「わんこそば」「花巻温泉郷」でも知られる東北地方の県。奥州藤原氏ゆかりの寺「中尊寺」は、平安美術の宝庫といわれ、世界遺産にも指定されています。
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「食べる楽しみを支える」「危険を察知する」など、QOLの維持に欠かせない役割を持つ嗅覚。視力や聴力に比べて疎かにされがちですが、健康的で豊かな生活を送っていくためににおい≠ヘとても重要です。
加齢とともに視力や聴力が衰えていく、というのはよく耳にする話ですが、嗅覚も加齢とともに低下していくことをご存知ですか?
慢性的な副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、ウイルス感染、生活習慣病なども嗅覚低下の要因の一つですが、加齢による嗅覚低下が最大のリスクファクターであり、男性では60代から、女性では70代から低下が目立つようになるといわれています。
においは食べ物の風味や美味しさを感じとるために欠かせない情報の一つです。また、異臭を感じて危険を察知する機能としても重要であり、つまり、嗅覚はQOL(生活の質)を維持していくために欠かせない機能なのです。
嗅覚が衰えると、どんな不都合が起こるでしょう?例えば、食品の腐敗臭に気づかないため、そのまま食べてしまい食中毒になる、味がわかりづらくなるため、味付けが濃くなって塩分や糖分過多になる、また、ガス漏れに気づかずガス中毒になる、煙を感知できないため、鍋などを焦がしたりしてしまっても気づかず火災につながる、など様々な支障が生じます。
こうした事態を回避するためには、まずはアレルギーや持病がある方は適切な治療を受けること。そして、それ以上に、「年齢を増すごとににおいを感じにくくなる」という事実を、本人だけでなく家族やまわりの人間もしっかり理解しておくことが大切です。
残念ながら、加齢による嗅覚低下に対する有効な治療法はないので、もし症状が出始めていたら、食品の賞味期限を厳守する、ガス漏れセンサーを取り付ける、電磁調理器を使用するなど普段の生活から危険を排除する工夫が必要です。
また、近年では、運動不足との関係も指摘されているので、適度な運動を習慣づけるのも良いでしょう。

万が一の事故に対して備えることができる保険制度。生命保険や損害保険などは一般的ですが、世界には一風変わった保険が存在します。
例えば、ホームパーティーに招待したお客さんが物を破損した時に適用される「酔っ払いゲスト保険」、パフォーマンスが面白すぎて観客に死者が出た場合を想定した「笑い死に保険」、誤って胸毛を剃り落としたりしてしまった時の「胸毛保険」などなど…。
いかにも欧米っぽいユニークさがありますが、日本にも珍しい保険はあります。
旅先で雨に見舞われた時に費用が保障される「お天気保険」、痴漢冤罪、または被害にあった時にすぐに弁護士に依頼できる「痴漢冤罪ヘルプコールつき弁護士費用保険」など。とはいえ、やはり実用性重視ですね。
春は気候や環境の変化などで心のバランスが崩れやすくなる時期です。私たちは、毎日の生活の中であらゆるストレスの影響を受けています。一般的に喜びなどは良いストレス、辛いことなどは悪いストレスというイメージがあり、そのストレスによりいろいろな感情表現をするのですが、特に幸せを感じるホルモンを増やして心のバランスを良好に保ちたいものです。
意欲を湧かせるドーパミン
仕事での成功や、料理の完成、ギャンブルの勝利など、一度成功を味わうとさらに次も成功させたいという気持ちになります。このようなプラス思考に導き、やる気を出してくれる幸せホルモンがドーパミンです。
ドーパミンが不足すると、無気力、無感動、無関心などになり、筋委縮やパーキンソン病などの原因にもなるようです。
リズム運動をすることでも増やすことができ、食事では、チロシンというアミノ酸を摂取することで材料になります。食品ではチロシンはマグロの赤身、豚肉の赤身、高野豆腐などに多く含まれます。
優しい気持ちに
なれるオキシトシン
母親が赤ちゃんを抱っこしている時やスキンシップなどで増える幸せホルモンがオキシトシンです。最近はペット愛好家も多くいますが、ペットと触れ合うことでも、脳内に分泌されますし、柔らかいものに触れた時にも分泌され、優しい気持ちになれるのです。
社交性や知力を高める働きもあり、免疫を高めストレスを癒してくれる幸せホルモンでもあります。
例えば、握手や手をつなぐことでも分泌され、ボランティアなど人助けをした時にも増えるホルモンです。
幸せホルモンの代表セロトニン
心の安定に働くセロトニンは、自律神経のバランスを整え、心地よい睡眠を促すことで気分をスッキリさせてくれる幸せホルモンです。朝起きた時に太陽光を浴びることで、夜になると睡眠ホルモンのメラトニン分泌が促進されるため、自然な眠りを促してくれます。
眠ることは、疲労回復の最善の方法になるため、一日の疲れを取り翌日スッキリとリセットする働きがあるのです。
セロトニンが不足してしまうと、うつなどの症状につながりやすくなるため、ストレスによる幸せホルモンの低下を避けるためにも食生活から見直してみましょう。
セロトニンの材料になるトリプトファンというアミノ酸を摂取することで分泌を促します。食材ではバナナ、黄な粉などの大豆製品、牛乳、マグロやカツオなど赤身の魚、赤身の肉などを摂取することで分泌を促します。これらの脳内ホルモンを作り出す食品の特長としては、アミノ酸が豊富な食品ということです。
心の健康を支え 体も維持するアミノ酸
アミノ酸はタンパク質の構成成分で20種類あり、それらすべてがバランスよく組み合わされることでタンパク質を維持しているため、どれ一つとして欠けてはならない栄養素です。20種類のうち9種類が必須アミノ酸といわれ、人の体内で合成することができないため、食事で摂取する以外は取り入れる方法がありません。
その必須アミノ酸はイソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジンです。また、体内で合成されるアミノ酸を非必須アミノ酸といい、チロシン、システイン、アスパラギン酸、アスパラギン、セリン、グルタミン酸、グルタミン、プロリン、グリシン、アラニン、アルギニンです。
日ごろの食生活の中で意識して良質のタンパク質をしっかり取り入れることが、幸せホルモンの分泌を促すことにもつながるのです。
年代を問わず、現代人を悩ます便秘。なるべく薬を使わず、自分の力で出したい!という人におすすめの知恵。普段捨てられがちなサツマイモの皮や大根の葉には、便秘の特効薬となる食物繊維がたっぷりです。
頑固な便秘には、食物繊維たっぷりの食材が一番の特効薬です。食物繊維は、水を含むとゲル状になり、便を柔らかくして排出しやすくしてくれます。
また、水分や老廃物を吸着し、便のかさを増やして腸のぜん動運動を促すことで腸の内壁を刺激することも、排便を促進してくれる効果の一つです。
そんな食物繊維を豊富に含む食材の代表格がサツマイモです。全体的に食物繊維が多く含まれるイモ類の中でも、サツマイモはもっとも食物繊維が豊富な上、ヤラピンという成分を含んでおり、これが腸の働きをよくしてくれます。ヤラピンは皮にたくさん含まれているので、皮ごと食べることが大切です。
サツマイモを美味しく食べるためにおすすめなのが、サツマイモ粥。作り方はいたって簡単。まず、米(40g)をとぎ、30分程水に浸しておく。よく洗ったサツマイモ(30g)を皮付きのまま1cmのさいの目切りにし、水にさらしてアク抜きする。水気を切った米と水(300ml)を鍋に入れ火にかける。沸騰したら弱火にし20分程加熱したら、サツマイモとひとつまみの塩を入れ、さらに15分程炊いて出来上がりです。
そして、もう一つ、便秘におすすめの食材が大根菜。スーパーで購入する時、すでに葉っぱが切られていることも最近増えましたが、大根菜はビタミン類やミネラルの宝庫といわれています。食物繊維もたっぷりで、胃腸も丈夫にしてくれる働きがありますので、葉付きのものを選ぶようにしましょう。
大根菜は苦味があるので、甘みのあるジュースと混ぜて飲むのがおすすめ。大根1本分の葉の5分の1の量とジュース180ccをジューサーに入れたら、あとはスイッチを入れるだけ。大根菜ジュースの出来上がり。また、生のリンゴを用いてジュースにすると、便秘解消パワーが倍増しますよ。
シャキシャキ野菜の歯ごたえが美味しいレモン風味のサラダ。レモンには免疫力アップ、老化防止、美肌に役立つビタミンCがたっぷり。その含有量は柑橘系の果物の中でもトップクラスです。また、あの酸っぱさはクエン酸によるもの。クエン酸には疲労回復作用や殺菌効果もあります。
その他、生活習慣病の予防に効果のあるポリフェノールをはじめ、カリウム・カルシウムも豊富に含まれています。また、交感神経を活性化して気分をリフレッシュしてくれるレモンの爽やかな香り成分「リモネン」は、皮に多く含まれているので、なるべく皮ごと使うようにしましょう。
- ・レモン
……………………………1個
- ・レタス
……………………………1/2個
- ・赤パプリカ
………………………1/2個
- ・セロリ
……………………………1/3本
- ・にんじん
…………………………1/3本
- ・アスパラガス
……………………2本
- ・イタリアンパセリ
………………適量
- <レモン酢>
- ・レモン果汁
………………………大さじ2
- ・酢
…………………………………大さじ1
- ・砂糖
………………………………小さじ4
- ・塩
…………………………………少々
- ・柚子胡椒
…………………………小さじ2
- [下準備]
- レモン酢の調味料を合わせておく。
- @ レモンは4等分にして薄切りにする。
- A にんじんとアスパラは皮を剥き、食べやすい大きさに切り、お湯でサッと火を通し冷水で冷ます。
- B レタスは食べやすい大きさにざく切りにする。
- C 赤パプリカは種を取り出し食べやすい大きさに切り分ける。
- D セロリはピーラーで皮を剥き食べやすい大きさに切り分ける。
- E @〜Dをボウルにいれ、レモン酢と混ぜ合わせ味をなじませる。
- F 器に盛り付けイタリアンパセリを飾り完成。
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日本・イスラエル間
定期便就航実現A
イスラエルは建国から4年後の1952年、東アジアで初めての国として、日本との外交関係を結びました。 以後、両国の関係は現在に至るまで年々強固なものとなっています。
日本とイスラエル、両国民の思いが結実し、成田空港とイスラエルのテルアビブを結ぶ定期直行便の運航が3月2日から始まりました。日本とイスラエルを結ぶ定期便が就航するのは初めてのことです。
イスラエルからの最初の便が成田空港に到着した際には、航空機が歓迎の放水アーチをくぐり抜けた後、航空会社のスタッフなどが「東京へようこそ」と書かれたアーチを立てて出迎えました。駐日イスラエル大使館のギラッド・コーヘン大使はコメントで「初の直行便が日本に着陸しました!エルアル航空の歴史的な直行便をお迎えすることができ、心が大変高鳴っています。イスラエルと日本は外交関係を結んで70年を迎えました。この記念すべき年にイスラエルのベングリオン空港と成田空港が直行便で結ばれることは大きな意義があります。日本は桜の開花時期を迎えますが、二国間の関係が桜の花のように開花することを願っています」と、直行便就航により両国間の関係が発展することへの期待を寄せられました。
3月14日、岸田文雄首相がイスラエル国のイツハク・ヘルツォグ大統領と電話会談を行われ、その中で両首脳は、70周年を迎えた両国の関係が目覚ましく発展していることを確認し、史上初の日本・イスラエル間定期直行便の就航を歓迎するとともに、これを契機とした交流の活性化に期待を寄せ、二国間の関係について、今後の更なる関係強化に向けて引き続き緊密に連携していくことで一致した。と外務省が発表しています。
3月16日には、直行便就航をお祝いするセレモニー「エルアル・イスラエル航空 東京テルアビブ直行記念式典」が、成田空港第1ターミナル北ウィングにて開催されました。イスラエルより観光大臣らが来日され、エルアル・イスラエル航空アジア地区代表のご挨拶をはじめ、終始和やかな雰囲気で進行しました。
待ちに待った念願の定期便就航は、実現に向けて尽力してきた関係者にとって非常に感慨深いものとなりました。
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ドナリエラ・バーダウィルに含まれる9-シス型β-カロチンは天然物に特有のカロチノイドです。共存するオールトランス型と共に、からだの細胞の核の中にある受容体と結合して遺伝子(DNA)に作用します。これは核内受容体といわれ、RXR(レチノイド・エックス受容体)とRAR(レチノイン酸受容体)があります。レチノイドはビタミンAのことで、レチノイン酸はビタミンAの代謝産物でホルモンでもあります。RXRの仲間(サブタイプ)は、からだのすべての組織の細胞に存在します。つまり、がんや難病の原因となった傷ついた遺伝子に作用することで、ホメオスタシス(生体の恒常性)の維持に向けて改善、修復の方向に作用することが期待されます。例えば、目の中で光を感じる網膜の細胞の遺伝子に異常が起こる遺伝性、進行性の病気として「網膜色素変性症」があります。この病気は、だんだんと明るい場所でなければ見えづらくなって、暗い所で見えにくい(夜盲)、視野が狭くなる(視野狭窄)などの症状が表れ、病気の進行に伴い視力が低下し失明する可能性がある難病です。発症率は4〜8千人に1人とされ、日本全国の患者数は3〜4万人といわれています。
網膜は光を神経の信号に変える働きをします。この信号が色々な細胞の働きで視神経から脳へ伝達され、私たちは光を感じることができるわけです。網膜色素変性症ではこの中の視細胞という細胞が最初に障害されます。
イスラエル国立テルハショメル・シバ病院では、網膜色素変性症の患者にドナリエラ・バーダウィル粉末カプセルを4カプセル90日間投与した結果、3分の1の患者に視力の改善効果が見られ、残りの患者に対しても何らかの効果を示したことが報告されています。日本でも、名古屋市立大学、千葉大学、順天堂大学の附属病院眼科で30人の網膜色素変性症の患者にドナリエラ・バーダウィル粉末カプセルを3か月間投与した結果、視力、視野改善効果が認められ、改善率が46%だったことを日本眼科学会雑誌に原著論文として掲載されました。さらに、旭川医科大学でも網膜色素変性症の改善例が報告されています。