春の訪れを感じさせる黄色い花は、まるで菜の花のよう。花だけでなく、葉の形も菜の花に似ています。
[ 答えはこちら ]
毎年この時期になると肌が乾燥し、粉をふいたり痒みを感じたりする人も多いのではないでしょうか?「冬だから仕方ない」と放っておくと、症状が悪化するかもしれません。
私たちの体は全身皮膚で覆われており、一年中さまざまな外的刺激にさらされています。そのため、体から分泌される皮脂と汗が適度に混ざり合った、天然クリームと呼ばれる皮脂膜を作って潤いを保ち、病原菌などの刺激から肌を守っています。しかし、冬になると空気の乾燥により肌の水分量が減ったり、寒さで汗をかく機会が減るため、そのバリア機能が低下してしまいます。したがって、皮脂欠乏性皮膚炎は空気が乾燥する10月頃から3月頃までに最も多く発症し、皮脂量の分泌が減少する中高年や皮脂腺が未発達な幼児、また一般的に女性より男性の方が多いとも言われています。
症状としては、白い粉がふいたような、いわゆる乾燥肌から始まり、足の脛(すね)や太ももの裏側、腹部、腰回りなど下肢に多くみられます。これをこのまま放置すると痒みが強くなり、痒いから掻く▶皮膚に傷がつく▶バリア機能が低下する▶アレルゲンが侵入しやすくなる▶湿疹ができる、という「乾燥スパイラル」を引き起こしてしまいます。
その予防には一にも二にも保湿です。毎晩入浴後5分以内に保湿剤を塗るのが効果的。より保湿力の高いヘパリン類似物質や尿素が配合されている軟膏など、薬局で相談しながら自分の肌に合ったものを選びましょう。
年末になると避けて通れないのが大掃除。毎年ながら気の重い作業です。
それにしても師匠が走るほど(?)あわただしい十二月に日本人はなぜ大掃除をするようになったのかを調べてみました。
現在もお寺などで、十二月十三日に行われている年中行事の「すすはらい」が元で、十三日を「正月事始めの日」といいます。
「事」とは祭り、つまり正月を意味し、お正月の準備を始める日という意味です。
その昔、大掃除は単なる掃除ではなく、一年の感謝と新しい年への幸せを願う神聖な行事でもありました。
今ではお正月の過ごし方も昔とは随分異なりますが、今年一年を振り返り、家族みんなで一生懸命に掃除をすれば心も洗われ、必ずや福の神が我が家にもやって来ると信じて、今年の『大掃除』も頑張りましょう。
朝晩の冷え込みも増し本格的な冬の到来が間近に迫っていることを感じさせるこの季節。毎日の家事を楽しくこなすことで、そこにアンチエイジングの方法が見えてきます。あなたも今日からできることを始めましょう。
スーパーの買い物で3大アンチエイジング食材を選ぼう
家庭で料理をされる方であれば、スーパーでの買い物は得意な方も多いでしょう。そんな皆さんに、アンチエイジング食材を御紹介します。たとえば、野菜売り場では、どのような野菜を多く買いますか?
新しい長寿遺伝子を発見したマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授の御自宅にお邪魔した時、教授自らブロッコリーを大量にフライパンで炒めて御馳走してくれました。ブロッコリーには、ファイトケミカルと言われるアンチエイジングに有効な成分が200種類以上も含まれています。教授もそれを御存じだったからです。
野菜売り場では、ついブロッコリーに目が行ってしまいます。野菜は色が決め手です。新鮮で色の濃い物を選んで食卓に並べてみましょう。
では、鮮魚売り場ではどうでしょうか?野菜同様、色のついた魚と言えば、サケです。サケには体の中で酸化を防いでくれるアスタキサンチンと言う成分が豊富に含まれています。サケの身が赤いのは、このアスタキサンチンのため。しかもその抗酸化力は、β-カロテンと同様に、色素の中でも最強の仲間に入ると言われています。最近では、サケも養殖されるようになりましたが、できるだけ天然のものを選ぶように産地などの表示にも注意をしてみましょう。
そして、肉売り場です。ここでは特に鶏の胸肉をオススメします。鶏の胸肉にはカルノシンと言う成分が含まれていて、筋肉が疲れた時に大量に分泌される乳酸を中和してくれます。また、この時、体の中で発生する活性酸素をも除去してくれるのです。実は、鶏肉だけでなく馬肉にもカルノシンが多い事がわかっています。地域にもよりますが、馬肉を食べる事はそれほど多くないでしょうが、美味しいだけでなく栄養価も高いため、鶏胸肉と共にオススメです。因みに、馬が疲れずに疾駆出来るのはこのカルノシンのお陰と言われているからです。
適度な音量のいい音楽で耳のアンチエイジング
最近では、電車の中や歩きながらでもイヤホンを耳にはめて音楽を聴いている人たちが多くみられます。いつも大音量で音楽を聴いていると、年齢を重ねた時に難聴になってしまう恐れもありますので、フランスでは音量の制限を設けているようです。大音量で長時間音楽を聴いている事は当然耳のアンチエイジングにはよくありません。しかし、音楽には聴く人の心を落ち着かせたり、反対に鼓舞させたり、様々な働きがあることが確かめられています。
音楽と言っても、聴く、演奏する、歌うなどの要素に分かれていますが、ここでは主に聴く事について述べていきます。通勤電車の中などでゆったりとリラックスしたい時には自分が一番リラックスできる音楽を聴く事です。人によってリラックスできる音楽は様々です。クラッシックがいい人もいれば、ジャズのスタンダードがいい人もいるでしょう。童謡や小学唱歌がいいと言う人もいれば、中には演歌がいいと言う人もいるはずです。この曲を聴くとリラックスができて心が落ち着くと言うものを選んで聴く事で心が落ち着いてきます。もちろん適度な音量で。
家事をしている時も音楽を聴きながらすると仕事がはかどると言います。これは、音楽によって集中力が高まるからです。アンチエイジングの為にあなたは毎日の生活習慣にどんな音楽を取り入れますか。
参考/100歳までボケず、元気に生きる101の方法
食べ物の消化という重要な役割を果たす胃。仕組みや具体的な働きについては前号でお話しました。今号では実際に胃のトラブルの原因や、ついつい頼りがちな胃薬について紹介します。
毎日健康的な生活を送っていても、時に胃もたれや胸やけ、食欲がわかないなど胃のトラブルに悩まされることはありませんか?
胃は自律神経と深い関わりのある臓器ですので、ストレスなどで負荷がかかるとトラブルを引き起こしやすくなります
一口に胃のトラブルといっても、症状は様々です。胃の痛みや胸やけ、ゲップなどの症状がある人は胃酸過多になっていることがあります。原因としてはストレスのほか、タバコ、コーヒー、アルコールや香辛料の摂りすぎなどが考えられます。また、食欲がない、胃がもたれる、むかつくなどの症状が気になる場合は胃の機能が低下している可能性があります。
このような胃のトラブルを引き起した時、すぐに薬に頼ることはありませんか。薬は症状を改善するのに有効な手立てですが、やみくもに服用すればいいわけではありません。症状によって胃薬の種類を選ぶことが大切なのです。例えば、朝起きた時から胃がもたれている場合は胃粘膜を守る粘液の分泌を促し、胃の蠕動(ぜんどう)運動を助ける胃運動機能改善(整胃)剤がよいでしょう。また、食後に胃が重くお腹が張る時は消化剤がおすすめです。ストレスにより胃が痛む時は胃酸を中和し、胃粘膜への負担を減らすことができる胃粘膜修復、胃酸分泌抑制剤を選ぶなど、自分の症状に適した胃薬を選びましょう。
ところで、いま注目される菌のひとつにピロリ菌があります。この菌は慢性胃炎をはじめ、胃潰瘍、胃がんなどの原因菌だともいわれています。中高年のピロリ菌の保菌率は50%以上と高いので、何かの機会に検査をしておくと安心ですね。尿素呼気試験法といった二酸化炭素の量を調べるだけでピロリ菌が生息しているかが分かる簡単な検査があります。
胃を健康に保つことは、いくつになっても好きな食事や適量のお酒をおいしくいただけることにつながり、人生をより豊かにしてくれると思います。
- かぶ…2個 かぶの葉…1個分
- 豆乳…1カップ みそ…小さじ1 塩…少々 黒こしょう…適量
A
- 水…1カップ 固形スープの素…1/2個 バター…10g
- 塩…ひとつまみ
- かぶは葉の付け根で切り離し、皮をむき縦半分に切る。葉は1cm長さに切る。
- 鍋にかぶを並べ、Aを加え、蓋をして強火にかける。
- 煮立ったら弱めの中火にし、かぶに竹串がすっと通るまで煮込み火を止め、マッシャーなどを使っておおまかにつぶす。
- 3.に豆乳、みそ、塩を加えて混ぜ、再び弱めの中火にかける。
- かぶの葉を加え、ひと煮立ちさせる。器に盛り、黒こしょうを振る。