クロスタニン・ドナリエラの日健総本社ホームページ

健康の輪デジタル新聞

2017年4月号

この世界遺産は何でしょう? この世界遺産は何でしょう?

世界の美しい街ランキングに必ず入るといわれるほど美しい街並。芸術、音楽、文学など中世ヨーロッパ文化の香りが今も色濃く残されています。
答えはこちら

口腔ケアで健康維持・長生き

一般的に300〜700種類の細菌が生息しているといわれる口内環境。口内細菌には全身疾患の原因菌も潜んでいますので、病気のリスクを減らすためにも、口腔ケアをしっかり行い清潔に保つことが大切です。

手入れした分′果を発揮

 私たちは小さい頃から「歯磨きをしなさい」といわれて育ってきました。歯磨きは今でも大切なことですが、近年、それ以上に「口腔ケア」の大切さがクローズアップされています。
 口腔ケアとは、歯だけでなく口内全体を手入れすること。虫歯や歯周病の予防になるだけでなく、身体全体の健康を守ることにつながり、きちんと手入れすれば、努力した分だけ効果が現れるといわれています。
 口腔ケアの基本は、まず毎日自分自身で行う「セルフケア」。通常の歯磨きに加え、歯間ブラシやフロスなどを使ったプラークコントロール(歯垢除去)や舌、上顎の清掃を行います。特に粘膜をケアすることが大切で、白湯(さゆ)で湿らせたスポンジ・ブラシや指にガーゼを巻き、歯、歯肉、頬の内側、舌の下の隅々まで口腔内を潤し、食べ物の残りかすを拭き取ることが効果的。また、洗浄後は口内を乾燥させないようにすることもポイントです。
 さらに、食事の際は、口内の筋力や機能を衰えさせないよう、しっかり咀嚼(そしゃく)することやゆっくり飲み込むことにも意識を持つようにしましょう。そうした日々のセルフケアに、定期検診による専門的な口腔清掃と指導をしてもらう「プロフェッショナルケア」を組み合わせることが理想です。
 口腔ケアの最大の目的は、口の中の病気予防や健康の維持と共に、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を高めること。いつまでも健康で充実した生活を送りたいですね。

こんな予防に効果があるといわれています

楽しい嘘で笑顔にエイプリルフール

 4月1日はエイプリルフールですね。エイプリルフールの由来は諸説あり、正確な由来はわかっていませんが、最も有力な説は、フランスのグレゴリオ歴採用に関連しているといわれています。
 フランスではその昔、4月1日を新年としてお祝いしていましたが、1564年に当時の国王によって、1月1日を新年とするグレゴリオ歴が採用されることとなり、それに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎするようになったのがきっかけといわれています。
 しかし、その他にもインド仏教説や古代神話に基づくとされる説もあり、本当のところは未詳です。
 日本では、大正時代に西洋から伝わり、エイプリルフールの風習が始まったとされています。
 さぁ、今年はどんな楽しい嘘をつきますか?

▲ページトップへ

若々しく生きよう!70 花粉症を引き起こす炎症物質をDHAが抑制!
健康長寿をめざして

血液をサラサラにすることや、脳機能を活発にすることで知られるDHA(ドコサヘキサエン酸)。近頃では花粉症をはじめとするアレルギーの予防にも、DHAの機能性に期待が寄せられています。
辛い時期を少しでも短く、そして軽く過ごすためにも、ぜひ食生活に取り入れたい栄養素ですね。

4人に1人が花粉症!?

  花粉の時期になるとマスクもティッシュも手放せなくなる人を多く見かけます。
 今では国民の約25%が花粉症であるといわれています。
 10才以下のお子様から、70代以上の人まで、実に幅広い年齢層の人が花粉症に悩まされており、中でもスギやヒノキによる花粉症が多いようです。
 そもそも、なぜこんなに多く花粉が飛ぶようになったかについては、戦後、建築資材確保のために山林にスギの木などを多く植えましたが、徐々に安価な木材が輸入されるようになったため、木の手入れや切り倒すことをしなくなり、花粉の量も多い樹齢の長いスギの木などが多くなったためだといわれています。

花粉症の仕組み

花粉症

 花粉症は、目や鼻に花粉が入ることで起こる体の過剰な排泄作用です。
 目や鼻から花粉を洗い流すために、涙や鼻水が大量に流れ出すのです。
 これは、身体の防衛反応なのですが、過剰に働くことで鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ、涙などが出るのです。
 体内では、花粉などの異物に対し、IgE抗体と呼ばれる目印を作り出し、異物に目印を付けます。
 この目印に反応する花粉を体から追い出す物質が、ロイコトリエン、ヒスタミンと呼ばれ、痒み、くしゃみ、鼻水を引き起こす炎症物質となるのです。
 炎症物質は、他にもプロスタグランジンなどが代表的です。
 ですから、花粉症の薬として、抗ロイコトリエン剤や、抗ヒスタミン剤などの抗炎症剤が使われるのです。

花粉症に良い油・悪い油

 体内で炎症を起こす炎症物質は、食事によって取り入れられる油の種類とも関係があります。
 一般に炎症物質を作りだす油には、ω-6系脂肪酸が挙げられます。
 リノール酸やアラキドン酸などがこの仲間に入りますが、一般食品としては、肉類などや揚げ物や炒め物に使うサラダ油を多く摂取することで体内に増加していきます。
 適度な摂取では、血圧の調整や免疫の調整などの働きがありますが、現代社会の食生活においては、この、ω-6系脂肪酸の過剰摂取が原因となり、体内に炎症物質を過剰に作り出してしまいます。
 つまり、花粉症の症状をひどくしたり、長引かせたりする原因になるのです。
 一方、この炎症物質が作られるのを、体内で抑制してくれる働きを持つ油があります。
 これが、ω-3系脂肪酸と呼ばれる油で、この仲間にDHAやEPAなどがあり、主に魚に多く含まれています。
 日本では、昔から魚を多く食べる習慣がありましたが、現代の食習慣を見ると、魚はあまり多く食べられていないようです。
 厚生労働省の調査では、1日1gのDHAやEPAの摂取を推奨していますが、残念ながら国民の平均摂取量はそれを満たしていません。
 花粉症患者が増えてきた背景にはこのような食の変化があるようです。
 気を付けておきたいのが、近年、魚が苦手だったり、魚アレルギーを持つ人も増えているため、魚から摂取できない場合もあります。
 最近では藻から取れる植物性のDHAも開発されていますのでそのような場合にはこれらの機能性食品などを利用するのも良いでしょう。
 花粉症で悩む人は辛い時期を乗り切るために、DHAをはじめとしたω-3系脂肪酸を取り入れてみてはいかがでしょうか。

漢字熟語クイズ

▲ページトップへ

健康講座&料理
捻挫処置の4大原則「RICE」療法

捻挫は、応急処置を適切に行うことで、症状や痛みを軽減することができます。靭帯が傷つくまでに達していない場合は、セルフケアでの治療が可能ですので、正しい応急処置の手順を覚えておきましょう。

 捻挫は、運動中のアクシデントや日々の生活で転倒した際などに、手首や足首をひねることにより、骨と骨の繋ぎの役割をしている関節部分が傷つき、運動許容範囲を超えて負荷がかかってしまったために起こる外傷です。
  その80%は軽度なものですが、正しい治療を施さなかったために、より重度な怪我に繋がるケースが多いのも捻挫です。したがって、治療を長引かせないためにも、捻挫は正しい応急処置がとても重要になります。
 捻挫の応急処置の基本は「RICE」療法。これは応急処置時に大切にしたい4大原則の英単語の頭文字を取ったもので、すべての捻挫に当てはまる処置法です。

固定の代用 三角巾の代用

 まず、最初の「R」は、安静(REST)です。応急処置をスムーズに進めるためにも、まず安静になれる場所を確保してください。この時、絶対無理はせず、患部を動かさないように、また移動の際には周囲の手を借りるようにしましょう。
 二番目の「I」は、冷却(ICE)です。炎症を抑え、痛みをとるため、患部を中心に広めの範囲を冷やします。時間をかけて患部の熱を取り、後々、内出血を残さないためにも、瞬間的に冷やす冷却スプレーなどより、氷のうや氷水などで20分以上しっかり冷やすようにしましょう。
 「C」は、圧迫(COMPRESSION)。ハンカチなどの柔らかい布で患部をくるんでから包帯を巻き、内出血や腫れを防ぎます。応急処置のテーピングのできる人が側にいれば、固定してもらいましょう。
 最後の「E」は、拳上(ELEVATION)(きょじょう)。心臓よりも高い位置に患部を上げて保つことで、炎症を防ぎます。
 捻挫をした時、「これくらい大丈夫」と周りに気を使ってしまいがちですが、無理して動かして症状を悪化させてしまっては本末転倒です。速やかに「RICE」療法を行うためにも、積極的に周りの人の協力を求めるようにしましょう。

春キャベツのミートサンド 写真 春キャベツのミートサンド

 いつも家庭に常備している葉野菜のNo.1といえば、キャベツではないでしょうか。サラダやフライの付け合わせとして、また、炒めても煮ても美味しく、いろいろな料理に活躍してくれる野菜です。
 栄養的にも大変優れ、ビタミンCは100g中44mg含まれています。成人の1日の摂取量は約100mgなので、大きめの葉を3枚ほど食べれば摂取できてしまいます。
 また、キャベツの栄養として見逃せないのがビタミンU。胃炎や潰瘍の回復に効果があるといわれ、別名キャベジンとも呼ばれています。その他にもカリウム、ビタミンK、カルシウムも豊富に含まれています。

材料
  • ・春キャベツ……………………1/4玉
  • ※芯を残して2等分のくし切りにする。
  • ・オリーブオイル………………大さじ1
  • <A>
  • ・合挽肉…………………………100g
  • ・玉ねぎ(みじん切り)………1/4個
  • ・卵………………………………1個
  • ・パン粉…………………………大さじ2
  • ・牛乳……………………………大さじ2
  • ・塩こしょう……………………適量
  • <ワインソース>
  • ・赤ワイン………………………100cc
  • ・コンソメスープ………………100cc
  • ・ケチャップ……………………大さじ2
  • ・醤油……………………………大さじ1
  • ・ハチミツ………………………大さじ1
作り方
ミートサンド
  • @ボウルに〈A〉の材料を混ぜ合わせて粘りが出るまでよく練る。
  • Aキャベツの葉と葉の間に@を芯に近い方からはさみ込み、手で軽く押さえて形を整える。(計2つ作る)
  • Bフライパンにオリーブオイルを熱し、Aを並べ中火で3〜4分両面をこんがりと焼く。
  • Cワインソースの材料を加え、煮立ったら蓋をして弱火で約10分蒸し煮にする。蓋をとり、煮汁を回しかけながら中火で2〜3分煮る。
  • D塩こしょうで味を調え、器に盛り付けて完成。
今月のクイズの答え

▲ページトップへ

魅惑の国 イスラエルを知る

イスラエルの歴史・文化遺産C
「聖書ゆかりの遺丘群」

古代イスラエルの最南端の町であったベエル・シェバに今も残る遺丘(テル)。

 イスラエル国内に残る約200ほどにも及ぶ遺丘(テル)の中で旧約聖書にも登場するメギド、ハツォル、ベエル・シェバの3つの大規模なテルが最も代表的な遺跡となっています。これらは単に旧約聖書で登場するということだけではなく、古代の水利施設の遺構や、近隣の国や地域の建築様式の影響がみられる構造物跡など、青銅器時代から鉄器時代にかけての都市や文化交流の様子を伝えていることも高く評価されています。
【メギド】
 メギドは交通の要衝であったため、軍事的な戦略拠点として戦火が絶えることがなかった土地です。古代から幾度となく戦いが起こる度に、破壊された町の上に新しい町が建設されるという歴史が繰り返され、丘(テル)のようになっているため、「テル・メギド」と呼ばれイスラエルの遺丘の中でも最大級です。複数の時代の遺跡が層になって幾重にも重なっており、約30もの都市遺跡が積み重なった非常に興味深い遺跡となっています。さらに新約聖書の「ヨハネの黙示録」には、最終戦争が行われる場所であるハルマゲドンとして「メギドの丘」が記述されています。
【ハツォル】
 ハツォルはイスラエルの遺丘群の中でも最大の面積を誇り遺跡の層も21層あります。エジプトとメソポタミアを結ぶ道筋上にあり、肥沃な土地と豊かな水があったため古代から発展しました。
【ベエル・シェバ】
 ベエル・シェバはネゲブ砂漠の北にあり、古代イスラエルの最南端の町でした。紀元前12世紀頃からイスラエル人が集落を作って住み始め、町は戦いのたびに崩壊と再建を繰り返し15層の遺跡が積み重なっています。
 これら3つの遺丘群は2005年、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

▲ページトップへ

What's栄養成分?体内バランスを整えよう 61 ローヤルゼリー

 ローヤルゼリーは栄養ドリンクなどに配合されて広く出回っているので、誰もが一度は名前を耳にして、ご存じの方も多いでしょう。
 ローヤルゼリーとはミツバチの若い働き蜂が花粉やハチミツを食べて体内で分解合成し、分泌する乳白色のクリーム状の物質のことで、ハチミツとは違うものです。
 ローヤルゼリーの成分はおよそ水分65%、たんぱく質13%、糖質10%、脂質その他12%で、その特徴として人体が必要とする9種類の必須アミノ酸のほか、15種類のその他のアミノ酸と、10種類のビタミン類を含みます。中でもビタミンB群は大変豊富です。その他にも病気の予防・改善や美容・アンチエイジングに非常に重要な役割を果たす特有成分が含まれています。
 ローヤルゼリーは、ミツバチにとって必要不可欠な食べ物です。実は、女王蜂も働き蜂も同じ卵から育ちます。王台という特別な部屋に産み付けられた卵から孵化した幼虫のみがローヤルゼリーを食べて女王蜂へと育ちます。他の卵から孵化した幼虫は働き蜂になり、ハチミツや花粉を食べて育ちます。ローヤルゼリーを食べて育った女王蜂は、働き蜂と比べて体も2倍と大きくなり、寿命も働き蜂が数ヶ月に対し、3〜5年も生きます。また、卵を産むことができない働き蜂に対して、女王蜂は毎日約1500個もの卵を産み続けることができるなど、特徴や能力が大きく異なります。
 これまでは、体型や能力は生まれつき、つまり遺伝子≠ノよって決まっていると考えられてきましたが、生後の食べ物によってこれだけ歴然とした差をもたらすローヤルゼリーのパワーは驚異的で、計り知れないものがあります。
 ローヤルゼリーの効果としては、強力な抗酸化物質が豊富に含まれていますので、身体の免疫機能を破壊する活性酸素を排除し、本来の免疫機能を力強くサポートします。
 多種多様な栄養素がバランス良く含まれるローヤルゼリーを摂取することにより、普段不足している栄養素を幅広く補給することができるので、免疫力をアップさせ、病気を予防するための体づくりには最適な栄養補助食品といえるでしょう。

日健総本社へのお問い合わせはフリーダイヤル0120-130501

Copyright (C) NIKKEN SOHONSHA CORPORATION All Rights Reserved.

株式会社日健総本社