3つの宗教・34もの寺院が集結した今も現役の信仰の地。随所に施された世界屈指の繊細な彫刻やレリーフ作品は圧巻です。
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発症すると、後遺症だけでなく命の危険もある「脳卒中」。万が一、発症してしまった場合は、早期発見・早期治療が回復のカギです。おかしいな、と思った時に即行動できるよう「ACT FAST」を覚えておきましょう。

常に日本人の死亡原因トップ5に入る「脳卒中」。脳卒中は、発症すると重い後遺症のために社会復帰が困難となったり、高齢者の場合、寝たきりになるなど、予後のリスクが高い病気です。
脳卒中とは、脳の病気の総称で、脳の血管が詰まる「脳梗塞」、血管が破れる「脳出血」や「くも膜下出血」などがそれに当たります。
脳卒中の症状としては、呂律が回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない、立てない、歩けない、フラフラする、片方の目が見えない、物がふたつに見える、視野の半分が欠ける、経験したことのない激しい頭痛がする…などがあげられます。これらの症状のうち、ひとつだけが現れることもあれば症状が重複することもあり、重症の場合には意識がなくなることもあります。
いずれにおいても、脳卒中は、いかに早く治療を開始するかで、後遺症の有無や重度が変わってきます。脳梗塞の場合、発症してから4.5時間以内、8時間以内の患者さんにのみ行える特殊な治療があります。病気を診断するための検査には1時間ほど要するので、症状が出現してから遅くても2時間以内の受診が好ましいといわれています。
また、脳卒中が疑われる場合は、脳への血流を保つために横にすることが原則です。意識がない場合には、楽に呼吸ができ、また吐いたりした時に吐瀉物が喉につまらないよう横向き(側臥位)にし、直ちに救急車を呼びましょう。
そして、何より、普段からの生活による予防が大切。高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈、肥満、運動不足などの人は危険度が高いといわれています。コラムにあるACT FASTを意識しながら、脳卒中のカギとなる予防、早期発見に努めましょう。
