日本最北端の都道府県。面積は日本国土の約2割を占めています。「都道府県の魅力度ランキング」に14年連続の1位に選ばれています。
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熱中症予防のために、たくさん水分を取ることは大切ですが、水分なら何でもよいわけではありません。糖分を多く含む清涼飲料水を多量に飲むことで、違う病気を引き起こす危険性があるので要注意です。
※糖分とは甘いものを一般的に指す言葉で、糖質とは異なります。
夏場の熱中症対策として重要なポイントとなる水分摂取。以前と比べて、こまめに水分補給することを意識づける人も増えてきました。しかし、今、その水分補給のための飲料の選び方次第では深刻な病気になってしまう「ペットボトル症候群」という問題が浮上してきています。
このペットボトル症候群とは、糖分の入った清涼飲料水やスポーツドリンクなどを連日大量に飲み続けることによって体に様々な支障をきたす、いわば急性の糖尿病のことをいいます。
症状は、著しい喉の渇き、多尿(尿量が多い)、倦怠感(体がだるい)、腹痛、嘔気などで、ひどくなると意識が低下し、昏睡状態に陥ることもあります。糖尿病と診断されていなくても突然発症することもあります。
清涼飲料水を飲む▼血糖値が上昇する▼そのため喉が渇く▼さらに清涼飲料水を飲む▼高血糖になる…という悪循環によって引き起こされます。
一般的に、暑い時の水分補給に適しているといわれるスポーツドリンクですが、実は500mlで25g、角砂糖にすると8〜12個分の糖分を含んでいます。成人が1日に摂取する適正糖分は20〜40gとされているので、1日に2本飲んだら、それだけで過剰摂取になります。
このように普段何気なく飲んでいる清涼飲料水には意外と糖分が多いことをまずは認識することが大切です。甘い飲み物はあくまでも味を楽しむための嗜好品であり、水分補給には向いていません。また、コーヒーや紅茶などのカフェインが含まれる飲料も利尿作用があるため水分補給にはあまり適していません。
購入時には必ず成分表示を確認し、糖分控えめの飲料やミネラルウォーターを選択して、体に厳しい夏を元気に乗り切りましょう。
「プーン」と耳元で羽音をたて、人の血を吸うために飛び回る蚊……。想像しただけでも痒くなってきそうですよね。
しかし、実は蚊の主食は血ではありません。普段は、蝶やハチと同じように花の蜜や草の汁を吸って生活しています。血を吸うのは、産卵に必要なタンパク質を必要とするメスのみ。オスはまったく吸血しません。
つまり、メスは子孫を残すために命がけで血を吸いにきているわけです。そう聞くと、手に止まった蚊をぺチッと潰すのは忍びない気持ちになりますよね。
そんな時は、止まっている蚊を手のひらで軽く空洞を作って空気で押しつぶすことで蚊を気絶させる方法がおすすめ。
その隙につまみ出せば、殺生することなく逃がすことができますよ。
雨が降る前になると、頭が痛くなるという経験のある方をよく耳にします。頭痛以外にも肩の痛み、気持ちの落ち込み、めまいなど様々な体の不調を感じることもあるようです。これは、天候や気圧の変化に影響されて起こる「天気痛」かもしれません。今、天気痛に悩まされている人が増えているようです。
天気痛の様々な症状
梅雨に関する調査では、約7割以上の人が、「梅雨は好きじゃない」と答えているようで、その理由としては、洗濯物が乾かない、食品が傷みやすい、外出が面倒になるなどが挙げられていますが、その他で多いのが体調を崩す、頭痛がするなどの健康上の理由が見られます。
天気痛には、古傷の痛みや、関節リウマチや喘息などの症状も含まれており、特に天気痛になりやすい人の体質として、雨が降る前に雨が降ることが分かる、新幹線や飛行機に乗った時に耳が痛くなる、乗り物に酔いやすい、耳抜きが苦手、天候により気分が左右される、肩がよく凝る、などを感じる人は、天気痛を持っているかもしれません。
天気の変化により、気圧も変化するのですが、我々はその気圧の変化を耳の奥の内耳で感知すると考えられています。
内耳が気圧の変化を感じ取ると、脳内ホルモンのバランスが崩れ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、交感神経が働き過ぎることで痛みの神経を刺激するため、昔の傷がうずくなどの痛みがあらわれます。反対に、副交感神経が刺激され過ぎると、倦怠感や気分の落ち込み、憂鬱感などがあらわれます。
天気痛のある人は、特にこの内耳が敏感で、気圧の変化を感じ取りやすい状態といえます。
また、ホルモンバランスと関係することから、更年期の時期には、特に注意したいところです。
女性に多い天気痛
天気痛で病院や診療所を訪れる患者さんも多くいらっしゃるようで、そのうち約6割〜7割の方が女性のようです。
中でも、更年期の時期に症状が多くあらわれる人が多いようです。これは、ホルモンバランスの変化により自律神経のバランスも崩れやすいことや、女性の社会進出により、環境の変化などでストレスを感じやすかったり、自然環境に対する感受性が男性よりも高かったりすることも関係が深いようなので、日ごろからの予防や対策が重要にもなります。
天気痛の予防と対策
天気痛は、自律神経のバランスと深く関わるので、予防や対策のためには、日ごろから規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。
雨の多い時期には、特にしっかりした睡眠と体質を整える食事には気を配りたいところです。
最近では、夜眠る直前までテレビやスマートフォンを観たりしていることも増えましたが、よりよい睡眠のためには、眠る1時間前には液晶画面を見るのは控えましょう。
また、1日3食しっかり食べて体のリズムを整えることも大切です。
頭痛には、耳の近くにある血管が拡張して三叉神経を圧迫するものもあるため、コーヒーや紅茶などカフェインの入った飲み物などは、血管収縮に働き痛みを和らげます。
また、ビタミンB群が豊富な豚肉やウナギは、自律神経を整えることを助けます。
亜鉛、マグネシウム、鉄などのミネラルは、貧血予防や、ストレス緩和のため、毎日の摂取を心がけ、天気痛の予防と対策に心がけましょう。
また、耳周りの血流が悪くなると内耳がむくみ過敏になるため、耳の周りを温めるなど血流を促すことも一つの対策になります。
厳しい暑さと湿度の高い屋外と、エアコンが効いた屋内との気温差に体調を崩したり、冷たいものを取り過ぎて食欲不振や胃腸疲労など、夏は様々なトラブルが起こりがちです。
栄養価の高さから“飲む点滴”ともいわれている「甘酒」。現在では、初詣やひな祭りなどの寒い季節に飲まれることが多いですが、江戸時代には夏バテを予防する飲み物として重宝されていました。甘酒にはブドウ糖やビタミン類がたっぷり含まれているので、エネルギー源の補給や疲労回復の効果があります。
冷たいものをついつい飲み過ぎて胃腸の動きが弱くなってしまった時には、温かな甘酒をじんわり流し込むことによって、胃腸の冷えがとれ、動きが正常化していくでしょう。
酒粕を購入して、自分好みのテイストに仕上げるのも良いですが、今はスーパーで手軽にいろんな甘酒が入手できますので、いろいろ試して、好きな甘酒を探してみるのも良いですね。
また、昔ながらの「麦こがし」も夏バテにはおすすめです。麦こがしとは、炒った大麦をひいた粉のことで、別名「はったい粉」とも呼ばれています。独特の香ばしさとほのかな甘みが持ち味で、これをお湯とお砂糖などで練れば、手軽なおやつになり、クッキー生地として用いることもできます。
大麦は、食物繊維がたっぷり含まれており、疲労回復に欠かせない栄養素「ナイアシン」が豊富に含まれているので、夏の暑さで弱った胃腸と体を元気にしてくれる効果があります。
麦こがしの食べ方(1人分)…@麦こがし(20g)を湯呑みやマグカップに入れる。 A@に熱湯(50ml)を少しずつ注ぎ入れる。 B好みではちみつや黒砂糖、塩少々を入れる。
麦こがし(はったい粉)が身近なスーパーで手に入らない場合、健康食品や製菓材料を扱うお店を探すと大体見つけることができるでしょう。
予防としても対処法としてもどちらにも活用できる先人の知恵を、毎日の生活に上手に取り入れていきたいですね。
食感が楽しい野菜たっぷりの冷やし中華は温泉卵が歯ごたえのある野菜とよくあい、タレの味をまろやかにしてくれます。
ここ数年、栄養価の高さ、使い勝手の良さ、再収穫の楽しさで人気の「豆苗」は、栄養価が高く、骨の形成を助けるビタミンKをはじめ、活性酸素を除去し、健康や美容効果が期待されるビタミンA・ビタミンCが大変豊富です。また、豆苗は「えんどう豆」の若い芽と茎を食べる緑黄色野菜ですが、葉物に含まれる栄養素(β-カロチン・ビタミンCなど)と豆類に多い栄養素(タンパク質・ビタミンB群など)の両方が含まれるのでとてもバランスの良い野菜といえます。
- ・豆苗 ……………………………………1袋
- ・きゅうり ………………………………1本
- ・みょうが ………………………………1本
- ・ミニトマト ……………………………3個
- ・ブロッコリー …………………………1/6房
- ・ミックスベジタブル(冷凍) ………60g
- ・中華麺 …………………………………3玉
- ・温泉卵 …………………………………3個
- <たれ>
- ・ポン酢 …………………………………150cc
- ・醤油 ……………………………………大さじ1
- ・ハチミツ ………………………………小さじ1
- ・オリーブオイル ………………………小さじ1
- ・ごま油 …………………………………小さじ1
- [下準備]
- @ たれの材料を良く混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やす。
- A きゅうり、みょうがは細切り、トマトはスライスに切る。
- B 豆苗は根元を切り落とし、ザルに入れ冷水で軽く洗い水気を切る。
- C ミックスベジタブル・ブロッコリーを茹で、ザルに入れて粗熱を取る。
- D 鍋に熱湯を沸かし、麺を入れ、再び沸騰したら差し水をし、少し柔らかめに茹で、冷水でしめる。
- E Dにミックスベジタブル・ブロッコリーを加え混ぜ合わせ、冷やした器に盛り、ABの野菜と温泉卵を乗せ、@のたれをかけて完成!(紅ショウガやらっきょう、カラシやマヨネーズ、七味などお好みで添えてください。)
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鍵山秀三郎さん(自動車用品販売店イエローハットの創業者)が創業以来続けている「掃除」運動が国内外に広がりました。鍵山さんはNPO法人「日本を美しくする会」(「日本を美しくする会・掃除に学ぶ会」)の創唱者です。
この度「日本を美しくする会・掃除に学ぶ会」が創立30周年を迎えた節目を記念し「掃除道記念誌」が発刊されました。
この書籍の紹介者である豊田詔子さん(クロスタニン筑豊センター代表)は鍵山さんの哲学に共感・共鳴され、ハンディを背負った身でありながら自ら掃除を実践し、社会貢献と自己成長につなげられています。掃除を通じて生活を見直し、望ましい社会規範と、ひいては健全な社会を取りもどすことを目指されています。
国内はもとよりアメリカ、ブラジル、台湾等多くの掃除実践賛同者から記念誌発刊にあたり288名もの方々から寄稿文が寄せられており、豊田さんもその一人です。
クロスタニン特約店
クロスタニン筑豊センター
豊田詔子さん
掃除に取り組むことによる目覚ましい成果は世界規模で数多く報告され、最大年間のべ10万人の人々が参加する一大社会運動となりました。
現在の混迷の時代を切り拓き、本来の社会規範を回復し、社会と人々の心の荒みをなくし健全な世の中を取り戻す社会基盤の一翼を担っていく導きの書となればとご紹介させていただきます。
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子宮頚部異形成といわれる病気があります。子宮頚部異形成は、子宮頸がんの前段階(前がん病変)で、子宮頚部上皮内腫瘍とも呼ばれます。近年わが国において、子宮頸がんや子宮頚部異形成は、20〜30歳代の女性に急速に増加しています。
子宮頚部異形成は自覚症状を示さないことが多く、子宮頸がん検診(細胞診)を契機に発見されることが多い病気です。つまり、子宮頸がん検診を受けなければ見つからない病気ともいえます。原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染であることが知られています。
岐阜大学医学部の研究によると、ドナリエラ・バーダウィルのマルチカロチノイドに多く含有する天然物特有の9シス型β-カロチンが化学合成されたβ-カロチン(オールトランス型)と比べ有意に子宮頚部の異形細胞の成長を抑制することを報告しています。この研究では9シス型β-カロチンを摂取することで、熱ショックタンパク質HSP70が誘導され、アポトーシス(細胞死)を通して異形細胞から、がん細胞へ変化すること(がん化)を抑制すると考察しています。
難治性の皮膚病に乾癬があります。この病気は全身の皮膚にカサカサとした皮疹が現れる病気で、日本には約40〜50万人の患者さんがいるとされ、白人の10分の1ともいわれていますが、近年増加傾向にあります。一般的には20歳代〜40歳代に発症することが多く、高齢での発症も稀ではありません。重要なことは、乾癬という病気は一度発症すると、たとえ治ったように見える時期があったとしても完治するのは極めて困難で、長期にわたって悪化と軽快を繰り返す慢性の病気だということです。さらに、皮膚だけでなく、爪や関節に症状が出る場合があり、現在の医療では一度変形してしまった関節を元に戻すことはできません。
イスラエル国立テルハショメルシバ病院では、ドナリエラ・バーダウィル粉末を経口投与するランダム化比較臨床試験で、ドナリエラ・バーダウィルが乾癬の患者の症状改善に有効であることを確認し、乾癬治療の医薬品特許を取得しました。(特許第5868867号)