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健康の輪デジタル新聞

2019年1月号

この世界遺産は何でしょう? この世界遺産は何でしょう?

韓国ソウルにある朝鮮王朝の宮殿。保存状態に優れ、自然と建物が織りなす美しい景観とともに歴史的名所として多くの観光客で賑わっています。
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筋肉が急激に減る「サルコペニア」

最近の研究で、筋肉量が多い人ほど長生きできることがわかってきました。加齢とともに筋肉量は減少しますが、運動や適切な食事、普段の生活習慣を意識することで、病気を予防し、健康寿命を伸ばすことが可能です。

筋肉が急激に減る「サルコペニア」

 サルコペニアとは、加齢や生活習慣などによって、筋肉が急激に減ってしまう状態のことをいいます。サルコ(筋肉)とペニア(減少)というギリシャ語を組み合わせた造語で、1989年頃にアメリカで提唱されました。
 サルコペニアは、65歳以上の高齢者に多く、特に75歳以上になると、その数は急増します。しかし、65歳以下の人でも、デスクワークや自動車に頼る生活習慣を送っている人は、若くてもサルコペニア予備群になる可能性が高いので注意が必要です。
 筋肉量が減ってしまうと、免疫機能が低下し、肺炎や感染症などの病気にかかるリスクが高まります。厚生労働省研究班によると、筋肉量の少ない男性は、多い男性に比べて死亡率が約2倍になるという調査結果が報告されています(2015年)。
 また、筋肉はエネルギーを貯蔵し、血糖値の調整を行う働きがあるため、その筋肉量が減ってしまうと、糖を調整する力が低下し、糖尿病になる可能性が高くなるといわれています。
 サルコペニアは自分でチェックすることができます。「歩くのが遅くなった」「横断歩道を渡りきれなくなった」「手すりにつかまらないと階段を上れない」「ペットボトルのキャップが開けにくくなった」などの自覚症状がある場合はサルコペニアが疑われますので、医療機関で筋肉量を測定してもらうと同時に、運動や食事などの生活習慣を工夫しましょう。
 運動においては、少なくとも一日6000〜8000歩は歩き、食事においては動物性と植物性両方のタンパク質、魚介類、キノコなどに多く含まれるビタミンDをしっかり取ることが大切です。

身近なところから始める

アットマークの呼び方いろいろ”

 1月23日は「電子メールの日」だそうです。「1(いい)23(ふみ)」という日付の語呂合わせから、1994年に電子メッセージング協議会によって記念日に制定されました。
 かつてはポケベルが主流であった移動通信手段も、携帯電話やパソコン、スマートフォンなどの普及によって、誰もが気軽にメールのやりとりをすることができるようになりましたね。
 ところで、電子メールのアドレスに使われる「@」のマーク。「アットマーク」と呼ぶのは日本だけってご存知でしたか?アメリカでは「アットサイン」や「アットシンボル」と呼ばれ、その形から「サイクロン」などと呼ばれたりもしています。
 ちなみに、ドイツでは「猿のしっぽ」、イタリアでは「かたつむり」と呼ばれているそうですよ。

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若々しく生きよう!91 近い将来に明るい希望!新たながん治療法続々と
健康長寿をめざして

2018年ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学の本庶佑特別教授による「がん免疫療法」は、手術、放射線、抗がん剤に続く第4の選択肢と報じられました。しかし高額な治療費が問題となっており厚生労働省は11月より免疫治療薬「オプジーボ」の薬価を引き下げることを決めました。この「がん免疫療法」の仕組みは、薬でがん細胞を破壊するのではなく、自分の免疫でがん細胞を排除します。

免疫は、がん細胞に騙されている

 私たちの体は、免疫によって常に見張られ、一定の健康状態を保とうとしています。風邪などのウイルスが侵入した場合やがんなど、体内で異常な細胞が生まれれば免疫がそれを排除してくれます。ウイルスや感染細胞の排除後は、ブレーキをかけて正常な細胞まで傷つけないようにします。
 しかし、がん細胞は、ブレーキシステムを作動させる物質(CTLA-4やPD-1)を出し、免疫細胞にブレーキをかけさせてしまうことがわかりました。本来であれば、免疫ががん細胞を認識して排除しなければならないため、このブレーキをなんとか外さなければなりません。そこでがん免疫療法が必要になるのです。

免疫は、がん細胞に騙されている

免疫のブレーキを外す
「免疫チェックポイント阻害剤」

 この免疫チェックポイント阻害剤は、ブレーキ物質にのみくっつきブレーキを外すため免疫細胞は再び活発にがん細胞を排除するのです。このようにしてがん細胞を自分の免疫能力で排除させるのが、がん免疫療法ですので普段から自分の免疫を活性化させる方法を知っておくことも大切になります。
 この免疫治療薬はとても画期的なのですが、治療の有効性が2〜3割ぐらいといわれています。
 これまで有効な方法が無かったことから考えれば大きな進歩ですが、今後、さらに効果を上げる研究も行われるようです。

新たながん治療方法の研究

 免疫チェックポイント阻害剤の有効性をはるかに上回る効果が期待されているのが「光免疫療法」です。これは、テレビのリモコンに近いレーザー光である「近赤外線」を当てることでがん細胞を破壊に導くという方法です。米国の国立衛生研究所(NHI)の小林久隆主任研究員により開発され、当時の米国オバマ大統領が一般教書演説で取り上げたことでも期待が寄せられました。
 光免疫療法も自身の免疫を活用した治療法の一つで、抗原抗体反応を応用します。ヒトの体内にウイルスや異常細胞があると、それらに対して抗体が作られウイルスやがん細胞に結合し攻撃します。これは、がん細胞に特異的に結合する抗体にIR-700という色素を持たせ、体内に注射することで抗体にがん細胞までIR-700 を運ばせるのです。そこに近赤外線を当てると、IR-700が放熱しがん細胞に小さな穴が開きます。その穴に水などが侵入し短時間で内部から破裂させるというものです。さらにがん細胞の破片を免疫が掃除する時に、この破片が免疫を刺激し、眠っていた免疫が活発に働きだすという一石二鳥の方法です。
 近赤外線は人に当てても副作用が無いため、光免疫療法の副作用も少ないと考えられています。米国での頭頚部進行がんの治験では15人中14人に有効性が見られ、うち7人は完全にがん細胞が消失したとの報告です。
 この治療法は8〜9割の有効性があると考えられ、しかも医療費も安く済むため早期実用化が期待されており、米国FDAでは2018年1月にこの治療法の承認審査を迅速に進める「ファストトラック」に指定しており早期承認が待たれます。
 がんの免疫療法に現在注目が集まっていますが根本的な治療法の鍵は、やはり自身の免疫力ということになります。
 一方で、多糖体の有用性を最大限に活用することで、これらの免疫療法の一つに数えられるような新しい理論や、多糖体の組み合わせによっては著しい効果が期待できる食品の開発も夢ではなく、現実味をおびてくるかもしれません。

漢字熟語クイズ

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健康講座&料理
「キニナルおすすめフード」

「甘酒が体に良いと何となく知っているが、どんな効果が?」と感じている人も多いのではないでしょうか。スーパーやコンビニでもよく見かけるようになった「甘酒」の種類や効果について確認しましょう!

 近頃、テレビや雑誌などでも多く取り上げられ、店舗にも何種類と並べられている「甘酒」。その栄養価の高さから“飲む点滴”ともいわれ、今や空前のブームといっても過言ではありません。

第1回「甘酒」

 「甘酒」の起源は、古墳時代にまで遡ります。「日本書紀」には、甘酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)に関する記述があるほど、古来から日本人に愛されてきた食品のひとつです。
 一口に「甘酒」といっても、酒粕から造られる「酒粕甘酒」と米麹から造られる「米麹甘酒」の2種類があります。日本酒を造る過程でできる酒粕には、高い栄養価が含まれるほか、コレステロール上昇を抑制する作用や、血圧を下げる作用、肌のキメを整えたり、血流を改善して体を温める効果などがあります。
 一方、蒸したお米に麹菌を繁殖させた米麹には、ブドウ糖やアミノ酸、ビタミンB群などが豊富に含まれています。実は、この成分が病院で使用されている点滴とほぼ同じであることから、“飲む点滴”といわれているのです。つまり、“飲む点滴”とは「米麹甘酒」のことを指しています。
 「米麹甘酒」には、疲労回復効果をはじめ、美肌&美白効果、便秘解消、ダイエットなどの効果が期待できます。また、アルコール成分が含まれていないので、子供や妊娠・授乳中の方も飲めるという特徴があります。
 「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」どちらも体に良いですが、それぞれの特性を知り、自分の目的に合った「甘酒」を摂取することで、より効果を高めることができます。
 また、活動エネルギーを貯めたい時は「朝」、美肌や健康効果を高めたい時は「夜」、疲労回復や質の良い睡眠を求める時は「寝る前」など、飲むタイミングも考慮するとさらに効果を高めることができるでしょう。

彩り野菜の塩ヨーグルトなます 写真 彩り野菜の塩ヨーグルトなます

柑橘系の中でもひときわ良い香りがする柚子。冬至の柚子湯は、精油成分が皮膚の血行を良くし、体を温め、美肌効果や高いリラックス効果が期待できます。
 柚子は皮と果肉ともに優れた栄養が含まれていますので、なるべく丸ごと利用すると良いでしょう。皮のビタミンCは、レモンの2倍もあり、果肉(果汁)にはクエン酸がみかんの3倍含まれ、ビタミンCやペクチン・カリウム等も豊富です。
 このレシピは、柚子の皮を器代わりにしてお正月らしさを演出していますが、蓋の部分の皮を薄くそぎ、細かく切って混ぜると栄養的にさらに良い一品となります。

材料
  • ・カブ(中玉)…………………………………………2個
  • ・人参……………………………………………………1/2本
  • ・パプリカ(赤・黄)…………………………………各1/3個
  • ・柚子……………………………………………………2個
  • ・大葉……………………………………………………4枚
  • ・刻み葱…………………………………………………大さじ1
  • <塩ヨーグルト>
  • ・ヨーグルト……………………………………………80g
  • ・塩………………………………………………………2g
  • <あわせ酢>
  • ・柚子(搾り汁)………………………………………2個分
  • ・酢………………………………………………………大さじ2
  • ・砂糖……………………………………………………大さじ1
  • ・みりん…………………………………………………小さじ2
  • ・薄口醤油………………………………………………小さじ1
  • ・ごま……………………………………………………小さじ0.5
  • ・おろしニンニク………………………………………小さじ0.5
  • ・ごま油…………………………………………………小さじ1
  • ・唐辛子…………………………………………………1本
作り方

[下準備]

  • @カブと人参は皮をむき、1cm角のサイコロ状に切る。パプリカは種を取り除きカブと人参の大きさに合わせて切る。大葉を細切りにする。
  • Aボウルにヨーグルト・塩を加えてよく混ぜ合わせ「塩ヨーグルト」をつくり、カブと人参、パプリカを入れ、よく混ぜ合わせ60分漬け込む。

  • @柚子の2/3を切り、中身をスプーンでくり抜き、中身を搾り、搾り汁を分けておく。
  • A @の搾り汁と合わせ酢の材料をボウルに入れよく混ぜ合わせ「合わせ酢」をつくる。
  • B塩ヨーグルトに漬け込んだ野菜を軽く水洗いし、水気をよく拭き取る。
  • C AB、大葉・刻み葱を混ぜ合わせ味をなじませる。くり抜いた柚子に詰め込んで完成。
今月のクイズの答え

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魅惑の国 イスラエルを知る

イスラエルの祭と祝日L
「ノヴィ・ゴッド」」

魅惑の国イスラエルを知る

 ノヴィ・ゴッド(ロシア語で「新年」の意)は、グレゴリオ暦で新年の始まりを記念するお祭りです。旧ソ連圏の国々を中心に、イスラエルでもロシア語母語話者移民や、ロシア系帰還者たちの間で、12月31日の夜から翌1月1日まで祝われています。
 1月1日をお祝いする風習は、1699年にピョートル一世が西洋の文化に近づけようとロシアに持ち込んだもので、その後、体制による様々な変遷を経て、最終的に1947年に祝日として認められるようになりました。今では、1月7日に祝われるロシア正教会のクリスマスまでの1週間が休暇となるのが一般的です。
 ノヴィ・ゴッドには、ヨールカと呼ばれるモミの木への装飾や枕元へのプレゼントなどクリスマスに似たような特徴があります。家庭では、子供たちの仮装パーティーやプレゼント交換、ゲストを招いての食事会などを行い、賑やかに過ごします。
 イスラエルでのこうした風習は、旧ソ連圏からの帰還者の一部と、イスラエル生まれの子息たちを中心に広がり始めました。特に、旧ソ連圏からの移民が多い町(ハイファ、ベエルシェバ、ネタニヤ、アシュドット、ナザレなど)では、大規模な祝賀イベントが開催されます。
 イスラエルにはユダヤ新年が存在しますが、グレゴリオ暦の新年にお祭りがないため、特定の宗教的背景のないノヴィ・ゴッドは世俗的なユダヤ人だけでなく、宗教的ユダヤ人にも受け入れられやすく、ここ数年で急速に普及しています。
 社会構造の多様化が認められるようになり、イスラエル国内での知名度を増すノヴィ・ゴッドは、公式の祝日として認められるよう、毎年法案が提出されています。

   

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What's栄養成分?体内バランスを整えよう 82 フコイダン

 フコイダンは、コンブやワカメ、モズクなど海藻類のヌルヌルとした部分に含まれている成分で、フコースというグルコース(ブドウ糖)の仲間の「糖」が数十から数十万個、鎖のようにつながってできている多糖体(糖鎖)です。グルクロン酸やガラクトースという糖を含むフコイダンもありますが、働きは基本的に同じです。
 海藻類は海の中で、波や潮の流れに揉まれながら多くの魚介類とともに生きているので、からだが傷つくことがよくあります。そんな時、体の中から出てくるのが水に溶けるタイプ(水溶性)の食物繊維であるフコイダンです。フコイダンは傷口から細菌やウイルスの侵入を防いだり、傷口を修復してくれるので、厳しい自然界に生きる海藻類にとっては身を守るための大切な武器なのです。
 そこで、私たち人間にも同様の効果が期待できるのではないかという研究が行われた結果、免疫力を高めるだけでなく、免疫を調節する働きがあることも確認されました。免疫力とは、単に細菌やウイルスなどから身を守るだけでなく、「自然の殺し屋」と呼ばれるNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化してがん細胞の増殖を抑える力も免疫です。そして、アレルギーや炎症も抑えてくれるというわけです。
 フコイダンは1913年にスウェーデンのウプサラ大学のキリン教授によりヒバマタという海藻から発見された多糖体ですが、日本国内でフコイダンが健康食品として注目されるきっかけとなったのは、発見から80年以上もたった1996年の第55回日本癌学会学術総会での「フコイダンのがん細胞アポトーシス誘導能」の発表でした。アポトーシスとは「細胞の自殺」という現象のことで、この研究は胃がんと大腸がんの細胞を自殺に追いやるという画期的な内容で、これを機にその後いろんな研究が行われ、抗がん剤の副作用を抑えたり、血栓防止作用があることも分かりました。
 また、フコイダンは、水に溶けるとゲル状になるので便のかさを増して便秘の改善にもつながります。さらに、水溶性の食物繊維として腸内の善玉菌のエサとなって善玉菌を増やし、腸内環境を良好に保つため、美肌効果も期待できるのです。

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