アメリカ合衆国ペンシルベニア州のフィラデルフィアにある歴史的な建物。アメリカ合衆国建国期に重要な役割を果たしました。
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加齢による老化は逆らえないものですが、「見た目の年齢」を若々しく保つことは努力によって結果を出せます。今回は、そんな老化を促進させる原因の一つといわれる「糖化」のメカニズムについて紹介します。
糖化とは、体の中でタンパク質と余分な糖が結びつくことにより、タンパク質が変性、劣化してAGEs(終末糖化産物)という老化物質(悪玉物質)を生成する反応のことをいい、一般的に、活性酸素による酸化を「体の錆び」というのに対し、糖化は「体の焦げ」と呼ばれています。
この老化物質AGEsは分解されにくく、蓄積すると肌や髪のハリや艶がなくなり、骨など全身の老化を進行させるほか、糖尿病、高血圧、がんなどの様々な疾患の温床となります。さらに、糖化が進むと、見た目年齢を上げるだけでなく、血管組織がもろくなり、動脈硬化や骨粗鬆症のリスクが上がり、最近ではアルツハイマーとの関連性も指摘されています。
体にAGEsができやすいのは食後1時間。これは血糖値が上がることで糖化が起こるためです。糖分は人間が生きていくために重要な栄養素なので、食事から排除することはできませんが、ポイントとなるのは取り方です。例えば同じ食材でも調理方法によってAGEsの量は大きく変わります。糖化は体の焦げと呼ばれるように、こんがりとおいしそうな焼き色は糖化によってAGEsが生成されたことを意味します。したがって、揚げるより焼く、焼くより炒める、炒めるより煮る、煮るより茹でる・蒸すようにするとよいでしょう。
食べる順番も大切です。最初に食物繊維が豊富な野菜やきのこ類、次に肉・魚・卵などのタンパク質、そして最後にご飯・パンなどの主食という順で食べると血糖値の上昇をゆるやかにします。
また、血糖値の上昇を抑える低GI食材を選ぶことも効果的。白米は雑穀米に、食パンは全粒粉パンに、うどんやパスタはそばに…と置き換えるとAGEs生成の抑制効果が期待できます。

秋になると街を彩る街路樹として、また、独特の風味で食卓を楽しませる木の実として人気のイチョウ。
イチョウはもともと日本の野山には生育していない樹木ですが、古くから日本人に愛され、人の手によってたくさん植えられてきた植物です。
その起源は、なんと恐竜のいた時代よりもずっと前の約2億年前といわれています。
太古の地質時代から生きている化石植物のひとつに数えられています。
その約2億年前には世界的にたくさんの種類が分布していたと考えられていますが、その後は、様々な気候変動を経て、現在では確認できる原種は1種類のみだそうです。
その昔、恐竜たちも美しいイチョウの木を愛(め)で、優雅なひとときを楽しんでいたかもしれませんね。
事故は一瞬といいますが、不慮の事故で亡くなられる高齢者が、日本では1年間で約3万人もいるのです。何気なく過ごしている日常生活の中で、ついうっかりした拍子に命を落とす危険が潜んでいるかもしれません。身体能力の衰えが気になる高齢者は特に注意すると同時に、今から実行できる対策を考えておくことも大切です。
不慮の事故とは
厚生労働省による人口動態調査では、高齢者の不慮の事故が増加しています。
不慮の事故とは、厚生労働省の分類によると、交通事故、転倒・転落、不慮の溺死及び溺水、不慮の窒息、煙・火及び火炎への曝露、有害物質による不慮の中毒及び有害物質への曝露、その他の不慮の事故、に分類されています。
その中でも交通事故と自然災害を除くと、不慮の事故の総死亡者の約8割が高齢者となっているのです。
中でも特に多いのは、①誤嚥などの不慮の窒息 ②転倒・転落 ③不慮の溺死及び溺水 ④交通事故の順で多く、骨折・転倒によるものは、交通事故と比べると約2倍から約3倍にもなっているのです。
また、前期高齢者と比較して後期高齢者の方にこれらの事故が増えているのです。
転倒には様々な要因が挙げられています。
骨折・転倒の要因
2018年に行われた人口動態統計調査では、全年代の不慮の事故による死亡届は約4万件で、そのうち転倒・転落によるものは、約9千6百件にもなるのです。そして、その要因として多いものは、つまづき、よろめき、スリップによる転倒で、その80%以上が65歳以上で占められているのです。階段やステップからの転落が5.8%、建造物からの転落が2.9%と比べても、つまづき、よろめき、スリップによるものがいかに多いかがわかります。
この、つまづきやよろめき、スリップしやすいリスクをチェックすることも予防につながります。
転倒リスク評価
転倒しやすいかどうかを評価する方法は、主に質問形式で評価する場合と運動機能を測定して行う場合がありますが、ここでは簡易式質問評価をご紹介します。
以下の質問に対してそれぞれ点数があり、その点数の合計で転倒リスクの評価ができるのです。
①過去1年以内に転んだ(5点)
②歩く速度が遅くなった(2点)
③杖を使っている(2点)
④背中が丸くなってきた(2点)
⑤毎日薬を5種類以上飲む(2点)
これらの質問の点数を足して合計7点以上で転倒のリスクが高くなるのです。
また、転倒は要介護になるリスクも高くなります。平成28年の国民生活基礎調査によると、要介護認定される原因として骨折・転倒・関節疾患が最も多く、併せると22%の人がこれにより要介護認定されています。
その他、認知症18%、脳卒中17%、高齢による衰弱13%となっており、転倒予防や介護予防には、骨や関節などの運動器官の健康を維持することが重要となります。
日常的に予防を心がけよう
加齢に伴い、筋力低下、バランス障害、薬剤の影響もあるため、予防には運動や食事が重要になります。ウォーキング、階段の昇り降り、スクワット、ラジオ体操など日常から積極的に運動を取り入れましょう。
日常の食事では良質なタンパク質やビタミンD、カルシウムなど骨に必要な栄養素を取り入れながら、高齢者の筋肉の衰えを予防したり骨が弱くなるのを予防したりする働きもあるDHAなどのω-3系不飽和脂肪酸も摂取しましょう。筋肉に必要な栄養成分としてはイミダゾールペプチドなどもあります。また、Nアセチルグルコサミンなどは関節や軟骨にも必要な栄養素として知られています。
これらを「今から出来る予防法」として食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
「ターメリック」は、クルクミンと呼ばれる黄色い色素を主成分とし、強い抗酸化性・抗炎症性、肝機能の改善、食欲増進、免疫力アップのほか、近年ではアルツハイマー病予防にも効果が期待されています。
ターメリックは、生姜科の植物の根茎で、日本ではウコン(ターメリックの和名)としても知られています。原産国は、東インド地方で、アジアやアフリカ、中南米の熱帯から亜熱帯の高温多湿な地域にかけて広く自生しており、その種類は約50種類にも及びます。
日本でウコンと呼ばれているものは、春ウコン、秋ウコン、紫ウコン、黒ウコンの4種類があり、ターメリックは一般的に「秋ウコン」のことを指しています。
ターメリックといえば、カレーに欠かせない香辛料で、カレー料理の黄色もこのターメリックによるものですが、原産国のインドでは、料理だけでなく伝統的な医療法であるアーユルヴェーダやジャムー、また漢方としても広く利用されています。
ターメリックに含まれている成分の中で、最も注目度が高いのが「クルクミン」です。クルクミンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化・抗炎症性を持つ有効成分。それにより、肝機能を向上・胆汁の分泌を促進させる効果や食欲増進、血流改善や免疫力アップなど様々な効果が期待できます。
また、豊富に含まれる食物繊維が腸内環境を整える効果が期待されるほか、脳機能を活性化させる効果にも注目が集まっています。ターメリックを多く摂取するインドでは、アルツハイマー病の発症率が低いといわれており、クルクミンがアルツハイマー病の予防や治療に有望なのではないかと、世界中の研究者たちが調査・実験を進めています。
最近の研究では、クルクミンはアルツハイマー病の原因となるタンパク質の蓄積を予防することがわかっており、病気予防に大きな期待が寄せられています。
ターメリックの一日の推奨摂取量は500㎎とされています。米、魚、肉、野菜など、様々な素材と相性が良いので、炒め物、フライ、スープ……いろんな料理に活用してみてください。
チーズ好きという人の中にもブルーチーズは苦手という人が結構います。確かにあの独特の風味は上級者向きというイメージがありますが、ハチミツやジャムと一緒に食べると味がまろやかになり、とても食べやすくなります。もちろん他のチーズ同様タンパク質やビタミン類が豊富なので栄養的にもおすすめです。
ブルーチーズは加熱調理しても美味しく食べられるので、生クリーム等を加えてチーズソースを作り、パスタやグラタンをはじめ、ピザなどに使うとワンランク上の美味しさが楽しめます。
- ・サツマイモ
……………………1/2個
- ・ジャガイモ
……………………1個
- ・ミニトマト
……………………3個
- ・ニンニク
………………………1片
- ・ブルーチーズ
…………………150g
- ・とろけるチーズ
………………100g
- ・塩コショウ
……………………適量
- ・オリーブオイル
………………大さじ1
- [下準備]
- ニンニクをみじん切りにする。
- ① サツマイモ、ジャガイモは乱切りにし、軽く水洗いしてデンプンをとり、ラップに包む。電子レンジ(600W)で約5~6分加熱し火を通す。
- ② 耐熱皿に①とミニトマトを並べ、ニンニク、ブルーチーズ、とろけるチーズ、塩コショウ、オリーブオイルをのせる。
- ③ オーブントースターで約6分焼く。こんがり焼き色がついたら完成。
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イスラエルの
新型コロナウイルス対策⑯
世界に先駆けて3回目のワクチン接種(ブースター接種)に踏み切ったイスラエル。
報道によると、60歳以上の自国民を対象にワクチンのブースター接種を実施した結果、「ワクチンの追加接種を行うと、2回だけのワクチン接種の人と比べて、再感染率や重症化率を抑えられる」「ブースター接種をしてから10日後の感染予防効果は、2回目の接種を終えた時より約4倍高まった」という研究結果をイスラエルの保健省が発表しました。 特に高齢者の重症化や入院を抑制することにおいては5倍から6倍に効果が高まったとのことです。高齢者層及び若年者層でもワクチン接種後に一定期間が過ぎると免疫力が落ちていくことが確認されている中、望みが持てる報告となりました。
イスラエルでは8月1日から、60歳以上の高齢者を対象に3回目の接種を始めました。その後、順次対象年齢を広げ、8月29日、3回目のワクチン接種の対象を12歳以上に拡大することを決めました。これまでに人口の約2割にあたる約200万人が3回目を接種しており、2回目の接種から少なくとも5カ月が経過していることが追加接種の条件となっています。
また、「グリーンパス」と呼ばれるワクチン接種証明書を発行し、飲食店などを利用できる条件としていますが、10月1日以降は2回目の接種から6カ月経つと、3回目を受けない限り「グリーンパス」が失効となります。この施策ではより多くの人々が追加接種で免疫力を高める狙いがあります。
イスラエルでは今年6月下旬以降、感染力の強いデルタ株の影響で感染が再拡大しており、8月24日には1日の新規感染者数が約7カ月ぶりに1万人を超えました。政府はワクチン未接種者への接種や、3回目の接種を促しており、ベネット首相は「3回目接種は有効であり、重症化の増加は緩やかになっている」「3回目の接種で得られた知見は直ちに全世界で共有され、知見の広がりに大きく貢献できる」と述べています。
その他欧米でも重症化リスクが高い人を優先に限定的ではありますがブースター接種が9月以降順次始まっており、世界におけるワクチン格差という課題は残るものの、感染拡大の抑制へ医療の挑戦は続いています。
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オクタコサノールはオクタコシルアルコールとも呼ばれ、サトウキビやリンゴの皮、小麦胚芽やブドウなどに含まれるアルコールの一種です。
オクタコサノールに関しては、1994年から約20年間のイリノイ大学体育学科の学生や米国海軍・海兵隊の協力による有名な研究があります。この研究結果から、持久力増強、ストレス抵抗性などのオクタコサノールの臨床薬理効果が確認されたのです。
持久力増強については、渡り鳥が海を渡って数千キロも休むことなく羽ばたき続ける際のスタミナ源の話が有名です。これは移動を始める前にしっかりと植物の種子からオクタコサノールを摂取しているからだといわれています。
オクタコサノールは肝臓や筋肉に蓄えられているグリコーゲンをエネルギーに変える働きがあります。このため、オクタコサノールを補うことで効率よくエネルギーを生み出すことができ、運動や練習中のスタミナ切れを起こすことなく、持久力を高める効果が期待されています。また、オクタコサノールを取ることで筋肉中のグリコーゲンの蓄積が増え、運動機能の向上と、筋肉痛を軽減する効果があることから疲労回復効果がそれぞれ期待できます。
オクタコサノールの抗ストレス作用は、ストレスによって乱された睡眠を正常に戻すことで、私たちに安らかな眠りを与えてくれます。ストレスによる睡眠障害は肥満、心血管疾患、うつ病、不安、躁病などの重大な病気と深く関わっていることが報告されています。
オクタコサノールには、善玉(HDL)コレステロールを維持しながら、悪玉(LDL)コレステロールのみを低下させる効果があることからも、心疾患や高血圧、肥満、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があるといわれています。
パーキンソン病の患者さんにオクタコサノールの投与が症状改善に役立つことも分かっていますので、パーキンソン病の予防や改善を期待することができます。サトウキビ抽出物はオクタコサノールを効率よく摂取できる栄養素材の代表であることから、コロナ禍でのストレス社会において重要なサプリメント原料としてあらためて注目を集めています。