA)では、1日スプーン2杯の摂取を推奨しているほど、健康効果への期待が世界的に高まっています。
オリーブオイルには、血液中の悪玉コレステロールを低下させる効果のあるオレイン酸や、抗酸化作用の高いポリフェノール類をはじめ、ビタミンEやβ-カロチンなど、健康に良い成分が豊富に含まれています。
中でも、オリーブの果実を丸ごと搾ったエキストラバージンオリーブオイルは、オリーブが持つ有効成分がそのまま凝縮されているため、その効果を最大限に発揮してくれるオイルです。
具体的な健康効果は、痛みを抑える、骨粗鬆症を防ぐ、がんのリスクを下げる、生活習慣病を予防する、便通を改善するなど様々。
オリーブをよく食す地中海地方では、アルツハイマー病やパーキンソン病の発症率が低下したという研究結果が発表されており、また、古くから離乳食としてオリーブオイルが使われたりもしています。
より効果的に摂取するためには、緑黄色野菜と組み合わせて食べるのがポイント。ビタミンA、D、E、Kの吸収を上げ、骨へのカルシウムの吸着を高めます。ドレッシング代わりにサラダにかけたり、また熱にも強いので炒め物に使うのも良いでしょう。
ただし、重要なのは、オリーブオイルの選び方です。最も品質が高いのはエキストラバージンオリーブオイルですが、日本は国際オリーブ協会(IOC)に加盟せず、日本独自の基準(日本農林規格・JAS)で区分けしているため、世界基準を満たしていないオイルが、日本ではエキストラバージンオリーブオイルとして売られています。
選ぶ際には、遮光性のボトルに入っていること、酸度が0.8%以下であること(英語表記ではacidやacidityと表記)、コールドプレス製法で作られていること、オーガニック認証マークがついていること、国際規格と認められたJOA認定マークがついていることなどをチェックしましょう。
コリコリとした食感の鶏軟骨は、ビタミンやミネラルなどの栄養がバランスよく含まれています。脂質が少なく、低カロリーでたんぱく質が豊富。たんぱく質のほとんどが美肌に良いといわれているコラーゲン。コラーゲンは煮ると煮汁にも出るので鍋のスープも食べましょう。
- ・ミニトマト ………………………8個
- ・中玉トマト ………………………2個
- ・鮭切り身 …………………………2枚
- ・ウインナー ………………………4本
- ・キャベツ …………………………1/4個
- ・ブロッコリー
……………………1/2房
- ・マッシュルーム …………………4個
- ・ニンニク …………………………1個
- ・トウガラシ ………………………1本
- ・オリーブオイル …………………大さじ2
- <トマトスープ>
- ・水 …………………………………1000cc
- ・トマト缶
…………………………100g
- ・塩 …………………………………小さじ1
- ・コンソメ顆粒 ……………………大さじ2
- ・胡椒 ………………………………適量
- ・ローリエ
…………………………1枚
- <コラーゲンつみれ>
- ・鶏ひき肉 …………………………250g
- ・鶏軟骨 ……………………………50g
- ・長ネギ ……………………………1本
- ・生姜 ………………………………10g
- ・長芋 ………………………………20g
- ・卵白 ………………………………1個
- ・白味噌 ……………………………大さじ1
- ・塩 …………………………………小さじ1/3
- ・料理酒 ……………………………小さじ1
- ・コンソメ顆粒 ……………………小さじ1
- ・水溶き片栗粉 ……………………大さじ1
- @ <コラーゲンつみれをつくる>鶏軟骨、長ネギ、生姜をみじん切りに、長芋はすりおろす。全ての材料をボウルに入れ、粘りが出るまで良く混ぜ合わせる。冷蔵庫で40〜60分程寝かせる。
- A 中玉トマト、ミニトマトは、お湯に10秒程漬けて冷水で冷まし、薄皮を剥く。ブロッコリーは子房に切り分ける。キャベツは食べやすい大きさに切り分ける。
- B 鍋にオリーブオイル、ニンニク、トウガラシを入れ中火で炒める。香りが出てきたらトマトスープの材料を入れ煮立て、手で丸くしたつみれ(@)を加え、火を通す。途中灰汁を取る。
- C BにAと残りの材料を加え、蓋をして約10分火を通す。途中灰汁を取り完成。
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