最近では、男性だけでなく薄毛に悩む女性も増加。男女では薄毛のヘアサイクルが異なるので、それぞれに合った対処法が必要です。
一日の抜け毛は何本くらいあると思いますか?季節の変わり目や体調などによって多少変化はあるものの、一日に50〜100本の抜け毛が自然脱毛と呼ばれています。髪の毛一本一本には寿命があり、成長期、退行期、休止期というヘアサイクルを繰り返すことで、髪の毛が伸びたり抜けたり、また新しく生えてきたりします。このヘアサイクルが乱れると薄毛や抜け毛の原因となるのですが、実はこのヘアサイクルは男女で大きく異なります。男性の場合、抜け落ちた後すぐ生えるものの産毛のまま成長せず抜けてしまう“育たない”ことが特徴ですが、女性の場合は、抜けてから生えるまでの休止期が長く“生えない”ことが原因となるケースが多いのです。
近年では、薄毛・抜け毛に悩む女性が増えてきており、その数は10人に1人といわれています。が、女性の薄毛は男性に比べて改善する可能性が高いともいわれています。そのタイプは大きく分けて2つ。ひとつは、更年期前後の40〜50代の女性に多く見られ、加齢による脱毛に加え、ホルモンバランスが崩れることで起きると考えられています。もうひとつは、20代をはじめとする若い世代で、ストレスや睡眠不足、ダイエットなど生活面でのトラブル、また甲状腺機能障害や貧血などの病気がもとになっていることが多いです。いずれにせよ、しっかりと原因を見つけて対処すること、そして、ヘアサイクルは数ヶ月〜年単位と長いので、諦めず持続してケアすることが大切です。
マダニが媒介する新種のウイルスによる感染症で成人女性が死亡したニュースが流れ、衝撃を受けた人も多いのではないだろうか。
マダニは、いわゆる家の畳やじゅうたんなどに発生するあのダニとは種類が異なり、主に森林や草地に生息している。カタチはクモに近く、大きさも2〜3ミリと肉眼でもしっかり見ることができる。しかも、吸血後はパンパンに膨れ上がり、なんと1センチを超えることもあるらしい。
また、瞬間的に刺されるというよりも、しっかりくっついて放っておくと1週間も動物の血を吸い続けるという恐ろしさ。
まず、高原や草むらに行く時は、肌を露出せず、帰ったら体をよく洗うこと。万が一刺されていると気がついても、あわてて振り払ったりせず、病院で抜いてもらうことが無難。