うす黄色の花には蜜がないため、虫が好む黄色い色をしているという説もあります。
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日焼け、虫刺され、湿疹、エアコンによる乾燥など夏は肌トラブルが多い季節。今回は子ども特有の疾患と思われがちのとびひやあせもについて、大人でも気を付けたい肌トラブルとして紹介します。
強い日差しやエアコンにより、夏は肌にとって過酷な環境です。さらに虫刺されやあせもなど、夏は肌トラブルを引き起こしがち。野山に出かけたり、庭仕事をしたりと油断はできません。たかが虫刺されと思いがちですが、掻きむしってしまうと「とびひ」になることがあります。
とびひというと子どもの疾患のイメージですが、季節や年齢にあまり関係なく発症し、大人にも多くみられます。とびひの対策としては、絶対に掻きむしらないこと。患部を掻いた手で他の場所に触れると、そこにも広がるので注意してください。同じように他の人にも感染するので、タオルや衣服を共用してはいけません。アトピー性皮膚炎の人は、皮膚のバリア機能が低下しているため、感染しやすいので注意が必要です。
また、あせもも子どもが発症するイメージが強い疾患ですが、夏に何かの発疹ができたら大人でも、まずはあせもを疑ってください。通常のあせもであれば、一時的な炎症でおさまりますが、大人の場合はアクセサリーなどの金属類や、日焼け止めなどの原因物質によって、あせもからかぶれへと発展することがあります。特に、アレルギー体質の人は、ひどくなりやすいので十分な対策を心がけましょう。
夏の風物詩のひとつと言えるのが浴衣姿。最近では夏祭りや花火大会をはじめ、野外コンサートやスポーツ観戦など、ちょっと意外な場所でも若い女性の浴衣姿を目にします。
襟元にレースをあしらったものや膝小僧がみえるようなミニ丈と…洋服感覚の着こなしが流行して若者の心をとらえているのだと思います。
下駄が歩きにくいならサンダルで大丈夫!と言った気軽さが受けて若い人が着物や浴衣を楽しむことはとても良いことだと思います。
でも、夏祭りでそんなギャルの中に、紺地に白の百合の花をあしらった、古典柄をすっきりと着こなした娘さんがいて、その涼しげな姿に目をうばわれました。浴衣本来の着こなしと新しい楽しさ…あなたは、どちらの浴衣姿がお好きですか。
昨今、1日3度の食事を全て手作りするのは困難。手軽な外食は、好きなものしか食べない。食べ方をひと工夫すると、それだけでアンチエイジングに繋がります。
クルクミンの力
インド人とアメリカ人のアルツハイマー病になる人の数を比較したところ、インド人はアメリカ人の4分の1であり、かなり注目すべき結果となりました。
その理由の一つとして考えられるのが「カレー」です。カレー粉には、様々なスパイスが使われており、その中でもカレー粉の黄色のもとになっている「ウコン」が特に注目されています。ウコンには、クルクミンというポリフェノールが豊富に含まれています。
このクルクミンを「アルツハイマー病になるように操作されたマウス」に与える実験をしたところ、アルツハイマー病の進行を遅らせることができました。
また、アルツハイマー病になると、脳の表面に老人斑といわれるシミの様なものができますが、この老人斑を30%も減少させたという報告もあります。
老人斑は、脳の中にある物質が固まって、くっついてしまうことで起こりますが、クルクミンはそれを防ぐ働きがあるのです。そのため、進行させないばかりか、治療にも効果がある可能性があります。その他にも、悪玉コレステロールを減らし、活性酸素を除去することも報告されています。
高カロリー食「カレーライス」
カレーも「カレーライス」になると、高カロリーで常食する訳にはいきませんが、「カレーパウダー」として使用することで、その特性を活かしながら、カロリーを抑えることができます。
例えば、カレーパウダーをドレッシングなどによく混ぜ合わせてサラダにかけたり、炒めものをする際に振り掛けて風味を出してみたり、薬味的な感覚で使うのも良いのではないでしょうか。また、食卓にカレーパウダーを置いて、手軽に味に変化をつけたりして楽しむのもいいでしょう。
そして先にも述べましたが、カレーライスは意外とカロリーが高いことに注意が必要です。ポーク、ビーフ、野菜などの具材によっても違いはありますが、低いものでも1人前約600キロカロリーで、カツカレーになると1000キロカロリー以上にもなります。昼食にカレーライスを食べた日は、夕食のカロリーを控えめにすることをおススメします。
ハンバーガー店では、魚とジュースを選ぼう!
忙しくて時間が無い時など、手軽に昼食を済まそうとして、ハンバーガーを頬張ることはありませんか?
ファストフードとは、注文したら「すぐに」提供されることから、「ファスト=早い」という意味です。時と場合によっては便利なのですが、アンチエイジング的な見解からすると、あまりおススメはできません。
どうしてもという時には、肉類ではなく、魚を素材にしたものを選びましょう。また、フライドポテトは控えて、野菜サラダを選びましょう。更に、砂糖がたくさん入ったコーヒーではなく、お茶や天然素材のジュースなどを選びましょう。
ファストフードが日本に登場してから、そろそろ40年になります。昔は、こういった形で肉を食べる機会は、あまりありませんでしたが、肉食が増えてタンパク質がしっかりと摂れるようになって、脳の血管が破れることは少なくなり、脳卒中の中でも脳出血は減っています。
一方で、脳梗塞が急速に増えており、脳の血管が詰まるために起こるのですが、原因は脂肪の摂り過ぎによるものです。
ステーキや焼き肉のような肉料理の時には、脂分を切り取って食べないようにすることができ、コレステロール上昇の原因となる飽和脂肪酸の摂り過ぎを防ぐことができます。しかし、ひき肉になると脂分だけを取り除くことが出来ません。このことからも、アンチエイジングの面からいえばハンバーグは、あまりおススメできません。
「よく噛んで食べなさい」と、昔からいわれるのには大きな意味があります。唾液は免疫力に深い関係があるからです。消化を助けるだけでなく、免疫力強化に大活躍!今回は唾液パワーに迫ります。
免疫力というと腸や粘膜の働きがクローズアップされ、体の中というイメージがありますが、生活の中で身近な唾液にも深い関わりがあるのはご存じでしょうか?
唾液の本来の役割は、食べ物を噛みながら滑らかにし、飲み込みやすくすることです。健康な大人の唾液分泌量は1日に0.9〜1.8リットルといわれていますが、食べ物を噛み始めると分泌量は3〜4倍に増えます。そして、唾液は食べたもののデンプンを分解し消化・吸収を助けるだけでなく、胃腸からの消化液の分泌も促します。
以前(6月号)もお話しましたが、腸は免疫システムの約7割を司るところなので、腸を元気にすることはとても重要なことです。唾液を多く分泌することは、腸を元気にすることにも繋がるのです。
また、唾液は食べ物によって酸性になりがちな口の中を、中性に戻す役割もありますので、虫歯になりにくい環境も作ります。ほかにも、口やのどの乾燥を防いで、細菌やウイルスの侵入をブロックするのが唾液の仕事ですが、実は唾液自体にも抗菌物質や免疫物質が含まれていて、体を感染症から守ってくれていることが分かってきました。
そんな大切な役割を果たす唾液ですが、現代人は柔らかいものや味の濃いもの、甘いものを好む傾向があり、昔よりも唾液が分泌されにくくなっているといいます。というのは、素材に噛み心地がなかったり、味わって確かめる必要がなかったりすると、脳が唾液を出す必要がないと判断してしまうからです。
では、よく噛んで唾液を出しやすくするアイデアをいくつか紹介しましょう。乾物や根菜など、よく噛まないと飲み込めないものや、こんにゃくなど弾力がある素材を選び、材料は大ぶりに切るようにしましょう。味付けは薄味が原則です。また、酸っぱい味や香りは唾液の分泌を促すので、酢やビネガーなどを利用するのもいいですね。調理法としては、揚げ物や網焼き料理は水分が少なく、飲み込みやすくするために唾液が多く分泌されます。
特別な素材を使ったり、食事を作ったりする必要はまったくありません。自然に噛む回数が増えるような工夫で十分なのです。
- トマト…4個(小さめのサイズ) ナス…1本
- アサツキ…適量 鶏ひき肉…140g
A
- しょうゆ…小さじ1 酒、ショウガ汁、片栗粉…大さじ1
- 揚げ油…適量
B
- だし…2カップ 酒、みりん、薄口しょうゆ…大さじ1
- 塩…小さじ1/2
- トマトはヘタの部分を横に切り落とし、中身をくり抜く。中身は漉して汁は取っておく。
- ボウルに鶏ひき肉とAを入れ、よく混ぜ合わせ、トマトに詰める。
- ナスは縦半分に切り4等分し、切れ目を入れ、さっと揚げる。
- 鍋にBとトマトの汁、詰めた方が下になるようにトマトを入れ、弱火で10分ほど煮る。残り5分のところでナスを加える。
- 器に盛り、あさつきを散らす。