アラビアンナイトに出てくる宮殿のような建物。宮殿ではなく実はお墓。完璧なまでの左右対称が美しい白亜の巨大な霊廟(れいびょう)。
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人それぞれに特有のにおいがありますが、一般的にあまり歓迎されない中高年が発する「加齢臭」。原因をきちんと把握して対策を行えば、においを減らすことは決して難しいことではありません。
15年ほど前より世間一般に浸透し始めた言葉「加齢臭」。いわゆる「おじさんの臭い」といわれるもので、あまり歓迎されないにおいのひとつです。
加齢臭は、40代から分泌量が増加する「脂肪酸」や「過酸化脂質」が原因で、「パルミトレイン酸」とよばれる脂肪酸は、年齢とともに分泌量が増えることが分かっています。一方、過酸化脂質は、コレステロールや中性脂肪といった体内の脂質が、活性酸素(体の酸化を促進し、老化の原因といわれる酸素)の働きで酸化したものを指します。
活性酸素は、ホルモンによって働きを抑制されますが、40代にさしかかると、男女ともにホルモンの分泌量が低下するため、過酸化脂質が発生しやすくなります。そして、分泌量の増えた脂肪酸(パルミトレイン酸)が、過酸化脂質と皮膚表面に棲む菌(常在菌)などと混ざることで酸化し、「ノネナール」という加齢臭のにおいの元を発生します。
したがって、加齢臭を抑制するためには、体を清潔にしたり、衣服をこまめに洗濯することはもちろん、「ノネナール」の原因となる皮脂中の過酸化脂質を減らし、体内の活性酸素をできる限り発生させないことが大切です。
お酒の飲み過ぎを控え、喫煙、ストレスの軽減を心がけ、規則正しい生活をしましょう。また、加齢とともに活性酸素を除去する物質が体内で不足してくるため、抗酸化作用のある食品を積極的に摂取するようにしましょう。
活性酸素対策は免疫力を高め、アンチエイジングにもつながります。
7月の祝日「海の日」。子供たちも夏休みに突入し、いよいよ夏本番です。
夏といえば、じりじりと照り付ける太陽、高い青空、白い雲、そして何といってもやはり“海”ですよね。
日本にも、福井や鳥取、四国、沖縄など、透明度が高く美しいビーチがありますが、世界には私たちの想像をはるかに上回る透明度の高いビーチがいくつかあります。
その一つが、イタリア最南端のランペドゥーザ島にある「ラビットビーチ」。昔、ウサギが大量に生息していたことから名付けられたというこのビーチは、世界一透明度が高いといわれている人気のスポットです。数十メートル先も透過するほどのあまりにもクリアな水に、船が宙に浮いて見える錯覚を起こすとか。一度、自分の目で確かめてみたいものですね。
歳を重ねると、眼が見づらくなるのはあたり前だから仕方ない・・・なんて思っていませんか?
日頃の疲れ目や老眼以外にも、視野が狭くなった、視界の中に見えない部分ができたなどの場合には、重大な疾病が潜んでいるかもしれません。
眼の病気が増加している現代
最近特に増えているのが、眼精疲労です。眼精疲労による、眼の疲れや痛みは、一時的なものかも知れませんが、重度になると、頭痛、肩こり、涙目、めまい、吐き気など、日常生活に支障をきたすこともあり、安易に考えないで、しっかりケアしたいものです。
眼が疲れることの原因としては、眼の酷使以外にも、酸化ストレスがあげられます。活性酸素による角膜、水晶体、網膜などに酸化ストレスがかかり、その蓄積により、眼の表面にある角膜や、結膜が乾燥するドライアイ、水晶体の酸化ストレスによる白内障、網膜の酸化ストレスによる加齢黄斑変性症、糖尿病性網膜症疾患などがあります。
この酸化ストレスを抑え、予防するためには、抗酸化食品を日頃から摂取する必要があります。カロチノイドや、フラボノイド、ビタミンCなどを手軽に摂取できる工夫をすることなど、健康管理を心がけることも日頃からの予防に繋がります。
特に網膜は、明るい時と暗い時とで、それぞれ使う細胞が違い、暗い時に使う細胞の働きに異常をきたすことで、夜盲を生じます。また、網膜の遺伝子に異常があると視野が狭くなったり、視界に見えない部分ができたりする網膜色素変性症と呼ばれる疾患を発症する場合があります。また網膜の中心である「黄斑」の老化が原因となるのが黄斑変性症です。
黄斑は、眼の一番奥にある網膜の中心部分にあたります。本を読む時など、読み取る文字にピントが合うのは、黄斑部に焦点が合うからです。網膜色素変性症や、加齢黄斑変性症は、海外でも日本でも失明原因の上位を占め、徐々にその患者数が増加しています。
原因は、まだはっきりしていない部分もありますが、網膜およびその中心となる黄斑部は、遺伝子の異常のほか、老化や酸化ストレスによる視細胞の変形や、委縮などの影響を受けやすいようです。失明原因の上位を占めながらも、治療や改善方法がないため、日頃から予防することが最も必要となります。
酸化ストレスを受けやすい原因は、パソコンや携帯電話の長時間使用、体力に合わない激しい運動、排ガス、紫外線などがあるようです。
米国の研究ではカロチノイドや、亜鉛、EPAやDHAを多く摂取することで加齢黄斑変性症の発病率が低くなることや、2型糖尿病のリスクを減らすことが分かりました。緑黄色野菜、牡蠣、α-リノレン酸・DHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸を多く含む食材を取り入れた食事を心掛けると共に、いわゆる健康食品を上手に活用することも薦められています。
近年、米国眼科学会にて発表された新しい研究では、63343人の女性を対象に26年間、および38603人の男性を対象に24年間、β-カロチンとα-カロチンを摂取した結果、加齢黄斑変性症の危険性を25%〜30%も減らしたことが確認されました。
これまでは、ルテインとゼアキサンチンが有用とされてきましたが、増え続けている眼の網膜障害に対して、抗酸化物質である β
-カロチンとα-カロチンを摂取することで、これまで以上に発症の予防効果が期待されるとの報告があります。
カロチノイドを取ることは、眼だけでなく体全体の酸化ストレスも抑え、アンチエイジングにも繋がるので、ぜひ毎日の摂取を心がけてみてはいかがでしょうか。
最近、健康診断に取り入れられることの多くなった肺機能検査。中高年に多い肺の病気として注目されている「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」や「間質性肺炎」の早期発見に有効な検査です。
健康診断や人間ドッグなどで行う肺機能検査は、一般的にスパイロ検査と呼ばれるもので、息が漏れないように鼻をクリップで留めて口だけを通して呼吸し、出入りする息を調べます。現在用いられている電子スパイロメーターという機器では、肺活量だけでなく、さまざまな側面から肺の換気機能(空気の出し入れがうまくできているかどうか)を調べることができます。
スパイロ検査は手軽で安全な検査ですが、検査を受ける人の努力が検査に大きく影響するため、精度の高い検査データを得るためには、指示の声に従ってしっかり息を吸ったり吐いたりすることが大切です。肺は空気を出し入れしながら、外気から体内に酸素を取り入れ、体内の二酸化炭素を排出する動き(ガス交換)をしており、これらがうまく機能していないと数値に現れ、換気障害と判定されます。
換気障害が起こる最も代表的な病気が、「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」。以前は慢性気管支炎や肺気腫といわれたもので、進行するまで症状に気づきにくく、早期に発見する唯一の方法がスパイロ検査といえます。その他、「間質性肺炎」や明らかなぜんそく発作の現れない「気管支ぜんそく」や「びまん性汎細気管支炎」などの発見にも効果的です。
肺機能は誰でも加齢とともに低下していきますが、その速度は人によって異なるため、正常域であっても前年に比べて急速に数値が低下している場合は要注意。判定だけでなく、経年変化を見るためにも定期的な検査が重要です。
COPDで一度破壊された肺の組織は元には戻せませんが、早く見つければ進行を食い止める治療ができます。定期的なスパイロ検査で定期的な肺機能の経年変化を見ることは、COPDの早期発見にも役立ちます。特に喫煙歴のある人は積極的に検査を受けましょう。
元気なお年寄りほど肉を食べているという話を聞きます。牛肉には幸せホルモンといわれるセロトニンを増やすトリプトファンが豊富に含まれています。また、牛肉には体内で合成できない必須アミノ酸がバランスよく含まれており、貧血予防になるへム鉄や、老化防止効果があるビタミンEも豊富に含まれています。
どうしても脂肪が気になるという方には、モモ肉がおすすめです。牛肉の中でも脂肪分が少ない部位で肉質も引き締まって食べごたえがあります。火を入れすぎるとパサパサになるので、料理法等を工夫するようにしましょう。
- 牛もも肉(塊)……………………約800g
- 塩(牛肉に手ですりこむ)………小さじ3
- 胡椒(牛肉に手ですりこむ)……小さじ2
- ローリエ……………………………2枚
- タイム………………………………5枚
- ローズマリー………………………3枚
- オリーブオイル……………………大さじ1
- <つけ合わせ野菜>
- ミックスリーフ……………………80g
- ボイルアスパラガス………………1本
- 星型パプリカ………………………3〜4個
- ミニトマト…………………………3〜4個
- <カリフラワーのマッシュソース>
- カリフラワー………………………1/2個
- じゃが芋……………………………2個
- コンソメスープ……………………100cc
- 牛乳…………………………………200cc
- クリームチーズ……………………50g
- 塩……………………………………小さじ1
- ホワイトペッパー…………………少々
- グリルパンを中火で熱し、牛もも肉の表面全体にしっかり焼き色をつける。
- アルミホイルにローリエ、タイム、ローズマリーの半量を並べて、@の牛もも肉をのせる。肉の周りに残りのハーブをのせ、オリーブオイルを大さじ1を回しかけ、アルミホイルで包み込む。肉汁が出ないようにアルミホイルで重ねた部分を下にして2重にしてしっかりと包み込む。
- 160℃に余熱したオーブンで30〜40分焼く。金串を牛もも肉の中央まで刺し、10秒程おいて引き抜き唇にあて、温かいようであれば20〜30分常温で肉を落ち着かせる。
- カリフラワーのマッシュソースを作る。カリフラワーとじゃが芋を加熱し、ミキサーに入れコンソメスープと一緒に撹拌し、残りの材料を加え、トロミが出るまでよく撹拌する。
- 牛もも肉をお好みの厚さに切って、器に盛りつけ、つけ合わせの野菜をトッピングしてカリフラワーのマッシュソースをかけて出来上がり。
海外でも高く評価されている
「イスラエルの舞踊」
ユダヤ人が古来より宗教上の考え方の中で生活してきた上で、舞踊は聖書時代から喜びを表すものとして永く大切にされてきました。今日では、宗教や民族の祭り、地域社会や家族のお祝いには欠くことのできないものになっています。
現代イスラエルの舞踊は、二つの分野で発達してきました。一つは祖国再建のために世界中から帰還して来た初期のユダヤの開拓者達が持ち込んだフォークダンスを発展させたものと、もう一つはプロの振付家やダンサーによる舞台用の芸術舞踊を確立させたものがあるといわれています。
後者の芸術としての舞踊は、1920年代、西洋文化が発達した地域から移住して来た舞踊教師や愛好者によってもたらされました。この分野はイスラエル建国以後、いくつかの舞踊団によって高いレベルへと引き上げられました。これらの舞踊団はそれぞれ、独自の方針とスタイルを元に創立されました。今日ではプロの舞踊団として数団が存在しており、ほとんどがテルアビブに本拠を置き、国内だけでなく世界中でレパートリー豊富な公演を行っています。
1989年、スザンナ・デラル舞踊・演劇センターがテルアビブの再開発地域ネベ・ツェデクにオープンし、以後イスラエル舞踊活動の中心地となりました。テルアビブにはイスラエル舞踊図書館やイスラエル舞踊資料館があり、研究センターとしての役割を果たすばかりでなく、舞踊に関する書物やイスラエル舞踊年鑑を出版しています。ダンサーの養成は、エルサレムやテルアビブにある音楽・舞踊アカデミーの舞踊科や国中にある多くのダンススクールやスタジオで行われています。
この様にイスラエルで舞踊は建国以来都市を中心に広く深く浸透しており、多くの人々に親しまれています。
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コンドロイチンはもともと人体に多く存在している成分で軟骨、眼の角膜、骨、各臓器、皮膚などに多く分布しています。保水性や弾力性を与えたり、栄養分の消化・吸収・代謝を促進します。
コンドロイチンは、成長期には体内で多く生成されますが、年齢を重ねるとともに、合成能力が低下し、中高年になると必要量のわずか20分の1程度しか作れません。体内で生成される量が加齢とともに減少することで軟骨は弾力性、保水性を失い、関節の軟骨がすり減って関節痛や腰痛、五十肩などになったり、肌のハリや弾力が失われ、シワができるなど、様々な老化現象が起こります。
コンドロイチンの主な働きとして、すり減った軟骨に水分を引き寄せて保水性、弾力性を与え、傷ついた部分を修復し再生させたり、カルシウムの代謝に寄与し、骨の成長や骨折の回復に貢献します。
また、血液中のコレステロールや過酸化脂質を除去する働きがあります。さらには、保水力があるので、皮膚の保水性を向上させ、肌にハリ、ツヤ、弾力を与え、美肌効果を促します。
コンドロイチンは涙に近い成分なので、ドライアイ対策の目薬に利用されたり、白内障手術後の眼圧上昇を抑制する働きも報告されています。
コンドロイチンはグルコサミンと同時に摂取することが効果的であるとされています。コンドロイチンは軟骨に水分と栄養を与えて、より強い軟骨生成をサポートします。一方、グルコサミンは、細胞や組織を結合したり、軟骨を再生したりする働きを担っています。従って、保水力の高いコンドロイチンと一緒に取ることで、さらなる効果が期待できます。
コンドロイチンを多く含む食品として、納豆、オクラ、めかぶ、山芋などのネバネバした食材やサメの軟骨であるフカヒレ、うなぎ、スッポンなどがあります。
人間の体の60%は水分でできているといわれており、水分がなくなると、十分に栄養を取り込めなくなり、体が正常に機能しなくなります。
その結果、老化現象や様々な病気を引き起こすので、そうならないためにも、コンドロイチンを日頃から積極的に摂取することが大切です。