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健康の輪デジタル新聞

2023年9月号

この花が「県花」の都道府県はどこでしょう? この花が「県花」の都道府県はどこでしょう?

東北地方の中心で歴史にまつわるスポットや日本三景の一つ松島などの観光地をはじめ、牛タンや笹かまぼこ、ずんだ餅などのグルメも人気です。
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声は見た目と同じくらいその人の印象を左右する大きな要素。年齢と共に落ち着きのある声になるのは自然なことですが、かすれたり弱々しくなる「老け声」になるのは避けたいもの。いつまでも若々しい声を維持するための生活習慣を提案します。

 久しぶりに会話をした知人から「声が低くなった」といわれたり、自身で「声がかすれる」「長話をすると疲れる」などと感じることはありませんか?
 実は「声」も体と同じように、年齢とともに変化していきます。個人差はありますが、成人してからも「2度目の声変わり」があるといわれており、一般的に女性は低く、男性は少し高めになる傾向があると報告されています。
 声は、喉仏の後ろにある「声帯」を肺から送り出された息で振動させることで発せられます。喉には約10種類以上の筋肉があり、これが足腰の筋肉同様、加齢とともに衰えていくと、声がかすれたり、トーンが低くなり、いわゆる「老け声」になるというわけです。
 ハリやツヤのある声は若々しく魅力的に感じる一方、「老け声」はどうしても実年齢より老けた印象を与えてしまうので、第一印象をよくするためにも、喉のケアは大切です。
 それ以上に問題なのは、喉には「物を食べる」「呼吸する」などの役割があり、筋肉が衰えると「嚥下障害」にもつながってしまうことです。上手く物が飲み込めなくなると、誤嚥や窒息にもつながりかねないので、声がかすれるなどの症状が出たら、一度耳鼻咽喉科に相談してみましょう。
 こうした危険を回避するためにも、また、声の印象をよくするためにも、若々しい声を維持することが大切です。そのためには、話す・歌うなど適度に喉を使う、姿勢よく腹式呼吸を心がける、こまめに水分をとって保湿する、喉にやさしい食事を心がけるなどが大切です。
 ここ数年は、マスクをつける習慣が長く続いたことで、年齢に関係なく「老け声」リスクが高まっているので、自身の声により意識してみるようにしましょう。

 9月を代表する花の一つ「ヒガンバナ」。漢字では「彼岸花」と書かれるように、ちょうど秋の彼岸の時期に、田舎道やお墓の供花などでよく見かけます。
 ヒガンバナは、中国を原産とする多年草で、球根に「リコリン」という有毒性の物質を持っています。
 昔、土葬が主流だった日本では、モグラなどの動物からお墓を守るために多く墓地に植えられ、また、畑の作物を守るためにあぜ道にも植えられていました。
 その名残が秋の田舎道の風情や供花として今も残っているんですね。
 日本ではやや不吉なイメージがあるヒガンバナですが、海外ではその個性的なフォルムと艶やかな美しさが人気です。
 また、色は赤のイメージが強いですが、白や黄色もあるそうです。

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健康長寿をめざして

ネバネバ食品といえば、オクラ、納豆、海藻類など、いろいろな食品が思い浮かびます。どれも健康に良い、お腹に良い、免疫に良いといったプラスのイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。ネバネバの成分は、主に水溶性食物繊維、多糖類、糖たんぱく質などと呼ばれ、健康維持のために取り入れたい成分の一つとして考えられています。

ネバネバ成分の働き

 ネバネバ成分は、いくつかの種類があり、消化吸収を助ける、腸内の善玉菌を増やす、胃腸の粘膜を保護する、アルコールの吸収を穏やかにする、便の水分を増やし柔らかくする、食塩のナトリウムと結合し排泄する、ブドウ糖の吸収を穏やかにする、肝機能や腎機能を助ける、免疫を調整するなどの様々な働きが知られています。
 暑さなどで体力が低下したり疲労がたまった体を回復することを助ける食品としてもお勧めです。
 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に変更となりましたが、世の中からウイルス自体が消えたわけではありませんし、これからも食生活を基本とした日々の健康管理が大切であることに変わりはありません。

栄養豊富なネバネバ食品

 ネバネバ食品には、多くの種類があり、それぞれを併せて食べることもお勧めです。のど越しが良いのでサラッと食べやすい食品です。
 例えば、オクラにはムチンやペクチンというネバネバ成分が多く含まれています。これらには整腸作用があり、便秘の改善が期待できます。また、ペクチンはコレステロールの吸収を抑えたり、血中のコレステロール濃度を低下させたりする働きが期待されます。
 カロチンやビタミンB1、B2、葉酸などのビタミン類やカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル類も豊富です。免疫力を高めてくれる野菜ともいわれています。
 また、モロヘイヤのネバネバ成分は主にムチンと呼ばれる多糖類です。肉や魚などのたんぱく質を分解する酵素が多いので、焼き肉や刺身など色々な料理と併せて食べると消化を助けます。ムチンは熱に弱いので加熱は短くして調理するのがお勧めです。
 モロヘイヤのベータカロチンの量は、緑黄色野菜の中でもトップクラスで、ビタミンC、E、B群やカルシウムも豊富に含まれます。
 もう一つのネバネバ成分マンナンは胃の粘膜を保護し、血糖値の上昇を和らげたり血圧の上昇を和らげたりすることも期待されます。
 山芋のネバネバ成分もムチンやマンナンなどの糖たんぱく質が多く含まれます。
 さらに消化酵素が多く、お米などデンプンの消化を助けますので、胃腸が疲れた時や、血糖値が気になる時にもお勧めです。
 海藻などに含まれるネバネバ成分は、フコイダンやアルギン酸などの多糖類が多く含まれています。胃腸の粘膜を保護したり、腸の働きを整えたりすることも期待されます。また、免疫の働きを助けるという報告もいくつかあるため、体力維持や健康維持のためにも普段から食べておきたい食品です。

微細藻類クロレラの多糖類

 藻の仲間で昔からよく知られている微細藻類クロレラにも多糖類が多く含まれています。
 クロレラは細胞壁が硬く、消化が良くないことから、現在は多糖類を抽出し消化吸収をスムーズにしているサプリメントなどもありますので効率よくネバネバ成分を摂取することができます。
 クロレラの多糖類は、免疫細胞の働きを調整したり、抗体を作るのを助けてくれたりすることも知られています。
 ネバネバ成分を多く含む食品は、昔から健康に良い食品として親しまれてきました。
 暑さで体力を落としがちなこの時期こそ食事にしっかりと取り入れて、家族で健康意識を高めましょう。

読めたら自慢できる!難読漢字

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健康講座&料理
キニナル昔ながらの手当て

猛暑・残暑による疲労、冷房などによる「冷え性」に悩む人が多くなる季節。室内外の気温差や冷たい飲料の飲み過ぎなどによる不調を、身近にある食材を使った、昔ながらの知恵で乗り切りましょう。

 昔から、様々な不調を整える知恵袋の代表的な飲み物として活用されてきた「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」。梅干しに含まれるクエン酸は、疲労の元となる乳酸を効率よく燃焼させてエネルギーに変える働きがあり、疲労回復に効果的です。
 また、血液の酸化を抑えて血流をサラサラにしてくれる効果があり、その血液が体中を巡ることで冷え性が改善されるといわれています。
 その他、梅干しには有機酸が含まれており、それが胃腸を刺激してぜん動運動を促すことで便秘を解消し、腸内環境を整えます。そして、腸内環境が整うことで免疫力も高めてくれます。

 作り方は、種を取り除いきペースト状にした梅干し(1個)に生姜の搾り汁(2〜3滴)、醤油(小さじ1程度)をよく混ぜ合わせ、沸騰した番茶(1カップ)を注ぐだけ。
 飲むタイミングは朝一番や空腹の時、また疲れを感じている時や体の冷えを感じる時に飲むのがおすすめです。熱いうちに飲み干しましょう。
 もう一つ、体を温める食材として有名なのが「生姜」。生姜には400種類以上の成分が含まれており、その効果効能も多岐にわたっています。中でも、冷えに効果的なのが、「ジンゲロール」と「ショウガオール」。ジンゲロールは、冷えで細くなってしまった毛細血管を広げ、体の隅々にまで血液を運ぶことで末端を温め、ショウガオールは体内の燃焼効果を高め(加熱することでより効果を発揮)、体の芯から温めてくれます。
 そんな生姜を効率よく摂取する方法が「生姜湯」です。
 生姜湯は、熱湯(150〜200ml)にすりおろした生姜(小さじ1)、はちみつ(大さじ1)をよく混ぜるだけのお手軽&簡単。
 その他、ジンジベインという酵素が、胃腸の負担を軽減してくれるため食欲増進効果もあり、体力・疲労回復にもつながります。


 実りの秋、食欲の秋、きのこの美味しい季節です。きのこはカロリーが少なく、栄養価が高いイメージがありますが、特に現代人に不足しがちなミネラルやビタミン、食物繊維を多く含んでいますので、様々な料理に取り入れたい食材です。
 きのこの魅力といえば、豊かな風味。その魅力を損なわないために、保存にはひと手間かけましょう。買ってきた時の包装から出し、優しくキッチンペーパーで包み、ポリ袋などの保存袋に入れて野菜室で保存します。きのこは水分に弱いので湿気を遠ざけ、食べる時も洗わず汚れは湿らせたぺーパーで拭き取りましょう。

材料
  • ・鶏ささみ …………………………2枚
  • ・椎茸 ………………………………6枚
  • ・エリンギ …………………………1袋(約100g)
  • ・シメジ ……………………………1袋(約100g)
  • ・エノキ ……………………………1袋(約100g)
  • ・ごま ………………………………適量
  • <煮汁の材料>
  • ・だし汁 ……………………………200cc
  • ・醤油 ………………………………大さじ6
  • ・みりん ……………………………大さじ6
  • ・料理酒 ……………………………大さじ2
  • ・砂糖 ………………………………小さじ1
作り方
  • [下準備]
  • @ 椎茸の汚れを拭き取り、石づきを切り落とす。軸はたてに切り裂き、笠の部分は薄切りにする。
  • A エリンギは薄切りにする。
  • B シメジとエノキは石づきを切り落とし、小房に分ける。

  • @ 鍋に煮汁の材料を入れ中火にかけ、ささみを入れ3〜4分火を通す。
  • A ささみを取り出しほぐす。椎茸、エリンギ、シメジ、エノキを加える。
  • B きのこがしんなりしてきたら、ほぐしたささみを入れ、煮汁がほとんど無くなるまで煮詰める。
  • C お皿に盛りつけ、ごまを振りかける。
今月のクイズの答え

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魅惑の国 イスラエルを知る

イスラエルの風土・文化 A

 イスラエル国の総面積は22,072平方km(日本の四国ほどの広さに相当)あります。国土の長さは縦に470kmほどありますが、幅は一番広いところでも135kmしかなく、南北に細長い形をしています。そのため、国内の移動にかかる所要時間は、横断するには西の地中海から東の死海まで車で90分ほどであり、イスラエルの北に位置するレバノンとの国境の町メトゥーラから最南端の町エイラット(微細藻類ドナリエラ・バーダウィルを生産するNBT日健総本社ドナリエラ純粋管理培養工場が所在)への縦断は車で約6時間かかります。
 イスラエルは地理学的に4つの地帯に分けられます。そのうち3つは国土と同じように北から南に長く伸びる地帯で、残る1つは国の南半分に当たる広大な乾燥した地帯(砂漠)です。 そして、地中海に沿って湾岸平野が伸びており、海岸沿いは砂浜ですが、内陸40kmの地点まで肥沃な農地が広がっています。また、平野部に国民の大半が住んでおり、工業施設の大半も平野部に位置しています。
 イスラエルには国の成り立ちから多様な文化や伝統、習慣が混在しています。人種も1948年の建国から70年余りで、ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中東、アフリカなどから移り住んだ人々と、もとから住むアラブ人とで構成されている特殊な国です。
 イスラエルの文化はユダヤ人の宗教に由来していますが、 イスラエルはユダヤ文化の起源であり、イスラエルの文化や習慣、伝統を理解するためにはユダヤ人社会を理解することが不可欠です。こうした多様性の尊重が教育環境のベースにあり、自分の考えを持ち、それを表現することに重点を置いて人材を育成しています。
 また、イスラエルには、世界的に名だたるグローバル企業が進出して研究・開発拠点を開設しており、特に地中海側の都市ハイファからエルサレムにかけてはAI(人工知能)などの新興企業が多数集積し、アメリカのシリコンバレーにちなんで「第2のシリコンバレー」と呼ばれるなど、世界のハイテク産業をリードする存在です。
 世界が注目するイスラエル。現代社会においてその存在感と影響力は益々大きなものとなっています。

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What's栄養成分?体内バランスを整えよう

 食品のラベルなどに記載が義務付けられている栄養成分表示には、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物の次に、食塩相当量があります。食品表示法が施行される前まではナトリウムの量が示されていました。健康にも重要な関わりを持つナトリウムですが量だけをそのまま表示してもどの程度の塩分なのか理解がはかどりません。ナトリウム量をイメージしやすいように食塩(塩化ナトリウム)だとどのくらいに相当するか表したものが「食塩相当量」です。ミリグラム表示のナトリウム量をグラム表示の食塩相当量に換算するには、ナトリウム量を2・54倍して1000で割ると出ます。この計算式はナトリウム1グラムが食塩2・54グラムに相当するからです。塩化ナトリウムが一切含まれず、ナトリウムだけが含まれている食品であれば「食塩相当量」がどんなに多くても「塩分(食塩)」はゼロです。これが食塩相当量と塩分の違いです。
 食塩は生命の維持に欠かせないナトリウムと塩素からできています。ナトリウムは、体内の水分量をいつも適切な状態に調節したり、脳からの神経伝達や筋肉を正常に動かすために働く重要な役割をします。一方、塩素は胃液(胃酸)や胆汁などの成分になり、殺菌作用もあります。
 人体は食べ物からできており、中でも食塩は食べ物と大きく関わり、体内でも多くの役割や機能を果たしているにもかかわらず体内で作り出せないので、生きるためには食品から取ることが必須です。しかし、食塩の過剰摂取が続くと、体は細胞外体液の濃さを保つためにナトリウムを排出しようとするため、血液内で大量の体液交換が行われて血圧の高い状態が続き、病気になります。
 ナトリウムが過剰になると、神経伝達と筋肉の働きに支障をきたすことがあり、心筋に支障が出ると、不整脈が起こり、ほかの心疾患を引き起こすことがあります。逆に、不足した場合、塩分濃度を正常に戻そうとして水分を体外に出すので血液が濃縮して血流量が少なくなり、血圧低下や循環不全が起こって死に至る危険性があります。最近では、減塩による弊害を問題視する報告も増えています。何ごともバランスが大切です。

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