アザミのような花を咲かせます。開花する前に野菜を収穫するので花は滅多に見る機会はありません。
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日本人の病気で一番多いのが、実は「歯周病」。国民の約8割がかかっていると言われる"感染症"で、他の病気の引き金になることも。手遅れになる前にしっかりとした予防・対策を!
歯周病とは、その名の通り「歯」の「周り」の組織の病気。かつては歯槽膿漏と呼ばれ、歯茎の炎症から始まり、重症化すると歯を支える骨が溶けだし一夜にして歯が抜け落ちるなんてことも珍しくありません。その原因はプラーク(歯垢)。プラークとはただの食べカスではなく細菌の塊です。細菌が病原という点で、歯周病はれっきとした“感染症”なのです。
歯周病を引き起こす細菌の種類は10〜20種類とされており、その代表格となる悪玉菌はジンジバリス菌。この細菌は口内だけに留まらず血液の中に入り込むと血小板や赤血球を凝集させて血栓を作り、脳梗塞や心筋梗塞などの引き金になると考えられています。
そんな歯周病菌を退治するために何より大切なのが、歯磨きによるプラークコントロール(細菌の除去)。しかしその反面、歯磨きだけで菌を落としきることが難しいのも事実です。また歯周病は相当深刻化しない限り自覚症状のない沈黙の病気でもあります。
したがって、何もなくても年に一度は歯科医院で歯の点検とプラークコントロールを行い、全身の健康のためにも常に口内環境を整えておきましょう。
女性はもちろん男性も海外旅行などのお土産に、香水やオーデコロンを頂くことがあると思います。そんな頂き物の香水、使い切れず残っていませんか。
せっかくなので、残った香水を使って手軽にいい香りを楽しみましょう。
例えば、コットンに含ませてオシャレな小皿に盛り、ルームフレグランスがわりにしたり、トイレットペーパーの芯にひと吹きしておけば、ロールが回るたびにいい匂いがします。
その他にも、ハンカチや扇子にスプレーしておくと、使うたびにいい香りがして、とても優雅な気持ちになります。
香水以外にアロマオイルが余っていたら、まずコーヒーカップに熱いお湯を注ぎ、アロマオイルを数滴たらしてみてください。何とも優しい香りが漂って来てとても癒されます。
夏の暑さも和らぎ、過ごしやすい季節となってきました。スポーツの秋、読書の秋、旅行の秋、そして、食欲の秋ですが、アンチエイジングな食材を選ぶ事も楽しんでいきましょう。
おやつの「油」に注意しよう。
近頃よく耳にするのが「トランス脂肪酸」と言う油ですが、これはマーガリン、ファットスプレッド(マーガリンの一種で油分が少ない)、ショートニング(パンや焼き菓子を作る際のバターやマーガリンの代用として使われる油脂)等に含まれるため、これを使用した製品に多く含まれています。例えば、パンやケーキ、ドーナツ、揚げ物などに使われることが多いものです。
このトランス脂肪酸は、動脈硬化や心臓病のリスクを高めると言われ、欧米では食品に含まれている量を表示する事が義務付けられていたり、制限されています。日本でもようやく表示が義務付けられる段階ですが、あるコンビニチェーンでは自主企画食品にはトランス脂肪酸を一切いれない事を目指す宣言をし、話題となっています。
トランス脂肪酸が100g中1%を超える食品をまとめておきますので、注意しましょう。特にマーガリン、ポップコーン、ショートニングは、アンチエイジングの為には避けたいものです。
トランス脂肪酸は、加工油に多く含まれますが、天然の油やバターでは比較的少なくなっていますので、パンやケーキを食べたい時にはなるべく天然の油を使っているものを選びましょう。
美味しい料理が作れる人はボケない。
料理はアンチエイジングにも直結します。こう書くと何を食べればアンチエイジングになるのか、と考えるでしょうが、「料理をする事」がアンチエイジングになるのです。
料理をする時には、まず、何を食べようかと考えます。自分が食べたいもの、家族が好きなもの、季節の食材、冷蔵庫のあり合わせ、特売で買った食材、簡単に作れるものなど、様々な要素から考えなければなりません。
料理の手順を考える事も、スムーズに作るためには重要です。そして、食材を刻んだり、タイミングを見て鍋やフライパンに食材を投入したりと、この時にも頭を使っています。味を確かめる時にも記憶が動員されて以前に作った味の記憶を蘇らせます。もし、初めて作るものなら想像力が重要になります。こんな味は違う、何か足りない、等といろいろ想像力を駆使します。いよいよ料理が出来上がりお皿に盛る時も見た目の美味しさを考えます。
このように料理をする際には、無意識のうちに、実に幅広く脳を使っています。認知症を疑われた時の一つの目安として、毎日同じ料理が卓上に出るようになったり、味が美味しく無くなったりする事がありますが、これは、味の記憶が働かなくなってくるのです。
さらに進行すると料理そのものをしなくなってしまいます。それだけ、料理を作る事にも頭を使っている事になるのです。毎日3食の料理を考え、作る事は大変な事ですが、この大変さが実は、ボケない頭を作ると考えれば、これほど良いトレーニングはありません。
新しいメニューにもどんどんチャレンジして「想像力」や、「創造力」を養い、昔食べた料理の味を再現して、「記憶力」を磨いたり。体にいい物を食べるだけがアンチエイジングではないのです。
前号では、食べ物が最初に通る内臓の、食道についてお話しました。第2回目の今号では、その食道からつながる胃について紹介します。知っているようで知らない胃の働きに注目です。
胃といえば、まずは何を思い浮かべますか? キリキリした胃の痛みや食べ過ぎによる胃のもたれ、ストレスによる胃の不快感など、トラブルを真っ先に思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。それだけ胃は、生活に密接な関係を持つ内臓といえるでしょう。では実際に、その身近な胃はどのような仕組みになっており、どんな働きをするのでしょうか。
胃は、みぞおちの左側、左の肋骨に囲まれたあたりにあります。空腹時はしぼんでいますが食べ物が入ってくると風船のように膨らみ、その容量は1.5〜2.5Lにもなります。主な役割は3つあり、まずは食べたものを一時的に蓄えます。食後10分頃から粥状になった食物は十二指腸に運ばれ、2〜3時間で80%、3〜6時間ですべての食物が移動します。炭水化物は早く、脂肪性の食品は最も滞留時間が長くなります。
2つめの役割は消化。胃の表面である胃壁は粘膜で覆われていますが、この粘膜には胃腺(いせん)とよばれる3000〜4000万個の小さな穴が空いています。ここから多量の胃液が絶えず分泌され、蠕動運動(ぜんどううんどう)を繰り返しながら消化を促します。胃液は、胃酸、ペプシノーゲン、粘液の3つの成分からなり、胃酸とペプシノーゲンが混ざるとペプシンという消化酵素に変わり、タンパク質を消化するのです。
そして、3つめの働きとしては食べ物と一緒に入った細菌を除去する役目があります。胃酸の強い酸性に殺菌作用があるのですが、空腹時の胃酸のpHは1.5〜2ともいわれています。これは、そのまま触ったら手がただれてしまうほど強いものです。でも、胃自体が溶けないのは、胃の粘膜を覆う粘液に関係しています。粘液はアルカリ性のため胃酸の酸性と混ざると中性になるからです。
ところでこの胃を守る粘膜ですが、ストレスなど何らかの原因で弱まると胃痛につながることがあります。胃痛を含めた胃のトラブルについては、次号で紹介します。
- ごぼう…1本 こんにゃく…1/2枚 梅干し…1個
- だし…1カップ 酒…大さじ1 みりん…大さじ1/2
- マヨネーズ…大さじ3 白ごま…適量
- ごぼうはたわしで洗い、1cm幅に切る。水または酢水につけてアクを抜く。
- こんにゃくは下ゆでして1cm角に切る。
- 鍋に1.と種を取り出した梅干し、だし、酒、みりんを入れ強火にかける。煮立ったら中火にし、2.のこんにゃくを加え、途中梅干しをくずして混ぜ、ごぼうが柔らかくなるまで15分ほど煮る。
- 3.が冷めたらマヨネーズとすった白ごまを入れて混ぜ合わせる。