ブラジル第二の都市。美しい海岸とそびえ立つ巨大な奇岩、エネルギッシュで陽気な人々……。どこからともなくサンバのリズムが聞こえてきそう。
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現在、日本の高齢者の死亡原因トップ3のひとつとなっている「肺炎」。一般的に感染による疾患ですが、75歳以上の高齢肺炎患者においては、その約7割が「誤嚥性肺炎」だといわれています。
飲食物や唾液を飲み込む動作を「嚥下(えんげ)」といいますが、加齢によってこの嚥下機能が低下し、飲食物などが誤って気管に入ってしまうことがあります。これを「誤嚥(ごえん)」といい、これによって肺に細菌が入り込んで引き起こされる炎症を「誤嚥性肺炎」といいます。
この誤嚥性肺炎は加齢とともに増加し、75歳以上の肺炎患者のうち、約7割が誤嚥性肺炎だといわれています(平成28年度 厚生労働省調べ)。
主な症状は、激しく咳き込む、高熱が出る、呼吸が苦しい、黄色い痰が出るなどですが、医師でもなかなか診断が難しく、風邪だと思っていたら、徐々に元気がなくなり、調べた結果、誤嚥性肺炎だったというケースも少なくありません。
また、食事とは関係なく、入眠時など、知らないうちに気管や肺へ唾液が流れ込み、いつの間にか誤嚥を起こしているというのも特徴的です。何度も繰り返しやすく、それによって耐性菌が発生して抗生物質が効かなくなったり、体力の衰えにより最悪の場合、死亡にもつながる肺炎です。
予兆として「元気がない」「食欲不振」「傾眠(けいみん)」などの症状が高齢者に現れたら、迷わず受診することをお勧めします。
誤嚥性肺炎を予防するためには、嚥下機能を向上させることが重要です。嚥下機能は50代から少しずつ低下していくので、日頃から友人や家族とのおしゃべりをする、笑う、カラオケで歌うなど、喉を鍛えることを意識して、早めの予防を心がけましょう。
よく、お酒飲みの人を飲兵衛(のんべえ)といったり、エッチな人を助兵衛(すけべえ)といったりしますよね。実はこれ、江戸時代にできたあだ名だそうです。
江戸時代の人は、極端に何かに執着する人のことを「◯◯兵衛」と呼ぶことが多かったようで、ぐずぐずしている人を「ぐずろ兵衛」と呼び、田舎にはその名前が多かったことから、田舎者のことを「権兵衛」「八兵衛」と呼んでいたそうです。
その他にも、万に8つくらいしか本当のことをいわないという意味から、嘘つきの人のことを「虚田万八(うそだまんぱち)」、堅物で融通の利かない人のことを「石部金吉(いしべきんきち)」といっていたとか。
江戸時代の人たちのユーモア溢れるセンスが感じられますね。
脳卒中は、脳の血管が詰まってしまう脳梗塞、脳の血管が破れてしまう脳出血、くも膜下出血などに分類され、一般的には冬に多いと思われています。しかし、季節別にみると、なんと夏に発症するケースが最も多いようです。これは、暑さによる脱水症状が原因と考えられますので、しっかりと水分補給をして予防しましょう。
汗から流れ出るミネラルも補給
近年の暑さは異常ともいわれるようになりました。暑いと当然汗をかきますが、蒸発してしまい流れない汗もあります。たらたら流れるばかりでなく、衣類や下着が湿気を持っている時は発汗している時ですね。実は汗には、水分だけでなくミネラル分も含まれています。このミネラルの中には、カリウムやマグネシウムなどの他に微量なミネラルが含まれているため一緒に流れてしまう可能性もあり、体内のミネラル不足にもつながります。ミネラルは心臓や筋肉の動きにも関係する栄養素ですから、不足することで体内の代謝バランスを崩してしまうことにもつながります。
水分を補給する時には、水だけを飲むのではなく、電解質などの含まれているスポーツ飲料を飲んだり、野菜などを食べたりすることで水分と一緒にミネラルの補給も心がけましょう。
脳卒中の前触れとしてみられるサイン
体内の水分やミネラルが不足すると、血液の粘度も上がるためドロドロ血液などといわれる状態になり血液の流れも悪くなります。こんな状態のときに血管が硬くなっていたり狭くなっていたりすると危険性は倍増してしまいます。
実際に、脳梗塞が疑われる前ぶれ状態の時に出やすいサインがあります。そのサインは、片方の手や足に力が入らずダラーンとしてしまう、顔の左右どちらか半分にゆがみやしびれがある、ろれつが回らなくなる、片方の目が見えにくくなる、または、視野の一部が欠けたり、ものが二重に見えたりする、めまいやふらつきがある、頭痛と共に吐き気がする、突然の激しい頭痛など、これらの症状は脳梗塞の前兆を表すサインとされています。もし、これらの症状が現れた場合は早急な受診をお勧めします。
糖尿病は脳梗塞の危険性を高める
日本は、脳卒中の発症率が高いといわれていますが、これは生活習慣病の患者が多いことも関係しているようです。
例えば、福岡県久山町の調査では、40歳以上のほとんどすべての人が毎年健康診断を受けており、その結果脳梗塞の患者数は、糖尿病の人の方が糖尿病でない人の2〜4倍も多いことがわかりました。
脳梗塞は、動脈硬化により血流が悪くなるために起こりますが、その動脈硬化の進行を早めてしまうのが糖尿病なのです。
脳梗塞を起こした場合、後遺症が残ることも多くあり、回復後の生活に影響が出ることもあるため、そうなる前に日頃からの予防が重要になります。
脳卒中の予防は
生活スタイルの改善
脳梗塞は夏の時期、特に6月から8月に集中して起きており、発症の多い時間帯としては就寝中と朝の起床から2時間以内が最も多いといわれます。
特に起床時は血圧も上昇するため、就寝前と起床後にコップ一杯の水やぬるま湯を飲むことで予防に繋がると考えられています。
社団法人日本脳卒中協会では、予防のための10か条を発表していますので参考にしていただくとともに、水分だけでなく、ミネラル分や血液の流れをサラサラにするDHAやカロチノイドなどを取り入れることも予防に繋がるので実践してみましょう。
スポーツをしている時など、筋肉への急激な負荷によって起こる「肉離れ」や「アキレス腱断裂」。痛みを長引かせたり後遺症を残さないためには、受傷直後の正しい処置が必要です。
一般的に、プロスポーツ選手やアマチュアでも本格的にスポーツをしている人に多いと思われがちな「肉離れ」や「アキレス腱断裂」。でも実は、運動不足の人や中高年の方に起こりやすい運動障害です。
「肉離れ」は、スポーツなどで筋肉に強い収縮力が働いた時、自分の筋力に耐えきれなくなって筋組織が断裂することで、主に太ももやふくらはぎ、背筋などに発生します。
「アキレス腱断裂」は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉が急激に収縮した時や着地動作などで急に筋肉が伸ばされた時に発生し、受傷時には、破裂したような音やバットで叩かれたような強い衝撃を感じることが多い外傷です。
肉離れを起こしてしまった時の応急処置は、とにかくすぐ冷やすこと。肉離れは大量の内出血を伴うケースが大半なので、この内出血を迅速に抑制することが何よりも大切です。従って、多少動ける程度(軽度)の肉離れ症状でも運動は直ちに中止し、受傷後すぐに氷嚢などでアイシング処置を行いましょう。また、背筋に肉離れを起こしてしまった場合は、マットレスの下に板を入れ、背筋が真っ直ぐになるようにしましょう。
一方、アキレス腱断裂を起こしてしまった時は、まずは患部が曲がらないよう、まっすぐな板と包帯、タオルなどで固定します。この時、受傷者を下向きに寝かせて、足を板の上に固定するのが正しい状態ですが、上向きの場合もつま先までまっすぐ伸ばした状態で固定すればOKです。そのまま病院で診察を受けましょう。
アキレス腱を断裂した直後も、しばらくすると歩くことができるようになりますが、これは断裂の状態をさらに悪化させることになりかねないので絶対にやめましょう。また、痛みを和らげようと患部周辺をマッサージしたりストレッチを行うのも禁物です。
フルーツをたっぷり使ったデザートはビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカルが豊富で体の調子を整えたり病気予防に役立ちます。
フルーツというと食後に食べるイメージがありますが、食前か食間に食べる方がフルーツの栄養素をしっかり吸収することができるのでおすすめです。特に「朝のフルーツは金」といわれるように、朝食にフルーツを食べると便秘の解消にもなり、いち早く吸収されるので一日の活力源になります。ただし、食べ過ぎには注意が必要。目安は80kcal、200gで、片方の手のひらにのる量といわれています。
- ・白玉粉…………………………80g
- ・砂糖……………………………10g
- ・水………………………………60cc
- ・苺シロップ……………………20cc
- ・リンゴ…………………………1個
- ・キウイ…………………………1個
- ・バナナ…………………………1本
- ・パイナップル缶………………1缶
- ・黄桃缶…………………………1缶
- ・ミント…………………………適量
- ・ソーダ…………………………200cc
[下準備]
リンゴ、キウイ、バナナ、パイナップル、黄桃は食べやすい大きさに切る。
- @ボウルに半分量の白玉粉と砂糖を入れ、水30ccを少しずつ加え耳たぶよりすこし固めにしっとりするまでこねる。残りの白玉粉と砂糖を別のボウルで、苺シロップと水を加えてしっとりするまでよくこねる。
- A沸騰した湯に@を手で丸めながら落とし、浮かんできたら2分後に取り出し、冷水に入れ粗熱を取り冷ます。
- Bフルーツ、白玉団子をお皿に盛りつけ、ソーダを注ぎ入れ、ミントを飾り完成。
イスラエルの祭と祝日G
「ホロコースト記念日」
第二次世界大戦中、ヒトラー率いるドイツのナチス政権が、ユダヤ人を大虐殺し、600万人もの犠牲者を出しました。このユダヤ人大虐殺のことをホロコーストと呼び、日本でもこの出来事は「アンネの日記」でよく知られています。
そして、このホロコーストの悲劇、苦難を忘れないために設けられたのが、ホロコースト記念日(ヨム・ハショア)です。正確には、ヨム・ハズィクロン・レショア・べ・レゲブラーといい、「ホロコーストとヒロイズムを記念する日」という意味になります。
また、ホロコースト記念日は戦争中にゲットー(ユダヤ人隔離地域)に閉じ込められたユダヤ人レジスタンスたちがナチスドイツに対して起こした武装蜂起の日と重ねています。それは、「ユダヤ人でも抵抗した人たちがいた」という「弱いユダヤ人」のイメージに対するアンチテーゼの意味が込められているためです。
ホロコースト記念日には、イスラエルの至る所で記念式典が行われます。学校や仕事は普段通りにありますが、午前10時に黙祷のサイレンが鳴り響きすべての機能がストップ。高速道路を走っている車でさえも一斉に止まり、どこにいようともイスラエル中が黙祷します。
また、記念式典が行われる12時から14時の間は、すべてのお店が営業を停止。ホロコースト記念日の前日の夕方から夜までと、この式典の間はお店を営業してはいけないと法律で定められているそうです。
ホロコーストはイスラエル国家にとって、その存在意義にも関わる重要な歴史的な出来事です。戦後70年以上が経過し、ホロコースト生存者や証言者は年々減っていますが、イスラエル人にとって、決して忘れ去られることはありません。
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プラセンタは、医薬品のほか、美容やアンチエイジングを訴求したドリンク、健康食品、そして化粧品にも使われる成分です。もともと、プラセンタとは胎盤を意味する英語ですが、現在では漢字の「胎盤」よりもカタカナの「プラセンタ」が広く使われています。
プラセンタの語源は、丸く平たい形をしたヒトやネズミの胎盤の形にあり、平板を意味するプラークに由来します。
私たち哺乳類はお腹の中で赤ちゃんを育て、ある程度の大きさに育ててから出産します。このような子孫の残し方を「胎生」といい、妊娠した時にだけできる特別な臓器「胎盤」の力によって胎児は育ちます。胎盤は、胎児の出産後に「後産(あとざん)」として排出されます。自然界では、排出された胎盤を、動物は必ず食べますが、本来は肉を食べないはずの草食動物でも食べてしまいます。胎盤は栄養成分に優れ、多くの効力があることから、自分が出産の疲れから早く回復することを本能的に知っているためだといわれています。胎盤には十数種類のアミノ酸をはじめ、糖、脂質、核酸、ビタミン、ミネラルなど栄養成分が豊富に含まれるとともに、妊娠中はホルモンや酵素、成長因子など胎児の発育に必要なものを作り出します。
また、母親の血液と胎児の血液は直接混ざり合うことはなく、胎盤が酸素や栄養成分、老廃物のやり取りを行う場所としてとても大切な臓器です。
胎盤が、プラセンタという名で私たちの身近になってきた理由は、胎盤から有用成分を抽出したエキスが作られたことで利用の範囲が広がり、錠剤やドリンクが開発され、滋養強壮薬として承認されるようになったことです。医療用医薬品では肝機能改善、更年期障害、乳汁分泌促進が、化粧品の分野では、薬用化粧品の「美白」の有効成分として承認されています。
ちなみに、キューバでは外用薬が白斑の治療薬として承認されています。
プラセンタの形状は種によって大きく変わりますが、組成や成分には大きな差はありません。わが国では、医療用注射薬は人間の胎盤のみ、それ以外の経口剤・外用剤、健康食品はブタ・ウマなどの胎盤が様々な分野で用いられています。