アドリア海の女王といわれ、ローマ時代から1000年にも渡り、地中海貿易の中心地として栄える。生演奏で楽しむゴンドラクルーズが有名。
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「年をとって目が細くなってきた…」と、眉を吊り上げたり、顎を上げてものを見ていませんか?左右の目の大きさが変わってきたり、二重の幅が広くなってきたりしたら、それは眼瞼下垂かもしれません。

眼瞼下垂とは、「上まぶたが垂れ下がって目が開きにくく、それにより視界が狭くなったり物が見づらくなる状態」をいいます。眼瞼下垂には主に先天性と後天性のものがありますが、発症頻度は後天性の方が高いといわれています。
後天性眼瞼下垂のほとんどは、もともと普通にまぶたが開いていた人が、少しずつ、まぶたが下がってきてしまう「腱膜性(けんまくせい)眼瞼下垂」です。腱膜とはまぶたを上げ下げする筋肉の末端部の膜のことであり、これが伸びたり緩んだりしてしまうことにより、まぶたの下垂が起こります。その原因は、加齢性の場合が多いですが、ハードコンタクトレンズの長期装用者や白内障、緑内障などの内眼手術の既往歴のある人も発症する可能性が高くなります。
眼瞼下垂になると、視界を確保しようとして、無意識のうちに眉を吊り上げて目を見開いたり、常に顎を上げながら物を見るようになります。この慢性的な額の筋肉の緊張が、頭痛や肩こりの原因となり、症状が悪化すると、吐き気やめまい、交感神経の緊張を引き起こすこともあります。正面を見た状態で上まぶたが瞳孔にかかっていたら「眼瞼下垂」と診断され、症状が重い場合は、腱膜を整復したり、皮膚を吊り上げる手術を行い治療します。

また、ある日急にまぶたが下がった場合には、脳梗塞や脳動脈瘤、糖尿病などによる動眼神経麻痺などの疑いもあるため、異変を感じたら加齢のせいと諦めず、お医者さんに相談してしっかり原因を突き止めましょう。