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健康の輪デジタル新聞

2013年9月号

花クイズ この花、な〜んだ?

2mm程度の小さな白い花は、刺身や豆腐などの薬味に使われることもあります。
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原因とタイプを知れば可能性がぐんと広がる

前号に引き続き、今回は男性の抜け毛・薄毛のメカニズムをズームアップ。原因を知り、正しく対処すれば大きな効果が期待できます。

 髪の毛には、成長期、退行期、休止期というヘアサイクルがあり、この一連の周期を経て生え変わる…ということは、前号で紹介しました。つまり、髪の毛が抜けることは当然のことなのですが、このヘアサイクルが乱れると薄毛の原因となるため、まずは抜け毛が正常なものかどうかを見極める必要があります。健康な毛根は、先端がこんぼう状の形態で丸みを帯びています。抜け毛の8割以上がこのような形態をしていれば正常な抜け毛です。しかし、先端がやせ細っていたり、委縮が見られたりすると異常脱毛が疑われます。

あなたはM型!O型?
 男性の場合、その原因の多くは「AGA(男性型脱毛症)」という男性ホルモンの働きによるもので、生え際がM字型に薄くなるという特徴があります。このAGAには、実は育毛剤や育毛トニックは効果が表れにくいといわれています。しかし、2005年に男性ホルモンの働きを抑制する「プロペシア」という薬が薄毛の治療薬として認可されたために医療機関での治療が可能となり、M字型薄毛にはこの「プロペシア」が有効とされています。
 M字型と並んで多いのが、頭頂部が薄毛になるO型タイプ。頭皮の血行不良が主な原因となっているため、M字型とは反対に血管を拡張する作用を持った「ミノキシジル」という成分を含む育毛剤の塗布が効果的です。
 いずれの場合も、自身の薄毛の原因・タイプを知り、それぞれに合った対処を気長に行うことで、可能性は大きく広がります。

より効率的に育毛剤を使うために!

油断は禁物!秋に多い食中毒

 近頃、すごく感じることが、寒い冬と暑い夏が長くて春と秋が短いということ。特に秋は残暑が厳しいと思っているうちに朝晩の冷え込みが厳しくなり、あっという間に冬がやってくる。そんな気がしてならない。
 しかし、秋の風物詩である紅葉にとっては、この昼間の日差しと朝晩の冷え込みが、美しい紅葉になるための条件らしく、だからいっそう美しい秋は駆け足で行ってしまう印象があるのかもしれない。
 ところで、紅葉狩りなど秋の行楽を楽しむためにも気をつけたいのが食中毒。涼しくなったとは言え、気温が25度を超える日がある初秋は食べ物が腐りやすく、7月や8月に匹敵するほど食中毒が多いという統計が出ている。楽しい秋の一日が辛い思い出にならないためにも、油断は大敵。食中毒に注意しよう。

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若々しく生きよう!25 食のバランスを整えてアンチエイジング対策
健康長寿をめざして

健康長寿のために身体にいい食物を積極的に摂り入れることはアンチエイジングの上でも大切なことです。野菜や果物、中でも色の濃いものには健康寿命を延ばす「ファイトケミカル」がたくさん含まれています。

野菜は「色の濃いもの」を選んで食べる

 野菜、とくに緑黄色野菜が体にいいことは広く知られています。赤ワインで話題になったポリフェノール、トマトのリコピンなど、もともと野菜に含まれているファイトケミカルは、紫外線などの害から野菜自身の身を守るためにあるといわれています。紫外線はビタミンDの合成に欠かせないものですが、一方で細胞の酸化を進め、老化原因の一つといわれています。
 植物が、容赦なくふりそそぐ紫外線から身を守る方法は、自ら色を濃くして紫外線を防ぐこと。ですから、植物の色の濃い部分には、紫外線を防ぐ働きのあるものが多いのです。そこに、その植物が持っている有効成分であるファイトケミカルが集まっているといってもいいかもしれません。
 同じ種類の緑黄色野菜でも、よく見ると色合いは皆すべて違います。元気で長生きするためには、できるだけ色の濃い野菜を選ぶことです。
 キュウリやキャベツといった淡色野菜も、できるだけ色の濃いものを選んでください。強烈な紫外線、暑さや寒さ、乾燥や痩せた土地でも耐え抜いて育った野菜は同じ種類でも、厳しい環境下で採れたものには、強い生命力があると考えて間違いありません。
 たとえば、塩分が濃いため生物は生きられないとされてきたイスラエルの死海に生息する耐塩性微細藻類ドナリエラ・バーダウィルがあります。その中に含まれるβ-カロチンは合成のものに比べ、体内における抗酸化作用は強力であるといわれています。
 このほかにも、最近では極寒の北極圏から採取された微細藻類コッコミクサに含まれる成分が、脳のアンチエイジングに良いという研究報告があり、機能性食品として商品化されているので、それを試すのも一つの方法です。
 野菜売り場では、価格だけではなく、色の濃さや産地を「選ぶ基準」にすることが老化防止に繋がるのです。

野菜は「色の濃いもの」を選んで食べる

色々な種類が入った野菜ジュースを週3回以上飲む

 ニンジン、トマト、アスパラガス、赤ピーマン、ホウレンソウ、紫サツマイモ、モロヘイヤ、ブロッコリー、ゴーヤ、セロリ、カボチャ、パセリ、ケール、クレソン、ラディッシュ…。これは、ある市販の野菜ジュースに含まれている野菜の一部です。これだけたくさんの種類が、野菜ジュースの1パックに含まれています。
 スーパーマーケットに行くと、いろいろなタイプの野菜ジュースが並んでいます。トマト、ニンジン、赤ピーマンなどが入ったものがポピュラーですが、中には30種類もの野菜が入ったものや野菜と果物を組み合わせたものもあります。
 この野菜や果物のジュースを、朝の食卓にぜひ加えてください。というのも、野菜や果物のジュースを飲んでいると、アルツハイマー病になりにくいというデータがアメリカで発表されているからです。
 日系のアメリカ人1836人を調査した結果です。野菜か果物のジュースを1週間に3回以上飲む人と、せいぜい飲んでも1回くらいという人とを比較しました。すると、週に3回以上飲む人の方が、週に1回未満の人よりアルツハイマー病になるリスクが76%も低くなったという驚くべき結果がわかったのです。
 データではどんな野菜ジュースを飲んでいるのかまではわかりませんが、できれば、いろいろな種類の野菜や果物が入っているものをおすすめします。コップ1杯程度をメドに野菜や果物のジュースを飲むことを毎朝の習慣にしてください。
 おすすめしたいのは、缶入りなどの少量タイプ。1回で飲みきれるもので摂るようにすると、飲み忘れることがなく、簡単に習慣にできます。毎朝、飲むものですから、飲み忘れのないようにする工夫も大切です。
 野菜や果物のジュースは市販のものを購入しても構いませんが、新鮮な野菜や果物を使って自分で作るジュースならより効果的でしょう。

参考/100歳までボケず、元気に生きる101の方法

マッチ棒クイズ

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健康講座&料理
他人事ではない狭心症と心筋梗塞、生活習慣を見直すなら「今です!」

今や日本人の病気による死因のうち、ガンに次いで2位となる心臓病。先天性のものや高齢者の病気ではなく、生活習慣病のひとつとして若い世代にも危険が忍び寄っています。

 現在、日本人の病気別死因トップ3は、1位ガン、2位心臓病(心疾患)、3位脳血管疾患。数年前までは心臓病より脳血管疾患で亡くなる人の方が多かったのですが、近年その数は逆転し、心臓病の患者数は増加の一途をたどっています。
 その主な要因が、食生活の変化(欧米化)や運動不足、ストレスなどによる生活習慣の乱れです。多くの欧米諸国で死因のトップが心臓病であることからも、動物性脂肪を多く摂取するようになった日本人の食生活の欧米化はやはり大きな要因であるといえるでしょう。
 また、心臓病は高齢者に多い病気というイメージが強いと思いますが、30〜40代の若い世代が増えてきているのも最近の特徴です。
 心臓の病気は先天性のものを除くと、亡くなる人の半分が「虚血性心疾患」と呼ばれるもので、近年増え続けている生活習慣病の一つです。虚血性心疾患の代表的なものは狭心症と心筋梗塞ですが、これらは心臓の筋肉(心筋)に栄養や酸素を運んでいる血管に動脈硬化が起こり、血流が悪くなることで発症します。

心臓
 動脈硬化は加齢によっても進みますが、過度のストレスや過食、偏食、運動不足や喫煙などの不規則な生活習慣が心臓病の危険因子である高血圧症、糖尿病、高脂血症、肥満などを増加させ、それが心臓病を助長させるといわれています。
 胸を締め付けられる痛みや圧迫されている痛み、胸がムカムカする、軽い動作での息切れや呼吸困難、動悸、息苦しさ、さらに左側の肩こりや腕の痛み、背中に激痛が起こったらSOSのサイン。虚血性心疾患は、いつ、誰にでもおとずれる危険のある病気です。
 突然の発作から身を守るために、いま一度自身の食生活を見直してみましょう。長年身に付いた食生活を変えるのは簡単なことではありませんが、努力をした分、必ず成果は表れます。24時間365日働き続ける心臓をいたわり、病気の予防・早期発見を心がけましょう。

枝豆の水ようかん

枝豆の水ようかん
材料
  • スパゲッティ……………200g
  • ジャガイモ………………1/2個
  • 青じそペースト
  • 青じそ……………………30枚
  • ショウガ…………………2かけ
  • クルミ……………………6粒
  • オリーブオイル…………45g
  • 塩…………………………少々
  • しょうゆ…………………小さじ1
  • 柚子こしょう(あれば)…小さじ1/2
作り方
  • じそペーストを作る。フードプロセッサー(ミキサー)にペーストの材料をすべて入れ、撹拌する。
  • ャガイモは皮をむき、ひと口大に切る。鍋にジャガイモを水から入れ、竹串がすっと通るくらいまでゆでる。
  • パゲッティは塩ひとつかみを加えたたっぷりの熱湯で、袋の表示時間どおりにゆでる。
  • ウルにBのスパゲッティと、青じそペースト大さじ3、Aのジャガイモを加えて混ぜ合わせる。
旬

古くから日本に自生しており、6〜9月にかけて出回る。梅干しの色づけ用に使用される赤じそは6〜7月のみに収穫される。栽培が比較的簡単なので家庭菜園でも人気。

選び方・保存

緑色が濃く、葉の裏側に黒い斑点がないもの、葉の切れ込みが深いものがよい。乾燥に弱いので、濡らしたペーパータオルに包んでビニール袋に入れて冷蔵庫で保存する。

栄養

抗酸化作用があるといわれるβ-カロチンを豊富に含む。また、青じその香りの成分であるペリルアルデヒドは殺菌作用や防腐作用があるほか、食欲増進や整腸作用などがあるともいわれている。

栄養バランス

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魅惑の国 イスラエルを知る 壮大な「ラモン・クレーター」を上部より望む

地球創生記を思わせる壮大な大自然
「ミツペラモン」

ミツペラモン

 アブダットから20qほど南下すると、見渡す限り切り立った岩山となだらかな丘が広がる息をのむような壮大な大自然に出会います。これはイスラエルでも珍しい「マクテシ現象」と呼ばれるもので1億年以上も前の地殻変動によってできたクレーターのような地形です。
 ミツペラモンは標高800mほどの「ラモン・クレーター」と呼ばれる壁の上にあり、ビジターセンターの展望台から見える地形は、ここでしか味わえない壮大な景色です。平行して両側に壁のようにそそり立つ、高さ500mもある岩崖を底から見上げるとまさに圧巻、これが延々45qにもわたって続いており迫力満点です。月のクレーターとよく比較されるこのクレーターはアウトドアファン憧れの地でヨーロッパなどからトレッキングやキャンプに多くの人が訪れます。
 ビジターセンターでは、地層の謎やイスラエル最大の「ラモン・クレーター」の超現実的な出来事について説明しています。さらに当センターには、写真、グラフ、模型、視聴覚設備などがそろい、大人も子供も楽しみながらネゲブ砂漠の秘密を学ぶことが出来ます。

日本・イスラエル定期便就航実現を目指して

イスラエル聖地の旅

日本・イスラエル間定期便就航の実現を目指して!

 10年プロジェクト完遂まで残すところ、あと1回となりました。第10回「イスラエル聖地の旅2013」を10月8日〜16日(予定)に実施いたします。
 詳しくは下記フリーダイヤルまでお問い合わせください。

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What's栄養成分?体内バランスを整えよう 18 ビタミンE

 ビタミンEには抗酸化作用、細胞膜を守る作用、血行を正常に保つ作用などがあり、抗酸化力が特に強いため「若返りのビタミン」と呼ばれており、油脂に溶けやすく、光や熱、酸素によって壊れやすい性質があります。
 ビタミンEは細胞膜に多く含まれ、自身が身代わりとなって酸化されることで細胞を守り、活性酸素よって起こる体内組織の酸化を防ぎます。
 ビタミンEは、酸化防止だけでなく、細胞膜に結びついて構造的に安定させる働きや、血管や血液成分を酸化から守り、血栓ができにくいようにして血液の流れをスムーズにする働きもあります。
 ビタミンEが不足すると老化が早まったり貧血をはじめ動脈硬化やがん、冷え症、肩こり、肌のしみやくすみなどが発生する可能性があります。
 ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類や、うなぎなどの魚介類に多く含まれていて調理油や乳脂肪と一緒に摂取すると吸収力が高まります。日常の食生活で摂り過ぎになることはほとんどなく、むしろ積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
 ストレスの多い現代人の生活では、活性酸素が過剰に発生しやすくなっているため、ビタミンEを効率よく摂取する必要があります。ビタミンE以外にもビタミンCやβ-カロチン、ビタミンB2も同じ働きを持っているので、これらの栄養素と合わせて上手に摂ると、お互いが協力して活性酸素を効率よく減らし、酸化ストレスから起こる疾病を予防します。

ビタミンEの年代別食事摂取基準

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