「高い丘の上の都市」という意味を持つアテネの黄金時代を象徴する丘。オリンポスの神々を祀った神域で敵の侵入を防ぐ要塞の役割も果たす。
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「痔」=「痛い手術」というのは昔の話。痔は薬を使うことも大切ですが、生活習慣を改善することが何よりの基本です。すなわち、痔を予防する生活は健康維持にもつながります。
「痔」とは、肛門とその周辺の病気の総称で、日本人の3人に1人が悩んでいると言われる身近でポピュラーな病気です。
痔の種類は大きく分けて3つ。おしりの血行が悪くなり、血管の一部がこぶ状になる「痔核(じかく)(いぼ痔)」、固い便や下痢などの際に肛門の皮膚が切れたり裂けたりして傷がつく「裂肛(れっこう)(きれ痔)」、そして、大腸菌などの細菌が入り込むことで肛門のまわりに膿がたまり、膿が外に流れ出るトンネルができてしまった状態になる「痔瘻(じろう)(あな痔)」です。
この中で最も多いタイプが「痔核」で、その原因は、排便の際に強くいきんだり、長時間座りっぱなしでいるなどの肛門への負担です。肛門に負担がかかると、内肛門括約筋と肛門の粘膜の間にある組織がうっ血して血行障害が起こり、その部分が痔核(いぼ痔)となることで発症します。
以前は、「悪い部分はすべてメスで取り除く」というのが外科手術の基本的な考え方で、痔も例外ではありませんでしたが、現在は医学が進歩し、初期段階では保存療法が主流となっています(痔瘻を除く)。
座薬や軟膏などの外用薬での処置を基本とし、症状が進行して外来処置で効果が出なかった場合のみ、最終的に手術を行います。
「痔=手術=痛い」というイメージは昔の話。最近では、「手術はしない、痛くない、恥ずかしくない」という治療法に劇的に変わってきています。自己判断は禁物。異変を感じたら、恥ずかしがらずに早めに受診しましょう。
毎年12月22日頃は、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日、いわゆる冬至です。 日本では、冬至にはかぼちゃを食べてゆず湯に入り、風邪を予防するというのが一般的ですよね。
この冬至、中国では24節気のうち2番目に重要なお祭りとされています。伝統的には農家と漁師が寒い季節に備えて食糧を集める日だったそうで、現在では冬至の日には、家族が集まり冬の到来をお祝いします。人々は真新しい服を着て、おみやげを持って家族を訪ね、夜通し談笑したり、お酒を飲んだりして過ごすそうで…何だか、楽しそうですね。
また、中国では「気は冬至に始まる」と言われ、冬至を境に生命活動が活発になる大切な時期と言われています。
徐々に気温が下がり始めると乾燥による皮膚トラブルも増え始めます。さらにストレスや、生活習慣病も皮膚トラブルの原因となると言われています。そのストレスや生活習慣病で症状が悪化する皮膚疾患の一つに「乾癬(かんせん)」があります。
乾癬とは
からだのいろいろな場所に発症する慢性的な疾患で、人によってその症状は異なり治療法も異なります。
主な症状は、皮膚が赤くなり少し盛り上がった上に、銀白色のかさぶたの様なものが厚く付着し、ポロポロと剥がれ落ちます。このかさぶたを無理に剥がすと、出血する事があります。
乾癬が発症している部位の皮膚は、炎症を起こす細胞が集まって活性化しているため、毛細血管が広がり、赤みやかゆみを起こします。
また、乾癬が発症している部位の皮膚の細胞は、健常者と比べて10倍以上もの速さで代謝を繰り返すため表皮が厚く盛り上がってきます。通常皮膚の代謝サイクルは約45日ですが、乾癬が発症している部位の皮膚の代謝サイクルは4〜5日となります。
かゆみは個人差があり、強く表れる人も、全くかゆみを伴わない人もいます。また、爪の変形や爪に凹凸ができる事もあります。
年齢層は幅広く、幼児から高齢者まで発症が見られます。国内での乾癬患者数は、約10万人以上(1000人に1人以上)と言われています。
「かんせん」という名前から誤解されやすいのですが、他人に感染する事はありません。
乾癬は、原因が解明されていないため完治させるのが難しい疾患です。長期の治療を続ける事で症状が出なくなることもありますが、ストレス、糖尿病、脂質異常症、肥満なども影響していると言われています。
乾癬の種類
乾癬は主に、次の5種類に分けられます。
尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)
尋常性とは「普通の」という意味で、乾癬患者の90%がこのタイプで、100円玉ほどの湿疹がいくつもでき、進行するとそれが繋がり大きな湿疹となります。
膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん)
国の指定する特定疾患とされ、国の公費で治療できます。
カサカサした症状に加え、ジクジクして赤く腫れた部分に白い膿疱ができます。高熱や関節痛を伴い、多くの場合入院治療が必要となります。
関節症性乾癬(かんせつしょうせいかんせん)
皮膚症状に加え関節に痛み、腫れ、変形が見られます。リウマチ反応がない為リウマチとは区別されます。背骨や腰の関節にも症状が出る場合があります。
滴状乾癬(てきじょうかんせん)
風邪をひいた後などに1センチ以下の小さな皮疹が多く発症しますが、症状は軽く早期に治癒する場合が多いようです。
乾癬性紅皮症(かんせんせいこうひしょう)
乾癬症状が皮膚の90%以上に広がり真っ赤になります。皮膚機能が正常に働かなくなるため体温調節ができなくなることもあります。
乾癬の治療
原因がはっきりしていない為、明確な治療方法は無く、ステロイド剤やビタミンD3の塗り薬で症状を抑えるほか、紫外線照射などが行われます。
最近では9-シス型β-カロチンを用いたβ-カロチン療法の効果が期待されています。
2010年より生物学的製剤の皮下注射や点滴が使われるようになり、これらを組み合わせた治療も行われています。
沈黙の臓器≠ニ言われるように、肝臓は障害がかなり進まないと症状が現れません。自覚症状が出てからでは、なかなか元に戻らないため、健康診断で特に注目したい検査項目のひとつです。
大切なことを言い表す言葉として「肝腎(肝心)」という言葉があるように、肝臓と腎臓は体の中でとても重要な役割を担っています。その中で肝臓は、体内の化学工場とも言われ、小腸から送られてくる栄養素を分解・合成して血液中に送り出す、余分な栄養素の貯蔵、アルコールの分解や毒素の解毒作用、胆汁の生産…など本当に多くの機能を担っています。
それらの異常を見つけるためには、血液検査による「肝機能検査」が基本になり、指標とされる酵素やタンパクなどが血液中にどれだけ含まれているかを測定することにより、間接的に肝臓の状態を調べます。
機能が多いため調べる検査項目もたくさんありますが、一般に健康診断で調べているのが、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP(γ-GT)、ALP、総ビリルビンや血清総たんぱくなどです。
肝臓異常=アルコールの過剰摂取というイメージが強く、特にγ-GTPは、お酒の飲み過ぎによるアルコール性肝障害で高値になることが知られていますが、γ-GTPは肝細胞の破壊によって上昇することも多く、お酒を飲まない人の脂肪肝でも高値になることがあるので要注意です。
また、ASTとALTは、肝機能の指標として最も一般的なもので、肝臓の病気の発見だけでなく、肝臓病の患者さんの病状をみる指標としても広く用いられています。ASTとALTはもともと肝臓の細胞の中にある酵素で、これが何らかの障害が起こって大量に血液中に流れ出ると数値が上昇します。両方の検査値が高く、特にALTが高い場合は、肝炎などの肝臓の病気が疑われます。ASTだけが高い場合は、心筋梗塞や筋炎など筋肉の病気が疑われます。いずれにおいても、AST、ALTの上昇が見つかったら、肝炎や肝硬変、肝がんなどの可能性を考え、肝炎ウイルス検査をはじめ、さらなる検査で必ず原因を確認しましょう。
畑の肉と言われるほど栄養価の高い大豆。その大豆の栄養はそのままに、胃に優しく吸収率をアップさせた豆乳は健康効果も高いので積極的にとりたい食品です。
特に肥満を予防し、動脈硬化の予防に役立つと言われています。太りにくい体質をつくるには、良質のタンパク質を摂取することが不可欠ですが、大豆タンパクは動物性食品よりも低カロリーでダイエット効果も高く、さらに、豆乳に含まれるオメガ3には、コレステロールを下げ、動脈硬化、高血圧・高脂血症予防等にも効果があります。
- ジャガイモ…………………………………………2個
- 小カブ………………………………………………2玉
- にんじん……………………………………………1/2本
- ブロッコリー………………………………………1/2房
- ソーセージ…………………………………………2本
- <豆乳スープ>
- 豆乳………………………………500cc
- 水…………………………………500cc
- 白ワイン…………………………100cc
- 白みそ……………………………大さじ1
- 顆粒コンソメ……………………大さじ1
- 塩…………………………………少々
- 胡椒………………………………少々
- ジャガイモの皮をピーラーで剥き、耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをし、電子レンジ(600w)で約4分30秒加熱する。ブロッコリーは子房に分け電子レンジ(600w)で約1分加熱しておく。
- 小カブの皮を剥き、耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをし、電子レンジ(600w)約2分30秒加熱する。にんじんを厚さ1cmの輪切りにして、星型の型抜きで抜く。
- 鍋に水、白ワイン、顆粒コンソメを入れて沸かし、コンソメスープを作る。加熱したジャガイモ、小カブ、にんじんとソーセージをスープの中に入れ弱火で約10分煮込む。
- 豆乳を加え、白みそ、塩、胡椒で味を整える。最後にブロッコリーを加え一煮立ちさせ、皿に盛りつけて完成!
世界トップレベルを誇る
「イスラエルの医療技術」
イスラエルは、医学とその周辺分野、ならびに生物工学の分野で極めて進んだ研究開発基盤を持ち、広範囲な研究に取り組んでいます。
研究開発はイスラエル国立ワイツマン基礎科学研究所などの各種国立研究機関を始め、4つの大学医学部、医薬、生物工学、食品加工、医療機器の各メーカーが有する研究開発部門で、活発に行われています。
イスラエルの医療水準が高いことや、医療研究機関のレベルが高いことは世界中でよく知られており、先進諸国の医学・科学分野の研究諸機関との相互交流も盛んで、医学上のさまざまな議題の国際会議がイスラエルで頻繁に開催されています。
現在、世界的に医療技術の発展は目覚ましいものがあり、診断と治療過程において先進医療技術の導入は今や不可欠なものとなりました。
イスラエルでは、数々の先進医療技術開発を国の医療研究機関と医療機器メーカー側との綿密な協力体制により、推進してきました。その結果、軍事技術の民間転用などにより特殊な医療機器がめざましい発展を遂げることとなりました。
イスラエルが世界をリードしている医療機器として、例えばCTスキャンやカプセル型内視鏡などの最新機器は、精密かつ正確な診断や、危機的な状況下での効果的な治療には欠かせないものとなっており、イスラエルはこれらを世界各地に輸出しています。
その他にもこれまでにイスラエルで開発された機器として医療用レーザー、コンピューター制御のモニターシステム、ペースメーカー、そのほか生命維持や苦痛軽減装置などさまざまな医療エレクトロニクス機器が開発されました。
これらの先進医療機器開発は今日イスラエルが最も得意とする分野となっています。
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クエン酸は梅干や黒酢、レモン・オレンジなどの柑橘類に多く含まれる、酸っぱいと感じる食べ物の主成分です。水によく溶け、加熱しても壊れない性質があるため、お菓子や料理などの隠し味にもよく使用されています。
クエン酸は私たちの腸内にも存在する有機酸で、エネルギーをつくり出すための中心的な役割を担っています。
主な働きとして即効性が実感できるのが食欲の増進です。クエン酸が豊富に含まれているレモンや梅干を食べると酸っぱさで唾液が過剰に分泌されます。すると胃液が出て、胃が活発に働くようになり食欲がアップします。食欲不振に陥りやすい夏場に梅干がいいと言われるのはこのためです。
さらに、疲労回復、尿酸値の減少、尿路結石の予防、肝臓の機能改善、ミネラルの吸収促進など様々な健康効果があります。
特に最近注目されているのが、体内に溜まった有害物質や老廃物を排出するデトックス効果です。体内に余分なものが蓄積すると、疲れや肥満、肌荒れなど、様々なダメージを及ぼしますが、クエン酸はそんな体内の有害物質を包み込み、吸収・排除を促す作用を持っています。そのため、ダイエットや美肌、老化防止、むくみや生活習慣病の予防に効果があるとされ、私たちの健康維持には欠かせない成分です。
クエン酸の1日の摂取量の目安は2g〜5gと言われています。スポーツをする人や疲労感がある人は多めに摂取しましょう。また、クエン酸は時間が経つと体外に排出されてしまうので、こまめに分けて摂取するのがいいでしょう。
ビタミンB群やミネラル、糖質などと一緒に摂取することで、クエン酸の働きがより効果的になります。
クエン酸は体への効果だけでなく、私たちの暮らしも助けてくれます。その一つが洗浄効果です。たとえば、シンクの水あか汚れやお風呂の水あか汚れ、衣類の黄ばみ、トイレの消臭などにクエン酸を使うと驚くほどキレイになります。もともと食品などに含まれている自然由来の成分ですので、小さな子どものいる家庭でも安心して利用することができます。