地球のへそとも呼ばれ、オーストラリアの中心部に位置する一枚岩。7色に変化するといわれるほど様々な表情で人々を魅了する。
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緊張したり運動したりしていないのに、突然心臓の鼓動が強く感じたり速くなったりすることはありませんか?加齢とともに発作の頻度が増す「動悸」の正体とは、一体何なのでしょう?
緊張したり、不安を感じたり、恥ずかしい思いをした時、また階段を上ったり運動をした後などに心拍数が上がり、心臓がドキドキすることがありますよね。これらは、自律神経の働きが高まることで起こる自然な生理現象ですが、安静時にも関わらず動悸を感じる場合は注意が必要です。
通常、心臓は1分間に60〜100回程度脈を打ちます。この正常値を超えて心拍数が上がったり、脈が飛んだりするのが不整脈で、これが動悸の主な原因です。
心臓に関連するものなので不安になりますが、加齢や体質的なもの、ストレス、睡眠不足などで誰でも不整脈を起こすことがあり、症状の7〜8割は心配のない動悸だといわれています。
しかし、動悸と同時に冷や汗が出たり息苦しさを感じる、失神したり意識が薄くなったりする時は、生命の危機にも関わりかねません。
発作が起こったら、まずは放っておいても大丈夫な一過性のものかどうかを見極めるため、楽な姿勢で治まるかどうか一時的に様子を見ましょう。
深呼吸を繰り返し行うことや、首の動脈や両目を静かに押すことで動悸が治まることがあります。それでも治まらず、さらに胸の痛みや呼吸困難を伴う場合はすぐに助けを呼びましょう。
また、安静にしているのに突然動悸が生じる場合は、内分泌ホルモン異常や狭心症・心筋梗塞、低血糖症、更年期障害(女性の場合)などの可能性があるので、主治医や内科、循環器科を受診し検査を受けることをおすすめします。
4年に一度のスポーツの祭典「五輪」が、いよいよ8月5日に開幕しますね。今年の開催都市はブラジル・リオデジャネイロ。熱い国での熱い戦いに今からワクワクします!
今年で31回目となるこの大会、第1回目から出場している国はどこか知っていますか?答えは、ギリシャ、イギリス、フランス、スイス、オーストラリアの5ヶ国だけだそうです。
また、初めてテレビ中継が試みられたのが、1936年のドイツ・ベルリン大会。ドイツの技術力を見せ付ける絶好の機会と考えたヒトラー政権が、試験的にトライ。
そして、そのおよそ30年後の1964年の東京大会で、初めて世界各国に衛星中継されたそうです。
今すぐ使えるこんな五輪の小ネタ、意外と喜ばれるかも!?
近年、日本人の死因のトップを占めている悪性腫瘍(がん)ですが、その種類によって、発病しやすいがんと、発病しにくいがんがあるようです。
ここ最近では、子宮頸がんや肺がんの患者数が増えつつあるといわれています。
増え続ける子宮頸がんと肺がん
女性に多いがんは、乳がんに続き、大腸がん、胃がん、肺がん、子宮がんの順となっています。中でも、子宮頸がんは、20代や30代でも発病するといわれており、早い時期からの定期検診が重要となっています。
子宮頸がんとは
働き盛りの年代の女性は、同年代の男性より、2〜3倍もがんになりやすいといわれています。
子宮がんは発症する部位によってがんの病名が異なります。膣に近い「頸部」の子宮頸がんと、胎児を宿す「体部」の子宮体がんがあり、子宮がん全体のうちの約8割を、子宮頸がんが占めています。
最近の研究報告では、子宮頸がんのほぼ100%が、「ヒトパピローマウイルス」(HPV)というウイルスの感染によるものであることが明らかになってきました。
このウイルスは、一般的なありふれたウイルスであり、皮膚や粘膜の接触で感染するため、感染しやすいウイルスといわれています。従って、日本人の約8割が一生のうちに一度は感染するといわれていますので、予防することが何より重要です。感染から発症に至るまでの潜伏期間などはまだはっきりしていません。
子宮頸がんは、自覚症状が乏しく接触出血や月経不順、下腹部の痛みなどの症状があるものの、生理痛と勘違いすることもあり、手遅れになる場合もあります。不調がある時は医師に相談することが重要となります。
子宮頸がんの治療
主に外科療法、放射線療法、化学療法の3つに分けられており、進行状況によって治療方法が選択されます。
転移しやすい臓器として子宮に近い膀胱や直腸、骨盤内のリンパ節、腹膜などがあげられます。
最近では、ワクチンも開発されていますが、副作用の関係から、接種を控えるように指導されています。むしろ、早期の診断による発見の場合、現在では免疫療法が推奨されています。
高齢化とともに増える肺がん
男性に最も多いがんは肺がんで、がん全体の死者数の1/4が、肺がんによるものであるといわれています。発見が遅れる場合や治療法が難しいことなどが、死亡率を上げている要因です。
肺がんの原因は肺の細胞の中にある遺伝子に傷がつくことにより発病するといわれています。遺伝子に傷がつく原因としては、喫煙及び受動喫煙があげられます。肺がんは、ここ40年程で急激に患者数が増加しています。
肺がんの症状として、初期段階ではあまり自覚症状を感じることができません。
肺がんには、腺がんなどの大細胞がんと、肺胞などに点在する小細胞がんがあります。
腺がんが進行していくと、長期間の空咳、痰(血痰)、喘鳴、胸の痛みなどの他に、胸水が溜まることもあります。
一方、小細胞がんは、肺全体に広がるものもあり、症状だけでは判明しないことが多いようです。さらに進行していくと、神経が侵されることで腕や胸、肩などにもしびれを感じたり、顔面や上肢にむくみを生じたりすることもあります。
肺がんの治療は、その種類によっても異なりますが、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんでは、手術が優先され、小細胞がんでは放射線治療と化学療法が優先されます。
また肺がんには、抗がん剤治療を行う場合も多くありますが、間質性肺炎を発症することもあり、慎重な投与が必要とされます。慢性の咳や痰、そして胸の痛みを感じるようになったら、早期の診断と定期的な検診が必要となります。
心電図検査は心臓の働きや病気の有無を調べる基本的な検査です。検査時間も短く簡便な検査ですが、1枚の心電図から得られる情報は膨大で、すべての心臓病を診断する最初の手掛かりとなります。
心臓は絶え間なく収縮と拡張を繰り返し、全身に血液を循環させるポンプのような役割をしています。その際、発生する微弱な電気信号を体の表面でとらえ、「波形」として記録するのが心電図検査です。
健康診断などで行われる検査は「安静時心電図検査」と呼ばれるもので、ベッドで仰向けになり、胸に6ヶ所、両手首・両足首の計10ヶ所に電極を貼り付け、12の波形を記録します。この波形を見ることで、心臓全体の働きを調べることができ、心臓病の発見や診断をすることができます。
波形に異常があった場合、その波形によって心臓のどの部分にどんな問題が起きているのかを知ることができ、具体的には不整脈、心房・心室肥大、心筋梗塞、心不全、心臓弁膜症、狭心症などの病状まで判定することができます。
ただし、心電図所見があっても病気とは限りません。精密検査を必要とする所見でなければ、病的な異常は認められないということで、反対に重篤な病気の兆候と考えられる所見は、自覚症状がなくても要精密検査となります。
精密検査でさらに詳しく調べる場合には、携帯型の記録器を胸に貼り付け、24時間継続して心電図を測定する「ホルター心電図」や、狭心症などの症状を現れやすくするために運動をして心臓に負荷をかける「運動負荷心電図」、その他「胸部エックス線検査」「心エコー検査」などを行います。
心電図検査は簡便な検査ですが、1枚の心電図から得られる情報は膨大で、すべての心臓病の診断のための基本となる検査です。たとえ自覚症状がなくても、現在、自分の心臓がどんな状態で、どんな傾向があるのか、などを確認しておくことはとても大切です。病気を未然に防ぐためにも、定期的に検査を受けるようにしましょう。
エリンギの魅力は何といってもあのサクサクとした食感。味に癖がないので洋食・和食を問わず使いやすい食材といえます。また、カロリーが低いので、ダイエットにも適しており、食物繊維は100g中に4.3gも含まれています。これは、きのこの中でもトップクラスです。
その他、注目すべき栄養素としては、「ビタミンB1、B2」をはじめ、皮膚や粘膜などを健やかに保つ「ナイアシン」、脂質や糖質の分解を助け、善玉コレステロールを合成し、動脈硬化を防ぐ働きをもつ「パントテン酸」、免疫力アップに役立つ「βグルカン」も豊富に含まれています。
- 豚バラ肉………………………100g
- エリンギ………………………100g
- サツマイモ……………………60g
- 人参……………………………60g
- アスパラ………………………60g
- スプラウト……………………適量
- 醤油……………………………大さじ1
- 塩………………………………適量
- 胡椒……………………………適量
- バター…………………………30g
- オリーブオイル………………大さじ2
エリンギの大きい物は6等分に小さい物は4等分に切り分ける。アスパラは3等分に切り、人参、サツマイモは1cmの太さでエリンギの長さに切り分ける。
- 人参、サツマイモは電子レンジで加熱し火を通す。
- 豚バラ肉を広げ、塩胡椒をふり、エリンギとアスパラ、エリンギと人参、エリンギとサツマイモのそれぞれの組み合わせで野菜をのせて巻く。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、Aの巻き終わりを下にして並べ、中火で焼く。焼き色がついたら、転がしながら全体を焼き、火を止めてバターと醤油を加え絡める。
- Bを半分に切り、皿に盛り付けてスプラウトを添えて出来上がり。
近年活発な成長を遂げた
「イスラエルの演劇」
第二次世界大戦前、ヨーロッパで暮らすユダヤの人々の間で話されていた民族的言語のイディッシュ語の演劇が東欧のユダヤ社会で盛んであったことを除いて、古来より現代に至るまでユダヤの文化の中で演劇はほとんど発展しませんでした。
戦後、イスラエルの演劇は非常に活発な成長を遂げ、現代、古典、国内、海外、伝統など、様々な要素を融合させながら徐々に独自のスタイルを確立してきました。
現在では、プロの劇団が数団あるほか、地域劇団、アマチュア劇団は数十を数え、イスラエルの国中で公演をしています。劇作家、俳優、演出家、制作者の背景も多種多様です。近年、有名な劇団は欧米で公演を行うようにもなりました。
次にイスラエルを代表する劇団を紹介します。
ハビマ劇団 1917年モスクワに設立、1931年テルアビブに本拠地を移し、ユダヤをテーマにした伝統劇、現代ヘブライ語劇、外国古典劇などの演劇とコメディやミュージカルをレパートリーとしています。
カメリ劇団 1944年設立、その後テルアビブ市立劇団となり、イスラエルの生活をリアルに描写した舞台を中心に活動し、ヘブライ語演劇の発展に尽くしています。
ハイファ劇団 1961年、国内初の国立劇団として設立、社会で論争中のテーマや挑発的なテーマを取り扱った革新的な演劇をオリジナルの作品で上演しています。
ベェルシェバ市立劇団 1974年設立、イスラエル国内のファンのために演劇作品を携え各地を回って上演しています。
ハーン劇団 1970年エルサレムに設立、昔の隊商宿を複元した中に造られたユニークなホールで、現代作品、古典作品を上演しています。
児童と青少年のための劇団 教育文化省が後援し1970年設立、国内の学校や文化センターで舞台活動を行っています。
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アスタキサンチンは別名「海のカロチノイド」とも呼ばれる赤色の天然色素で、エビやカニなどの甲殻類の殻や、サケやイクラ、マダイなどの赤い部分に多く含まれていますが、人の体内で合成することはできません。
アスタキサンチンはβ-カロチンやリコピンなどと同じカロチノイドの一種で、数あるカロチノイドの中でも、抗酸化作用が非常に強いことで知られており、ビタミンEの約1000倍も強いといわれています。
アスタキサンチンは海洋生物を中心に広く自然界に分布していますが、これらの生物はアスタキサンチンを自ら作り出すことができないため、自身の体内でアスタキサンチンを作り出すことができるヘマトコッカスと呼ばれる微細藻類から、食物連鎖によって取り込んでいます。
アスタキサンチンの主な働きで特筆すべきは、強力な抗酸化力です。紫外線に当った時やエネルギー生成時に発生する活性酸素の除去能力はリコピンに次ぐ強さがあります。体内に必要以上に発生した活性酸素をこの能力によって抑制することにより、肌の老化予防やさまざまな病気の予防が期待されています。また、免疫力を高めたり、アンチエイジングや動脈硬化予防、血流改善と様々な効果が期待できます。
そのひとつとして、アスタキサンチンは栄養が届きにくい目の細部まで入り込むことができるため、虹彩、毛様体、網膜、脈絡膜に炎症がおこり、中途失明において高い割合を占めるぶどう膜炎や、網膜の視機能が最も集中する大切な部位である黄斑が加齢によって変性しゆがみや視野狭窄が起こる加齢黄斑変性症などの眼疾患の予防にも有効であると考えられています。
さらにアスタキサンチンは人間にとって非常に重要な臓器である脳に、入り込むことができる数少ない物質のうちの一つです。脳に必要のない物質や有害な物質は脳の入り口にある「血液脳関門」と呼ばれる場所ではじかれてしまい、通過することができません。アスタキサンチンはこの関門を通過し、脳の中まで辿り着くことができる抗酸化物質として、脳の老化によるアルツハイマーなどの認知症の改善にも期待が寄せられています。