黄色く、細長い形が特徴。熱帯生まれなので、日本で花を咲かせることはとても珍しいです。
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秋口に入り、喉の調子が悪かったり、咳や痰が気になるという人はいませんか? 実は、秋は喘息や気管支炎など、呼吸器系の病気にかかりやすい時期なのです。なぜ秋に? という疑問にお答えします。
季節の変わり目は風邪をひいたり体調をくずしがちですが、その中でも秋は急激な気温の低下や台風など激しい気候の変化が人体に様々な影響をもたらします。
特に、喘息や気管支炎、慢性鼻炎やアレルギー性鼻炎などの呼吸器系の病気は、気温や湿度の変化に対して敏感に反応し、四季の中でも秋が最も悪化しやすいといわれています。その一番の原因が空気の乾燥です。冷たく乾燥した空気が気管支を刺激して炎症を悪化させます。
風邪をこじらせ、咳や痰が治らず、気管支喘息になる人が増えるのも秋のこの時期、単なる風邪と決めつけず、咳や痰が長引く時は特に注意が必要。必ず専門医を受診するようにしましょう。
また、秋特有の朝晩の冷え込みは肺の機能を低下させると言われています。前の日と比べ5度以上気温が下がる日は特に注意が必要です。天気予報の気温の変化に注意を払い、着衣や寝具のこまめな調節を心がけると良いでしょう。
夏の暑さで落ちた体力を取り戻し、夏場に冷たい物を摂りすぎて弱った胃腸をいたわり、十分な睡眠と休養をとって風邪のウイルスやアレルゲンに負けない体をつくりましょう。
ビジネスでもプライベートでもメールが当たり前の時代に、手書きの葉書や手紙をもらうと、とても印象に残り、嬉しい気持ちになることがあります。
年賀状でも、印刷されたものに手書きで書かれたメッセージがあると、最初にそこを読みませんか。自分のために書かれた言葉だから、まずそこに目がいくのかもしれません。
自分の思いを相手に伝えるために書く手紙なら、手書きが一番相手の心に伝わるのではないでしょうか。パソコンや携帯電話が当たり前になって、ただでさえ文字を書かなくなった今こそ、字や文章が少々下手でも構いません。自分の字でメッセージを伝えましょう。
きっとあなたの思いがしっかり伝わり、受け取った人にも喜んでもらえると思います。
楽しく、午後からの活力を生み出すためのランチでアンチエイジング。毎日のことだけに、実行するかしないかで大きな差が出ます。
「丼もの」を選ばない
ランチには早く食べられて安い「丼もの」の店につい目が向きがちです。
しかし、アンチエイジングのためには、その手の誘惑に負けてはいけません。なぜなら、ラーメンなどの丼ものやカレーライスのような「ひと皿もの」は、満腹感を覚える前に全部お腹に入ってしまい食べすぎになりやすく、また、比較的野菜が少ないこともあって血糖値が早く上がりやすいため、インスリンの無駄遣いにつながります。
オムライス、カレーライス、アイスクリーム、サンドイッチ、やきそば・やき肉、スパゲッティ、目玉焼き。
ハンバーグ、ハムエッグ、ギョウザ、トースト、クリームスープ。
頭文字をとって「お母さん休め」「母危篤」といわれる食事内容です。たまにこうした食事をするのは結構ですが、毎日のようにこのような食事をしていると確実に体の中の脂肪が増えていきます。アンチエイジングのランチのためにはまず、ここにあげたメニューや丼ものをやめて「定食」に切り替えてください。定食にしても食べすぎてはいけません。もし多いなら少し残すくらいで「腹七分」にしてください。定食ならご飯を少なめにするなどいろいろ工夫ができます。野菜をたくさん摂りたいときは野菜中心の献立を選べばいいのです。食後の果物の摂取もおススメします。
中華料理も麺類より「定食」を
中華料理というとタンメンや中華丼など麺類や丼ものが頭に浮かびますが、定食があるお店なら丼ものよりはバランスがいい定食をおススメ。そして、かつては残さず食べることが美徳とされてきましたが、できれば全部食べずに残すようにするのもアンチエイジングのポイントの一つ。食べたいという欲求のままで食べていけば肥満は必ずやってきます。健康で長生きしている人に太っている人はいません。
料理評論家で服部栄養専門学校校長の服部幸應さんが実行したのが食べる量を3割減らすこと。出てきた料理を目分量で3割必ず残すのです。外食のほとんどを3割残した以外は特別に何もしないのに自然とダイエットできたというのです。
これは肥満を予防するヒントになります。肉料理を食べるときに脂分を食べないようにすることが大切ですが、これに3割カットを加えていく。料理を注文するときにあらかじめ少なめにお願いするのもよいでしょう。あなたも、自分なりの方法で食べすぎをぜひとも防いでください。
そば店では「とろろそば」
そば粉100%でつくられたそばは、タンパク質が豊富で、そばのアミノ酸スコア(体の中で役立つアミノ酸がどのくらい含まれているか)はかなり高く、小麦粉、白米より数段上です。市販のものは小麦粉が含まれていることが多いので、このスコアが少し落ちます。
そばには良質のタンパク質のほか、ビタミンB1、ルチンというポリフェノールが含まれています。ルチンは、血栓ができるのを防いで血流の流れをよくする働きがあるといわれています。また、ビタミンCの吸収を助け、コラーゲンの合成を促進してくれます。そばと一緒にビタミンCを摂ると、お肌に張りが生まれるはずです。
ただし、天ぷらそば、とくにかき揚げそば、きつねそばはカロリーが高く、あまりすすめられません。その点、カロリーもそれほど高くなく栄養価に優れているそばは、とろろそばです。とろろには、でんぷん分解酵素が大根の3倍も含まれているので吸収がいいのです。またそばのタンパク質が体に素早く吸収されるために、滋養強壮にいいといわれてきました。
とろろそばに卵料理、さらに果物を摂れば、そばもアンチエイジングのランチに加えたいメニューです。
自分の体なのに意外と知らない自分の内臓。どこにあり、どのような働きがあるのでしょうか。今月号から、胃・腸・心臓・肝臓など様々な内臓の役割や仕組みを紹介します。第1回目は「食道」です。
食べた物が最初に通る食道は、どこにあり、どのような役割があるのでしょうか? 喉から胃まで約25cm、内径は約2cmの管が食道です。食道と胃の接合部は噴門(ふんもん)といい、ここは普段は閉じているのですが食べ物が運ばれると噴門の筋肉である食道括約筋(しょくどうかつやくきん)が弛み、蠕動(ぜんどう)運動によって胃に食べ物を運ぶ役割があります。
また、食道は胃酸などの逆流を防ぐ役割もあります。ところが、加齢とともに食道括約筋の収縮力や張力は低下します。これによって、胃酸の逆流が起こりやすくなります。さらに、脂肪の多いものや甘いものの食べすぎ、タバコや飲酒、ストレスなどによって食道の働きが弱まると、やはり胃酸の逆流を起こしやすくなります。
普段から気をつけたいのは、暴飲暴食をしないことです。また、熱いものや辛いものばかりを食べたり、食べ物を大きいまま噛まずに飲み込んだりすると食道の粘膜がただれ食道炎の原因になったり、最近よく耳にする逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)につながることもあります。症状としては胸が焼けるような感じやチリチリする感じ、酸っぱい液や苦い液が胃から上がってくるようなら逆流性食道炎を疑ってください。日本人の数%から20%くらいの人がかかっているといわれていますが、自覚症状がない人も多い病気です。
胃酸の逆流は加齢による筋肉の衰えに大きく関係していますが、加齢や筋肉の衰えは防ぎようがないにせよ、生活習慣を見直すことで逆流性食道炎は十分防げる病気です。この機会に一度、生活環境を見直してみませんか。
他には、姿勢にも注意が必要です。背中が曲がっているとお腹を圧迫して逆流性食道炎の症状が出やすくなります。風呂掃除や庭いじり、前かがみの読書などは気をつけてください。
また、体を締め付ける下着や洋服もNG、食べ物をよく噛む、食後すぐ横にならないなど、ちょっとしたことを気をつけることが重要です。
- 里芋…10個 片栗粉…適量
A
- 水…500ml 砂糖・みりん・酒…各大さじ1
- しょうゆ…大さじ3 すりおろししょうが…1片分
- 里いもは上下を切り落として、縦に皮をむき、大きいものは食べやすい大きさにする。
- 鍋にAと里いもを入れ、強火にかける。煮立ったら中火にして20分ほど煮る。そのまま冷まして、味をしみこませる。
- 2.の水気をキッチンペーパーなどで軽くふき取り、片栗粉をまぶす。
- 中温(170℃)の揚げ油でからりと揚げる。