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健康の輪デジタル新聞

2023年4月号

この花が「県花」の都道府県はどこでしょう? この花が「県花」の都道府県はどこでしょう?

千年にもわたって日本の首都として栄えました。現在も国際文化観光都市に指定され、国内外から多くの観光客が訪れる日本を代表する都市です。
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パソコンやスマートフォンから発せられる目に良くない光というネガティブなイメージの「ブルーライト」。ですが、ブルーライトは自然光の一つで、私たちの健康維持に大切な役割を担ってくれています。

 ブルーライトとは、その名の通り、青色の光のことで、私たちが認識できる光、可視光線の中でもっとも波長が短く、エネルギーの高い光線です。
 パソコンやスマートフォン、ゲーム機などから発せられる特別な光だと思われがちですが、実は太陽光にも含まれており、私たちが健康を維持していく上で重要な役割をしています。
 ブルーライトには、体内時計を整えてくれる役割があり、太陽光に含まれるブルーライトを日中浴びることで、私たちは無意識に自律神経を整えています。体内時計が乱れると睡眠障害などが起こり、ひいては健康にも影響が出てしまうため、ブルーライトは健康を保つために重要な役割を担っているのです。
 では、どうして、このブルーライトにはネガティブな印象が強いのでしょう?人間が昔から自然に浴びている光であり、健康維持に必要なものですが、パソコンやスマートフォンの普及により、その暴露量の増加や浴びる時間帯によって、健康被害につながる場合があるからです。
 その一つが、眼精疲労。ブルーライトは波長が短いため、目は常にピント調整をしている状態になり、目が疲れやすくなります。この疲れが、ドライアイや目のかすみ、肩こり、めまいなどの症状を引き起こします。
 また、夜スマートフォンなどを使うことで睡眠を誘発するメラトニンが分泌されなくなり、眠れなくなったり、睡眠の質が下がります。特に、目との距離が近くなるスマートフォンはより影響が大きくなるので注意が必要です。
 とはいえ、パソコンやスマートフォンは毎日の生活の必需品。それらを生活から排除するのではなく、正しい対策をして上手に付き合っていくことが大切です。

 4月25日はファーストペイデーです。ファーストペイとは初任給のことで、日本の多くの企業で新入社員が初めてお給料を受け取る日がこの日であることから制定されました。
 初任給の使い道としては、両親へのプレゼントや外食、貯金が多いそうです。これは今も昔もあまり変わりないようですね。
 さて、給与は銀行振込されるのが一般的ですが、その昔は給与袋に入れて手渡しされていました。
 振込が一般化されるきっかけとなったのが、昭和43年に起きた3億円事件です。未解決のまま時効となったこの事件で消えた3億円は、某企業従業員のボーナスでした。
 この事件を機に、より安全に給与を社員に届けるため、企業側は銀行振込を導入していったそうです。

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健康長寿をめざして

便秘で悩んでいる人は意外に多く、特に女性に多いといわれています。その便秘が、寿命に関係しているかもしれないという調査研究があります。便は、おおよその成分として、水分70%、食べ物のカス10%、腸粘膜のカス10%、腸内細菌の死骸10%によって構成されていますが、この便が便秘などでうまく排泄できないと、身体に様々な影響が出るようです。

慢性便秘と生存率

 慢性便秘、消化不良、慢性下痢、腹痛、過敏性腸障害のある20歳以上の4千人を対象としたアメリカでのコホート研究によると、慢性便秘だけが、10年後の生存率に影響していたという結果が出ました。
 慢性便秘ではない人の10年後の生存率が85%であったのに対し、慢性便秘の人は73%と、なんと12%も差があったのです。
 ちなみに、消化不良、慢性下痢、腹痛、過敏性腸障害の患者では生存率に大きな差はなかったそうです。
 また、排便回数についても、毎日1回以上、2〜3日に1回、4日に1回以下の3グループに分けて13年間にわたり行われた、宮崎県の約4万5千名を対象とした40歳〜79歳のコホート調査では、4日に1回以下しか排便がないグループは、毎日1回以上排便する人に比べて、狭心症や心筋梗塞で死亡する危険性が1.45倍、脳卒中で死亡する危険性が2.19倍になったことが報告されました。
 明確な理由は解明されていませんが、便秘時の排便は、いきむことで血圧が上がり、血管に負担がかかることも関係しているようです。日頃から腸内環境を整えて、お腹の調子を整えたいところです。
 また、最近では、腸の健康が脳にも影響していることも分かってきました。

脳腸相関

 脳と腸は部位的に体の中でも離れていますが、実は密接に関わりあっているというのです。
 緊張するとお腹が痛くなったり、ストレスで便秘や下痢になったりするように、脳への負担は腸への負担につながります。
 逆に、便秘の時は気分がすぐれなかったり、すっきり排便できた時は一日気分が良かったりと、腸の調子で気分が変わることもあります。
 つまり、脳と腸はお互いが深く関わりあっているのです。
 腸は、第2の脳とも呼ばれますが、それは腸には約1億もの神経細胞が存在し、脳からの指令がなくても自立して働くことがあるからです。
 例えば、カビが生えた食品を知らずに食べてしまった場合、脳は「お腹がすいたから食べよう」と指示を出していますが、腸はカビをいち早く感知し腸の判断で嘔吐や下痢を起こして排泄します。
 さらに、うつ病やストレスなどを抑制する幸せホルモン「セロトニン」は、腸内でも80%が作られ、脳に運ばれることが発見されてからは、脳腸相関がさらに核心につながったのです。
 その腸内で働くのが腸内細菌で、人の腸内には約1000種類の細菌がおよそ100兆個存在するといわれています。
 腸内細菌は、主に善玉菌2割、悪玉菌1割、ひよりみ菌7割といわれており、その割合は食べ物により大きく左右されるのです。
 認知症の患者とそうでない人の腸内細菌にも違いがあることも分かってきました。
 善玉菌を増やし、活性化させることは、腸内細菌を整え、脳の健康にもつながるのです。
 善玉菌を活性化する食品としては、納豆やキムチなどの発酵食品、乳酸菌やビフィズス菌などの有用菌、そして、ゴボウやブロッコリーやしいたけに含まれ、善玉菌の餌になるフラクトオリゴ糖や食物繊維を摂取することが腸活を促すようです。
 また、朝起きた時にコップ1杯の水を飲むことで腸を直接刺激して排便を促すのもよいでしょう。
 腸の健康は脳や心の健康にも、さらには健康長寿にもつながりそうですね。

読めたら自慢できる!難読漢字

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健康講座&料理
キニナル昔ながらの手当て

「食事をする気が起きない」「空腹を感じない」など、食欲がわかない時は誰にでもあります。その原因はさまざまですが、普段の生活で手軽に取り入れながら、胃腸の調子を整えてくれる食材を2つ紹介いたします。

 季節の変わり目や疲れなどで胃腸の調子が悪くなったり、食欲が落ちている時におすすめしたいのが、生姜とシナモンです。
 体を温める効果でよく知られる生姜は、特に免疫力が落ちて食欲が低下している時により効果を発揮してくれる食材です。漢方ではショウキョウと呼ばれ、漢方薬の約7割に処方されるほどメジャーな生薬です。

 栄養素自体はほとんどありませんが、温め効果は抜群。冷えてしまった体を芯から温め、体の末端まで血液を循環してくれます。それにより新陳代謝が高まり、体の老廃物をデトックスする力を上げてくれる効果も期待できます。
 生姜は、香味野菜としても万能なので、和洋中さまざまな料理に使えます。生姜に含まれるジンゲロールという成分は加熱した時により効果を発揮するので、温かい紅茶に、擦った生姜や、絞り汁を入れて飲むのも良いですね。
 また、胃腸の調子が悪くて食欲がない時には、シナモンを活用すると良いでしょう。シナモン(ニッキ)は胃液分泌を調整するスパイス。胃液の分泌を整えることで炎症を抑え、胃粘膜を正常な状態にしてくれます。
 独特な香りに含まれる桂皮アルデヒドには、消化を促し、血液循環を高めて体を温める働きがあります。その他にも、むくみを排出する作用があるので、夏バテや女性の生理時にもおすすめです。
 シナモンを美味しく効果的に取り入れるには、紅茶はもちろん、コーヒーとの相性もばっちりです。市販のシナモンパウダーを利用して、コーヒーに入れるだけでも、簡単に美味しく取り入れることができます。
 スティックの場合は、しっかりかき混ぜるか、しばらく入れたままにするとOK。洗って乾かせば再利用できるので、経済的かつ、おしゃれに楽しみながら体の調子を整えることができそうですね。

 日本人が一番好きな魚「マグロ」のカルパッチョ。新玉ねぎをはじめ、グリーンアスパラやトマトなど新鮮野菜と一緒にいただけるヘルシーな一品です。マグロは美味しいだけでなく、EPAやDHAをはじめ、鉄やビタミンなど様々な栄養素を含み、特にDHAの含有量は魚の中でもトップクラス。
 マグロは種類も多く部位によって若干、栄養成分が異なりますが、どの種類も良質なタンパク質が含まれ、成長期の子供はもちろん、筋力の衰えが気になる高齢の方にもおすすめの食材です。そのほか抗酸化作用のあるセレンや高血圧を防ぐカリウムなど嬉しい栄養素が豊富に含まれています。

材料
  • ・マグロ(サク) ……………………………1本
  • ・新タマネギ …………………………………1個
  • ・アスパラガス ………………………………5〜6本
  • ・ミニトマト …………………………………3〜4個
  • ・白胡麻 ………………………………………適量
  • ・胡椒 …………………………………………適量
  • <わさびドレッシング>
  • ・本わさび(チューブ) ……………………15g
  • ・醤油 …………………………………………大さじ1
  • ・ポン酢 ………………………………………大さじ3
  • ・オリーブオイル ……………………………大さじ3
作り方
  • [下準備]
  • 新タマネギは薄くスライスにし、流水にさらして水気を切る。アスパラガスは硬い部分の皮を剥く。ミニトマトは4等分に切る。わさびドレッシングの材料を混ぜ合わせておく。

  • @ アスパラガスは沸騰した湯に入れ、火を通し、流水にさらして冷まし水気を切る。一口大に切る。
  • A マグロは薄切りにして器に盛付ける。
  • B スライスにした新タマネギ、アスパラガス、ミニトマトの野菜を盛付け、白胡麻、胡椒をふりかける。
  • C わさびを脇に添えて、ドレッシングをかけて完成。
今月のクイズの答え

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魅惑の国 イスラエルを知る

日本・イスラエル間
定期便就航実現@

 イスラエルと日本を結ぶ定期便となるエルアル・イスラエル航空の第1便が3月2日、成田空港に到着しました。両国間で定期路線の開設は初めてとなります。
 成田―テルアビブ間の所要約11時間半の直行便で、週2往復で運航します。 これまで日本からイスラエルに渡航するには、香港や中東の都市を経由していく方法が一般的で、合計の飛行時間に15〜17時間を要していました。直行便の就航により利便性が大幅に向上します。 
 両国間の定期便は、当初2020年3月の就航を目指して計画されていたものの、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により延期となっていましたが、この度、3年遅れでの実現となりました。
 両国間の旅行者の往来は2012年以降コロナ禍前までは年々着実に増加し、2019年には2012年の約3倍に相当する計7万2000人に達していました。
 この第1便の旅客は238人と満席に近く、成田空港で乗客らを出迎えたギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使は「両国の友情の懸け橋の一つであり、人的交流を促すこととなる」と述べられました。 
 エルアル・イスラエル航空はイスラエルの国営航空会社で、ヨーロッパ、北米を中心に広範なネットワークを有しています。三大宗教の聖地エルサレムや死海の他、現代的なリゾート地としての側面も持つ商業都市テルアビブの街並みなど、多彩な魅力を持つイスラエルは、近年日本との間で経済交流が活発化しており、特に成長が著しいITといったハイテク分野を中心に、日本企業の進出や現地への投資等の事業展開が積極的に行われています。このようにイスラエルにおいて日本は馴染み深い国の一つとなってきており、人気の高い海外旅行の目的地になっています。
 この度の定期便就航は関係者の長年の悲願であり、ビジネスをはじめ、観光渡航等で日本とイスラエル双方向において今後ますますの交流の発展が期待されています。
 定期便の運航開始により両国間の人の移動も推進されれば、一般の日本人にとっては遠い異国の地というイメージのイスラエルも、より身近な国と感じられるようになることでしょう。

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What's栄養成分?体内バランスを整えよう

 私たちのからだには、細胞の損傷を防ぐタンパク質の一群、ヒートショック・プロテイン(熱ショックタンパク、HSP)を生み出す力が備わっています。熱めの風呂に浸かったり、温熱を当てるといった熱の刺激で誘導されることから、この名がつきました。
 ヒートショック・プロテインはストレスに立ち向かい、損傷を受けた細胞を、ストレスがかかる前の状態に修復、整備する働きを持っています。つまり、ヒートショック・プロテインが作られることで、細胞のストレス防御力が上がり生体機能が高まります。
 愛知医科大学(当時)の伊藤要子博士は、β-カロチンなど天然カロチノイド(カロチンの仲間たち)を大量に含むドナリエラ・バーダウィル粉末が、その量に比例して、ヒートショック・プロテインを誘導することを初めて見出しました。特に、胃、脳、小腸、副腎などストレスの影響を受けやすい臓器でたくさん作られることから、ドナリエラ・バーダウィル粉末の生体防御作用のメカニズムの一つであることを証明しました。
 老化した血管は、新型コロナウイルスの感染リスクを若い血管と比較して800倍も高いことを京都府立医科大学が発表しましたが、伊藤博士らはドナリエラ・バーダウィル粉末が食べる量に比例して血管の老化を抑えることも解明しています。
 ドナリエラ・バーダウィルには、放射線防御作用のあることが知られています。ウクライナのチェルノブイリ原発事故で放射線を被ばくした子供たち1001名を対象に、イスラエル国立ハダサ病院においてドナリエラ・バーダウィル粉末が充填されたカプセルを3ヶ月間経口投与した結果、放射線による甲状腺肥大や視聴覚障害などの放射線障害を予防したことを報告しています。入院時に子供たちにみられた放射線被ばくによる各種の症状を改善したことも確認されています。放射線による活性酸素やフリーラジカルの発生を抑えるといった、その後のいくつかの研究結果を踏まえ、アメリカなど5つの国と地域で放射線障害を防御する治療的使用の特許、いわゆる、医薬品特許を取得しています。

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