20世紀最大の謎と言われる古代部族が残した1000体もの巨石像で知られる絶海の孤島。人面を模した像は最大のものは20m、重量90トンにも達する。
[ 答えはこちら ]
サッカー日本代表選手がワールドカップ直前に発症したことでも知られる「エコノミークラス症候群」。飛行機に乗らなくても、長時間足を動かさず同じ姿勢でいると、一気に危険性が高まります。
「エコノミークラス症候群」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。飛行機のエコノミークラスに乗っていた人が、到着後に急に具合が悪くなり、時には死亡するケースもある怖い病気として、1980〜1990年頃から有名になりました。
その名称から、「飛行機のエコノミークラスだけで起こるもの」と思われがちですが、実はファーストクラスでも、また、バスや電車の旅行などでも起こることがあり、それらの総称として近年では「旅行者血栓症」とも呼ばれています。
医学的には「深部静脈血栓症」といい、下肢が圧迫されてうっ血状態となって血栓が生じることで発症し、さらに、急に動き出すことでこの血栓が動き、肺に詰まってしまうと、「肺塞栓症」になります。血栓ができる原因は、「長時間の足の運動不足」と「脱水」。長時間、足を動かさなかったり、水分が体から失われると、血液の流れが滞り、血液の塊ができやすくなるためです。
病気のきっかけになるのは飛行機などの乗り物だけでなく、長時間同じ姿勢でテレビを見る、劇場・映画館で座ったままでいる、長期間の入院生活なども危険性が高まります。
こうした行動の後、どちらかの足にむくみや痛みが出た場合は、発症の恐れがあるためすぐに病院に行きましょう。血管外科や循環器科を受診し、どのような状態の後に症状が出たかをはっきり伝え、きちんと診断してもらうようにしましょう。
日本の代表的な春の風物詩、「桜」。美しくも、はかなく散るその姿は、控え目な日本人の心を映しているようです。そんな桜鑑賞、あなたはどのように楽しみますか?
ある機関が行った調査によると、好きなお花見スタイル第1位は「歩きながら桜を鑑賞する派(64%)」だそうで、2位「混雑を避け穴場スポットを楽しむ派」、3位「ライトアップされた夜桜を楽しむ派」だったそうです。
男女別でみると、女性は「お弁当を持参してのんびり派」が多く、男性は「お酒を飲みながら宴会派」が多いとか。
「穴場スポットで美味しいものを食べながら、日本酒でしみじみと…でも、時々友達と盛り上がる派」の私は、ちょっと欲張り過ぎですね。
DHAやEPAなどのω(オメガ)-3系脂肪酸は、青魚に多く含まれる栄養素ですが、人体では作ることができないため、食事から取り入れる必要がある必須不飽和脂肪酸に分類されます。最近の研究ではDHAやEPAが局所のアレルギー反応や、花粉症対策にも良い働きをしてくれるという報告もあります。アレルギーの好発時期を乗り切るための一つのアイテムとしてみるのも良いのではないでしょうか。
国民的疾患ともいわれるアレルギー
今や日本人の4人に1人がアレルギーを訴え、気管支喘息、食物アレルギー、花粉アレルギー、アトピー性皮膚炎などに悩まされていることが厚生労働省のアレルギー疾患に対する調査でも報告されています。
アレルギー疾患がここまで増えてしまった原因の一つに、普段摂取している脂肪酸が深くかかわっているようです。
私たちが普段摂取する脂肪酸には、DHAやEPA、エゴマ油などに多いα-リノレン酸などのω-3系脂肪酸と、サラダ油や肉類に多いリノール酸、アラキドン酸などのω-6系脂肪酸があります。ω-6系脂肪酸の取り過ぎがアレルギー疾患が増える原因とする調査結果も報告されています。
DHAやEPAは、なぜ注目されるのか
DHAやEPAは、一般には頭にいいとされており、認知症予防などの研究が行われています。
また、血液をサラサラにする働きも注目され、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓の生成を防ぐための研究も行われており、生活習慣病の予防に役立つ栄養素といわれています。
近年、DHAやEPAが鼻アレルギーやアトピーなどのアレルギーの原因となる起炎物質や、鼻水や目のかゆみなどを引き起こす炎症物質「ヒスタミン」の生成を、ω-3系脂肪酸が抑えてくれることがわかってきました。
これらの炎症物質が、体の中でできてしまう原因として、ω-6系の脂肪酸が増え過ぎていることに加え、ω-3系の脂肪酸が不足していることがわかってきました。
また現代の食生活の変化を見ると、牛肉類や加工食品を口にすることが多くなっていることに加え、揚げ物のスナック類などを頻繁に食べる人たちが増えてきました。
この様な食生活の変化が自分の体内でストレスを作ったり、アレルギーとなる炎症性物質を作ることになるのです。
特に揚げ物のスナック類や乳製品などの飽和脂肪酸(トランス脂肪酸)がアレルギーの原因となることが多いのです。
これはアラキドン酸という物質が悪者なのかもしれません。
薬は確かに鼻アレルギーのくしゃみや、鼻水の原因となるヒスタミンの作用を抑えてくれますが、アレルギー体質の原因となるアラキドン酸の悪い働きは抑えてくれません。
しかし、DHAやEPAは、アラキドン酸やアラキドン酸由来の生理活性物質である「ロイコトリエン」、「PAF」などの炎症物質の生成を抑えてくれるだけでなく、抗アレルギーの薬にみられるような副作用がないため、体に対しての負担が少ないことが有利です。
現代の食生活の中で、子供のうちから揚げ物のスナック類などの取り過ぎを防ぐことや、インスタント食品などを減らすことは限りなく難しいのかもしれませんが、DHAやEPAなどのω-3系脂肪酸を増やす魚介類をより多く食生活に取り入れるように心がけることが大切です。
健康診断のほか、日常の診断でも受ける機会の多い胸部エックス線検査。肺の病気の診断に重要な役割を担い、集団検診では近年増加する肺がんの早期発見が主な目的となっています。
胸部エックス線検査(レントゲン検査)は、エックス線検査の中でも最もポピュラーな検査方法で、体に微弱の放射線を照射し、組織や臓器を透過するエックス線を濃淡で表し、フィルムに焼き付けるものです。
健康診断で行われるエックス線検査は、造影剤を用いない単純エックス線撮影。エックス線は透過性が高い部分は黒く写り、中身の詰まったものがあって透過しにくいと白い陰影が映し出される特徴があります。そのため、空気の詰まっている正常な気管支や肺胞は黒く写り、肋骨、心臓、縦隔などは白く写ります。
検査の主な目的は、近年増え続ける肺がんの早期発見です。一般的に、がんが2pくらいの大きさになれば見つかるといわれており、症状に先立って画像に現れます。
こうした、肺に正常な像とは違う影が写っていると「異常陰影」もしくは「疑問陰影」と記載されます。影の正体は、結節や腫瘤、炎症による病変、空洞などさまざま。肺がんや結核、肺炎の可能性もありますが、かつての感染症の痕跡で特に異常のない場合もあります。いずれにしても、異常陰影(疑問陰影)と診断されたら、速やかに精密検査を受け、原因を確認する必要があります。
精密検査では、まずCT検査が行われます。通常、造影剤を使わない単純撮影を行い、それでがんが疑われれば、さらに造影検査を行います。CT検査では、体を輪切りにしたような断面像が得られるので、エックス線検査では影が重なって見えにくい部分もよくわかり、5oほどのがんでも見つけることが可能です。
健康診断の結果、仮にがんが疑われても「異常陰影あり。要精密検査」と記載されるだけです。より詳しい検査を受けて結論まで到達しなければ、健康診断を受けた意味がありません。精密検査が必要といわれた人は、軽視しないですぐに行動しましょう。
タコは低脂肪、低カロリーでダイエットに適し、疲労回復効果のある良質のタンパク質やビタミンB群、ビタミンEなど優れた栄養素を豊富に含んでいます。昔はタコのコレステロールを気にして控える人が多かったのですが、タコには血中の悪玉コレステロールを下げるタウリンが豊富に含まれていることがわかり、その優れた栄養価が見直されています。その中でもビタミンB2は美容効果に優れ、肌や髪の健康にも効果的。ビタミンEも豊富でアンチエイジング食材としても大いに期待できます。
また、今回使われているブラックオリーブも非常に栄養価が高いのでサラダやピザ、パスタなど、日頃から積極的に取り入れたい食品です。
- 茹でタコ……………………………足1本
- 中玉トマト…………………………1個
- ミックスリーフ……………………適量
- ブラックオリーブ…………………適量
- ケッパー……………………………適量
- ブラックペッパー…………………少々
- パルメザンチーズ…………………スライス5〜6枚
- <ドレッシング>
- 白ワインビネガー(80cc)醤油(小さじ1)アンチョビオイル(小さじ1※お好みで)ガーリックオイル(小さじ1※お好みで)オリーブオイル(大さじ4)レモン果汁(小さじ1)ブラックペッパー(適量)
- タコは厚さ1cmの乱切りにする。トマトも同様に切り分ける。
- ボウルにタコ、ミックスリーフ、トマト、ブラックオリーブ、ケッパーを入れ、ドレッシングを加え混ぜ合わせる。
- Aを器に盛りつけ、パルメザンチーズとブラックペッパーを散らして完成。
ユダヤ民族の歴史が刻まれた
「イスラエルの博物館」
ユダヤ民族4千年の歴史を物語るようにイスラエルには大小約80もの博物館、美術館があります。これらは考古学や民族学、地方史、古代・近代芸術、工芸の宝庫で、毎年約1000万人もの見学者が訪れるといわれています。
また、新たな博物館も誕生しており、ベエルシェバのベドウィン文化博物館、エルサレムの聖地博物館、ハイファのヘフト博物館などは近年建てられた新しい博物館です。
●イスラエルを代表する主な博物館
【イスラエル国立博物館】
国立の施設としてエルサレムに設立されたこの博物館は5つの部門に分かれており、イスラエル最大規模を誇ります。特に死海写本館が有名です。
【テルアビブ博物館】
4つの展示館で構成されており、古典芸術、現代芸術のコレクションを多く所蔵しています。
【ハイファ博物館】
イスラエルや地中海地方で発見された考古学関係のコレクションを多く所蔵しています。
【ネゲブ博物館】
トルコ時代に建てられた建造物を利用しており、この地域に生きた人々を時代ごとに取り上げて展示しています。
【エレツ・イスラエル博物館】
考古学、民族学、人類学、歴史学的に価値あるものを広く所蔵しており、11のパビリオンで構成されています。
【ディアスポラ博物館】
テルアビブ大学の構内にあり、近代的な視聴覚技術を駆使して、世界に離散していたユダヤ社会の歴史をたどっています。
【エルサレム歴史博物館】
ダビデの塔の構内に建てられた博物館でエルサレムが始まった時代から現代までの4千年の歴史を網羅しています。
【ヤッド・バシェム】
ホロコーストで犠牲になった600万のユダヤ人の記憶を、永久保存するための国立の施設です。
▲ページトップへ
アントシアニンとは、ポリフェノールの一種で、青紫色の色素体を指します。これは、植物が紫外線から身を守るために作る天然成分です。
人体の場合は、黒い色素であるメラニンを作ることで紫外線から身を守っていますが、植物の場合は、アントシアニンを作ることで紫外線やウイルスなどの外敵から身を守っています。
アントシアニンは、目の機能の回復や眼精疲労、眼病予防に対する効果は良く知られていますが、それだけにとどまらず、その他にも幅広い効果が期待できます。
そのひとつに強い抗酸化作用と、脂肪の合成抑制作用があることから、血圧の上昇や活性酸素を抑制し、肝機能を改善、毛細血管を保護するなどの働きがあるため、肥満やメタボリックシンドロームを予防する効果が期待できます。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪症候群といわれるように、脂肪が溜まり易い状態となっています。アントシアニンが内臓脂肪や血液中の脂肪の蓄積、血糖値の上昇を抑えることで、結果的にメタボリックシンドロームを予防します。もちろん、ダイエットをがんばる人たちにもおすすめです。
また、生活習慣病の予防にも有効でアントシアニンが高血糖・高血圧を抑えることで、血糖値が上昇する糖尿病や血圧上昇によって起こる動脈硬化などを予防することができます。
アントシアニンを含む果物として、ブルーベリーはとても有名ですが、その他にもブドウやカシス、紫いも、シソの葉、黒豆などにも多く含まれています。
アントシアニンは、摂取するとすぐに効果が現れますが、24時間以内に尿と一緒に排出されてしまうので、効果を得るためには、アントシアニンを含む食品を毎日コンスタントに摂取しなければなりません。ですが、自然食品の果物や野菜などから摂取するのは至難の業です。毎日効果的に取るには、栄養補助食品も有効なひとつの手段です。
さらにアントシアニンの効果を最大限に発揮させるために抗酸化物質のβ-カロチンと一緒に取ることで、相乗効果が期待できます。