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健康の輪デジタル新聞

2019年11月号

この世界遺産は何でしょう? この世界遺産は何でしょう?

ヒマラヤ山脈の麓に広がる神秘の国、ネパール。宗教文化の花が開き、歴史ある建築物も多数。世界中のバックパッカーに絶大なる人気を誇ります。
答えはこちら

「手元の文字がぼやける」「焦点が合わない」「夕方になるとものが見えづらい」など、年齢的にはまだ早いのに老眼のような症状を感じたら、パソコンやスマートフォンなどの長時間使用による「週末老眼」「夕方老眼」かもしれません。

 「週末老眼」「夕方老眼」という言葉を聞いたことがありますか?これは、1日中、目を使い続けた夕方以降、また1週間使い続けた金曜日に目のかすみ・ぼやけなどの症状が現れることをさします。
 そもそも老眼とは、ピントを合わせる目の調節力が衰えて、近くのものが見えにくくなることで、誰にでも起きる老化現象です。
 レンズの役割をする水晶体の弾力が加齢とともに低下し、その水晶体を支える毛様体筋という筋肉が衰えることが原因で、一般的には40代以降から老眼になる人が増えますが、パソコンやスマートフォンなどで目を酷使することが多くなった近年では、20代や30代にも増えています。
 こうした目の疲れが解消されず蓄積された「週末老眼」「夕方老眼」の状態を放っておくと、さらに目の疲れが溜まり、肩こりや頭痛、めまいや吐き気などの症状を引き起こし、慢性化すると背中の痛みや手指のしびれなどを伴うようになります。
 また、体だけでなく、イライラや不安感をまねいたり、抑うつ状態、生理不順など精神的なダメージにもつながります。
 普段は何でもないのに、週末や夕方になるとものが見えづらい、1日7時間以上、パソコンやスマートフォンを見ている、価格表や説明書などの文字が小さく感じることがある、週末や夕方になると目が乾きやすく、痛みや重みを感じるなど、これらの症状に2つ以上当てはまる場合は、「週末老眼」「夕方老眼」の可能性があります。
 目の疲れや体調不良を感じたら、目の使いすぎを疑い、下記@〜Dを参考に、蓄積した目の疲労を解消するとともに、日頃から疲れを溜めない習慣を心がけましょう。

 カレンダーに記載されている「大安」「先勝」「友引」などの暦。
 「大安」だと、ついつい良いことが起こりそうな気分になってしまいますよね。実は、「大安」以外にも運気の良い日があります。
 そのひとつが「鬼宿日」。「鬼宿日」とは、地球から見た天体の動きを表す「天球」という考えをもとにした、暦や占いの総称「二十八宿」のひとつで、「鬼が宿にいて出歩かないので邪魔されない」という意味から縁起の良い日とされています。
 そのため、新しく事業を始めたり、引越しをしたり、宝くじを購入するのに最適な日といわれています。
 「鬼宿日」はほぼ毎月一回訪れます。2019年11月は15日(金)、12月は13日(金)。調べてカレンダーに印をつけておくと、少し得した気分になれるかもしれませんよ。

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健康長寿をめざして

朝に目が覚めた時や長時間同じ姿勢をしていた後、関節がこわばって動きにくかったり痛みがあったり…。このようなことが続いた場合は関節に炎症が起きている可能性があります。関節の炎症には様々な種類があり、膝や指などに現れることが多く見られます。

加齢が原因の変形性関節炎

 リウマチや変形性関節症、へバーデン結節、ドケルバン病なども代表的な関節の炎症です。また、スマートフォンやパソコンの普及により親指や手首の痛みを感じる人も増えています。
 関節の炎症には加齢により起こるものもあり、加齢が原因で軟骨がすり減り炎症が発生するもので、膝関節に最も多い炎症です。特に、肥満、運動不足、O(おー)脚のある人がなりやすい炎症で、立ったり座ったり、歩いたり走ったりすること、また、軟骨のすり減りや筋肉の低下によって膝に大きな負担がかかることで関節の軟骨が欠けたりすると、元には戻らないため悪化することがあります。普段からストレッチなどで関節を柔らかく保つことが予防につながります。

リウマチの原因は自己免疫

 リウマチなどの免疫異常で起こる炎症もあります。関節の間には軟骨があってクッションの役割をしていますが、この軟骨が免疫異常によって破壊されてしまいます。免疫異常は全身に様々な炎症を起こしますが、中でも関節に起こるのが関節リウマチです。関節の炎症の中でも代表的なもので、炎症により作られる化学物質に免疫細胞が集まり、それらの反応が原因となって過剰な免疫反応を起こします。
 関節の組織が破壊されると痛みや変形などが起こります。関節リウマチ患者の7割以上が女性であることから、ホルモンの関与も考えられています。
 治療に用いられる薬には、症状の緩和を目的とするものや関節組織の破壊を食い止めるものなどに加え、ステロイドも使われます。
 リウマチの炎症を抑えるには、普段から抗酸化食品やDHAなどのω3系不飽和脂肪酸を摂取することがお勧めです。

スマートフォンの普及で親指に炎症

 また、最近はスマートフォンの操作などが原因の関節炎もあります。
 今ではとても便利に使われているスマートフォンですが、片手で操作する時に親指をよく使っている人を見かけます。これにより親指の付け根や手首に炎症を起こすものがドケルバン病と呼ばれる腱鞘炎の可能性があります。ドケルバン病は妊娠や更年期の時期にも起こりやすく、女性ホルモンの関係も考えられます。
 親指を動かす腱(けん)は、それを覆う管状の鞘(さや)の中を通っていますが、この腱と鞘がこすれ合い炎症を起こすので腱鞘炎といわれます。親指以外の指に起こるものは、バネ指と呼ばれます。
 できる限り指を動かさないのが良いのですが、進行して悪化するとステロイド治療や手術などが行われます。また、親指に限らず全ての指に起こる炎症もあります。

指の変形を伴うヘバーデン結節

 ヘバーデン結節は原因不明の関節炎ですが、指をよく使う職業の人に多く見られる傾向があります。特に40代以上の女性に多いことや、妊娠時期にもみられることから女性ホルモンとの関係も考えられています。
 指の第一関節に現れるものをヘバーデン結節、第二関節に現れるものをブシャール結節と呼びます。指関節の軟骨がすり減り、骨同士が擦れたりして軟骨が破壊されると、そこにコブ状の骨棘(こつきょく)が現れ、関節が変形していきます。
 指関節のみに痛みやこわばりがあり、リウマチ検査で異常が見られない人はこの可能性があります。テーピングなどで固定したりステロイドの注射をしたりして治療しますが、治療で完全に元に戻ることはないため、違和感に気付いた時は早めの受診がお勧めです。

漢字熟語クイズ

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健康講座&料理
「キニナルおすすめフード」

料理をより美味しくする「にんにく」。その独特の匂いは驚くべき様々な力を秘めています。一度食べれば2日間ほど効果が持続。2〜3日に一度を目安に、継続して取り入れたいスーパーフードです。

 疲れた時や元気になりたい時、食べるとパワーがつくというイメージのある「にんにく」。健康に良さそうだとわかっていても、実際にどのような効果があるのか、あまり知らない人も多いのではないでしょうか。
 にんにくは、独特のにおいを持つネギ属の香味野菜です。このにおいの正体は、アリシンという成分で、にんにくを傷つけることでアミノ酸と酵素が反応し、刺激の強いにおいを放出します。

 これは、微生物や他の動物など様々な外敵に食べられないようにするための自衛手段であり、私たちがにんにくを調理する時、にんにくはこれまでに経験したことのない大きな傷を負うため、精一杯のアリシンを作り出し、においを発生させているのです。そして、このアリシンには様々な効果があるといわれています。
 私たちが疲労を回復したり体力を増強するためには、コンスタントに体内にエネルギーを補給する必要があり、そのエネルギー代謝にはビタミンB1が欠かせません。
 ビタミンB1は、玄米、胚芽米、豚肉、うなぎ、きのこ、大豆、ナッツなど多様な食材に含まれていますが、水溶性のため吸収率が低いのが難点です。しかし、これににんにくのアリシンが結合すると、油に溶ける性質に変化し、栄養分を腸から吸収して、体内でのエネルギー代謝を助けてくれます。
 さらに、アリシンは過熱などによりスルフィドという揮発性のイオウ化合物に変化し、ガン細胞の増殖を抑えたり、肝臓の解毒作用を強める作用なども発揮します。
 また、にんにくの芽にも同じような効果があります。抗酸化や美肌効果があるビタミンCや丈夫な歯や骨をつくるカルシウムなどは、にんにくよりも多く含まれていますので、どちらも効果的に取り入れたいですね。

 具と赤飯を炒めたライスに半熟卵をのせ、トマトソースをかけた変わりだねオムライスは、作り方が簡単なのに小豆の風味がほんのり感じられ、誰からも好まれるおすすめのオムライスです。
 赤飯はもち米や小豆を使っている分、白飯よりカロリーや糖質が高くなりますが、ビタミンB群をはじめ、銅・亜鉛・カリウム・たんぱく質などの栄養素が豊富です。
 また、赤飯の赤い色はポリフェノールで抗酸化作用があり、生活習慣病予防に効果があります。カロリーは高めですが、腹もちが良いので赤飯をチャーハンやドリアなど洋食にも取り入れて楽しみましょう。

材料
  • ・赤飯 …………………………………茶碗2〜3杯
  • ・ベーコン ……………………………4枚
  • ・玉ねぎ ………………………………1/2個
  • ・シメジ ………………………………1/2パック
  • ・椎茸 …………………………………2枚
  • ・マッシュルーム ……………………1パック
  • ・塩胡椒 ………………………………少々
  • ・バター ………………………………20g
  • <トマトソース>
  • ・トマトジュース ……………………180cc
  • ・ケチャップ …………………………大さじ3
  • <溶き卵>
  • ・バター ………………………………20g
  • ・卵 ……………………………………4個
  • ・生クリーム …………………………大さじ2
作り方
  • [下準備]
  • ベーコンは細切りにする。シメジは石づきを取り、小房に分ける。マッシュルームと玉ねぎをみじん切りにし、椎茸は石づきを取り除きスライスにする。

  • @ フライパンにバターと玉ねぎ、ベーコン、シメジ、椎茸、マッシュルームを入れ、しっかり炒める。塩胡椒を軽く振り、赤飯を加えてよく混ぜ合わせ、器に盛る(1人1皿)。
  • A 小鍋にトマトソースの材料を入れ、火にかけひと煮立ちさせる。
  • B 卵と生クリームをボウルに入れ溶きほぐし、半分(2人分)に分けておく。
  • C フライパンにバターを入れ溶かし、Bの卵を流し入れ、菜箸で混ぜながらお好みの柔らかさまで弱火で炒め、@のご飯の上にかぶせるようにのせる(1人分ずつ作る)。
  • D Cの卵にAのソースをかけて完成。
今月のクイズの答え

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魅惑の国 イスラエルを知る

イスラエルの祭と行事(23)
「シムハット・トーラー」

トーラーの巻物を抱いて喜び踊る人々。1年間、神の教え(トーラー)と共に生きることができた喜びを皆で分かち合います。

 シムハット・トーラーはユダヤ教の祭日であり、ユダヤ暦のティシュレー月22日(グレゴリオ暦で10月頃)。イスラエルでは祝日となります。
 ユダヤ新年に続き、大贖罪日、仮庵祭と10月は大切な祭が連続します。この仮庵祭の1週間が終わった翌日に行われるのが、シムハット・トーラー(律法の歓喜祭)です。ユダヤ新年祭の最後を飾るイベントでもあります。
 ユダヤ教では、1年をかけて『トーラー(旧約聖書の最初の5巻、モーゼ五書)』を朗読します。毎週読む箇所が決まっており、その箇所を1週間かけて学びます。この1年間の朗読のサイクルが終わり、神の教え(律法、トーラー)と共に生きることが出来たことを感謝する時が、シムハット・トーラーなのです。
 この日は、申命記(モーゼ五書の第5巻)の最後の部分を読み終えた後、創世記の最初の部分を読みます。こうして再びモーゼ五書を1年間かけて読み始めるのです。
 このお祭りは、1500年前に書かれたユダヤ教の口伝律法集であるタルムードにはまだその名で載っていませんでしたが、「シェミニー・アツェレットの2日目」という名で現れています。
 シナゴーグ(ユダヤ教会堂)、特にハシディズム派の会堂に行きますと、大勢の人が歓喜に酔うようにしてトーラーの巻物を中心に歌い、踊り続ける光景が見られます。神の教えと共に1年間を生き通すことができた喜びを聖書の言葉で讃え、体全体で踊って表現するのです。ユダヤ人にとって如何に神と共に生きることが大切かを感じることができる祭です。
 シムハット・トーラーが終わると、お祭りのシーズンも去って、イスラエルに冬の季節がやって来ます。

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What's栄養成分?体内バランスを整えよう 92 プロシアニジン

 「プロシアニジン」はりんごに含まれるポリフェノール(総称:りんごポリフェノール)の主成分です。「プロシアニジン」はすべての品種のりんごに含まれており、国内で流通しているりんごについてみると、「ふじ」や「王林」にやや多いといわれています。また、成熟度でみると、青い未熟果の方が成熟果より「プロシアニジン」を多く含んでいます。
 「プロシアニジン」は、りんごポリフェノールの構成成分の約6割を占めており、その生体調節機能について、今とても注目されている成分です。
 「プロシアニジン」の主な機能性は強い抗酸化作用が特長で、緑茶の「カテキン」や、赤ワインなどに含まれる「レスベラトロール」よりも抗酸化力が優れていることが明らかになっています。期待される健康効果としては、美白(シミ・シワ予防)、育毛、アンチエイジングなどの美容効果や、動脈硬化などの生活習慣病の予防、脂肪燃焼といったダイエット・健康効果があります。
 りんごに含まれるポリフェノールの一種の「アントシアニン」は、皮や皮の近くに含まれ、果肉には少ないのですが、「プロシアニジン」は、りんごの果肉にも豊富に含まれていますので、「プロシアニジン」の摂取量は、皮付きも皮なしも変わりないということです。
 さて、りんごの皮をむいてカットしておくと、しばらくして空気に触れているところが茶色く変色しますが、原因はりんごポリフェノールの主成分である「プロシアニジン」などのポリフェノールが、ポリフェノール酸化酵素と化学反応を起こすからなのです。このように「プロシアニジン」などのポリフェノールは自らが酸化することで結果的に果実成分を酸化から守っているのです。つまり、変色する前のりんごを食べる方が「プロシアニジン」の量が多いということになります。
 塩水や、レモンやハチミツでりんごの変色を防止することは、単に見た目だけでなく、「プロシアニジン」の有効活用にも一役買っていたのです。そして、体内においても同様に「プロシアニジン」が自ら酸化することで、細胞(たんぱく質)や細胞膜(脂質)などを酸化(老化)から守ってくれる、というわけですね。

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