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健康の輪デジタル新聞

2007年1月号

[特集]私たちが持っているパワー「自然治癒勅」をもっと高めよう!

自然治癒力が高ければ、病気になりにくく、たとえ病気やけがをしても、すぐに回復することができる。
本来、人間に備わっているこの力をどんどん生かしていこう。

 

体のバランスを保つ 自然治癒力

人にはもともと、病気やけがを自ら修復する力「自然治癒力」を持っている。風邪をひいても、栄養や十分な睡眠をとれば治ったり、けがをした傷口が自然にふさがれたりしていく力。きっと、誰もが日常生活で体験しているだろう。

人の健康は、自然と調和し、体のバランスを取りながら、保っている。しかし、何らかの外的、または内的ストレスによって自然治癒力が低下してしまうと、体のバランスが崩れ、病気になってしまう。反対を言えば、自然治癒力のおかげで、人は健康を維持しているとも言える。

自然治癒力と言うと、漠然とした感じがあるが、実際には、自律神経、ホルモン、免疫の働きが自然治癒力を支えている。

自律神経やホルモンには、周囲の気温が急激に変化しても体温を一定に保つ働きや水分の調整など、体の機能をコントロールする働きがある。
免疫には、病原菌などの異物や変質した自己細胞と戦い、体を守る防御作用や、傷つき古くなった細胞を新しいものと交換する再生作用の力がある。

これらの力は自分で高めることもできる。自然治癒力を高めれば、病気になりにくい体をつくり、健康維持に役立つのだ。

自然治癒力を高めるキーワード
食事 運動
季節のもの、土地のものを使った、植物性の食事を中心に。
少し汗ばむくらいの運動量で、持続できる運動が良い。(有酸素運動)
   
呼吸
心と身体は密接につながりあっている。心と身体のバランスが保たれていると、自律神経のバランスも適度に保たれるが、強いストレスがかかると身体が耐えきれなくなり、様々な症状が出てくる。
正しい呼吸は自律神経のバランスを整え、心身をコントロールすることができる。ゆっくり深く呼吸ができる腹式呼吸は、血液の循環を良くする。

自然治癒力を高めるために

しかし、最近、自然治癒力の低下が目立ってきている。風邪の治りが悪くなったり、傷跡が残りやすくなったりすることはないだろうか。生活習慣病やアレルギー性の病気にかかる人も多くみられる。

自然治癒力が全体的に低下している理由は、近年の生活環境の変化が原因だと言われている。具体的には、食事の質の低下、精神的なストレスの増大、運動不足などが挙げられる。

特に、食事に関しては「医食同源」という言葉があるように、中国医学では、病気の治療と食生活を正すことの根源は同じであると考えられている。

このことから、規則正しい時間に1日3回、栄養バランスのとれた食事をはじめ、運動をして体の機能を高めたり、ストレスを解消させたりすることが大切だということが分かる。本来の基本的な生活こそが自然治癒力を高めるのだ。

食物は身体の調子を整える
生活習慣病予防にお勧めの食物
そば ビタミンPが血管を丈夫にしてくれる。高血圧に良い。
ごぼう 食物繊維は便通を良くし、糖分の吸収速度を遅らせ、血糖値の上昇を防ぐので、糖尿病に良い。
納豆 大豆サポニンがコレステロールや
中性脂肪を取り除く。
リンゴ カリウムが、高血圧の要因になるナトリウム(塩分)を尿と一緒に排泄してくれる。

 

[健康長寿を目指して]健康100歳を目指して─区別が必要な「高血糖症」と「糖尿病」

糖尿病は、かつては不治の病で怖い病気でしたが、インスリンの発見によって命が助かる病に劇的に変化しました。しかし合併症を考えると、依然として怖い病気であることに間違いないのです。

糖尿病の診断基準に問題はないのか

どのくらいの血糖値だと「糖尿病」と診断されるのだろうか。いくつかある検査方法の中で最も一般的なのは、朝の空腹時血糖値を測ることである。血液100mlあたり110r未満が正常、126r以上は糖尿病、110から125rは境界型糖尿病とされている。境界型は糖尿病予備軍と呼ばれている。

もう一つの検査方法は、75gのブドウ糖を飲んで、2時間後の血糖値を測る方法である。正常な人は140r未満、200r以上は糖尿病とされている。140から199rの人は境界型とされている。これらの異常を耐糖能異常と言っている。この基準は健康な人、糖尿病の人の血糖値の分布を基に決められたのである。

しかし糖尿病といっても、まだ症状の現れていない人は、将来の合併症などの危険の可能性に基づいて診断されるわけである。これらの基準は疫学的に得られたものであり、個体差や血糖値に変動があるので厳密な線引きはできないはずである。

1999年4月までは、糖尿病の定義として、空腹時血糖値が140r以上という基準が使われていたが、同年5月には126r以上を糖尿病にするという基準に引き下げられた。この定義の変更によって糖尿病患者の数は急激に増えたのである。

糖尿病予備軍と血糖値126rを超える糖尿病患者の数を足した数字が、日本には何と1600万人もいることになるのである。血糖値は糖尿病の合併症のリスクと関連しているので、できるだけ正常範囲を低めに設定してリスクのある人を発見しようという考え方である。

もちろん高血糖状態は、合併症の危険を高める怖い症状であることに間違いないのだが、どれくらいの血糖値からが本当に合併症の危険を高めるのかがポイントである。

75g糖負荷試験判定基準
空腹時       負荷後2時間 判定区分
血糖値
(静脈血漿)
126mg/l以上 または 20mg/l以上 糖尿病型
糖尿病型にも正常型にも属さないもの 境界型
110mg/l未満 または 140mg/l未満 正常型
※正常型であっても、1時間血糖値が180r/l以上の場合は、糖尿病型に移行する率が高いので 境界型に準じた扱いとする。
資料:糖尿病治療ガイド2002ー2003より改変

糖尿病型、境界型および正常型判定区分
(図解)

血糖値を126r未満に抑える必要性はあるのか

現在の糖尿病の診断基準の126rという値は、実は欧米の糖尿病疫学研究をベースにしており、米国の糖尿病学会が7ミリモル以上を糖尿病とみなすと決めたことによるのである。7ミリモルをrに換算すると、ちょうど126rになる。従来の基準は140rだったので、基準を変えただけで何百万人も糖尿病の人が増えてしまうのである。

今や126rという数字が一人歩きして、何が何でも126r以下に抑えなければ、合併症の危険が目の前に迫っているように話す医師もいるようだが、126rを少し超えたからといって、すぐに合併症を発症するというデータではない。

もちろん、予防的な観点から、126r以上に危険性ありということも間違いではないが、126rを少し超えたからといって、ただちに薬剤投与することはいかがなものか。
薬を飲めば本当に糖尿病は進まないのかという疑問が残る。 それは合併症のリスクと、もう一方で薬の副作用のリスクを秤にかけて考えるべきなのである。

ヘモグロビンA1c(HbA1c)の数値をチェックする

「高血糖」と診断されても、基準値を多少オーバーしているくらいであれば、それほど緊急を要する問題ではないと思われる。
たいていの人は病院に行く前に高血糖の状態で数年の経過期間があるはずである。もちろん合併症を伴った重症の糖尿病は別であるが、検査で高血糖が判明したくらいでは、すぐに薬剤でどうこうという緊急事態ではないはずである。

つまり本格的な「糖尿病」と、検査で高血糖あるいは耐糖能異常が発見されただけで、まだ身体症状や自覚症状がない「高血糖症」との違いと思われる。

それはちょうど「高血圧症」の場合と似ている。高血圧も心筋梗塞や脳出血など多くの生活習慣病のリスクファクターとなるが、高血圧だけですぐに命に関わる重大な問題が発生するということは少ない。しかも軽度の高血圧ならば薬に頼らず、減塩食や適度な運動、健康補助食品で正常範囲に戻すことも可能である。
「高血糖症」もそれと同じことがいえるのである。

糖尿病用薬の副作用

分類 薬剤名 重い副作用
インスリン製剤 ヒューマンログ(遺伝子組換え)、ノボラピット(遺伝子組換え)、ノボリンR(生合成)、ノボリンN(水性懸濁液) 低血糖、アナフィラキシーショック、血管神経性浮腫、過敏症状、神経障害、浮腫、網膜症の憎悪



尿

スルホニルウレア薬(SU薬) ジメリン、オイグルコン、ダオニール、グリミクロン、アマリール 低血糖、溶血性貧血、インスリン、依存型糖尿病、肝障害、重症感染症、過敏症状、胃腸障害、黄疸、腎機能障害
速効型インスリン分泌促進薬 ファスティック、スターシス、グルファスト 低血糖、肝機能障害、黄疸、心筋梗塞、重症ケトーシス、過敏症状、めまい
ビグアナイド薬 グリコラン、メルビン、ジベストB 遷延性の低血糖、乳酸アシドーシス、食欲不振、悪心・嘔吐、肝機能異常、血小板減少、下痢、白血球減少、貧血、ケトーシス、全身倦怠感
インスリン抵抗性改善薬 アクトス 心不全の憎悪又は発症、浮腫、肝機能障害、黄疸、劇症肝炎、肝炎、低血糖、胃潰瘍の再燃
グリコシダーゼ阻害薬 グルコバイ、ベイスン 低血糖、肝機能障害、黄疸、劇症肝炎、高アンモニア血症、腸閉塞症状、意識障害

資料:「治療薬UP-TO-DATE」メディカルレビュー社抜粋

糖尿病と確定診断された後の悩み

運動は、やはり血糖値コントロールの重要な鍵である。軽めの運動でも十分な血糖値コントロール効果がある。

よく体を動かすとお腹が空くのは、誰でも経験することであるが、その逆にお腹いっぱい食べた後、運動をしないと、過剰に摂取したブドウ糖は脂肪として蓄積される。そのため肥満になったり、肝臓に脂肪が蓄積して脂肪肝になるのである。

しかし、肝臓に脂肪としての蓄積にも限界があるので、腸間膜や腹腔内にも脂肪がたまり、高すぎるブドウ糖は尿に出るようになる。

さらに、使われないブドウ糖がいつまでも血液中に流れる高血糖の状態が続くと、糖化たんぱく質が増え、本格的な糖尿病へと移行するのである。

 

[気になる実になる健康講座]海外でかかる感染症(感染症Part.3)

観光地だけでなく、様々な場所へ出向く旅や、現地の人の生活に合わせた旅を楽しむ人が増えています。
異国では体調を崩しやすいことや、日本とは違う感染症があることを頭に入れておけば、旅行はもっと楽しさを増すでしょう。

 

渡航先で起こしやすい病気とは?

海外旅行は非日常的な生活を味わえる、楽しい旅行のうちのひとつ。何日も前から計画を立て、準備をするのも楽しいものです。 その準備期間に、ぜひ、現地での感染症の流行や病気になった時の対策法も考えておきましょう。そうすれば、残念な旅行になるのを避けることができます。

海外旅行では気候や時差、気圧の関係や、いつもとは違う行動をとることから、つい無理をしたり、抵抗力が落ちていたり、病気をしやすいもの。

また、海外には日本ではあまり知られていない病気があり、予防法を知らずに感染し、苦しむことも考えられます。

もし、現地で感染症が流行していても、言葉が通じず、情報収集が困難な場合も考えられます。海外へ渡航するときは、まず、病気の知識を持って、出掛けるようにしましょう。

具体的な予防法は?

生活習慣などが違う海外では、感染症に気をつけなければなりません。食べ物、昆虫や動物、人など、あらゆるものが感染源になることがあります。そのため、次のようなことに注意しましょう。

◎生ものを口にしない。
特に、熱帯から亜熱帯地域、衛生状態の良くない地方では十分な注意が必要です。食中毒、赤痢、コレラ、A型肝炎などの感染症を防ぎます。
肉・魚類、野菜はもちろん、飲み水も水道水は直接飲まず、ミネラルウォーターを買うか、3〜5分ほど沸騰させる、または塩素消毒するようにしましょう。
果物は皮をむいたらすぐに食べるようにします。

◎むやみに動物に触らない、蚊に注意する。
蚊は、マラリア、デング熱、日本脳炎など様々な感染症を運ぶ可能性があります。熱帯、亜熱帯地方や夜間の活動に注意しましょう。
思いもよらない虫からの感染症を防ぐため、安全を確認できない川や湖、沼などを裸足で歩くことも控えましょう。
動物は噛みつく恐れがあるので、むやみに触ったり、なでたりしないようにし、狂犬病などのリスクを避けましょう。

◎人からうつる
感染症に注意する。

性病やAIDSは性行為などから感染、エボラ出血熱、B型肝炎は患者に直接触れて、体液や血液から感染することが考えられます。

予防接種と帰国後の注意

渡航先や期間、渡航先での活動内容によっては、予防接種を受けた方が良い場合もあります。なお、渡航先によっては、予防接種を受けていないと入国できない所もあります(主に、アフリカの熱帯地域や南アメリカの熱帯地域)。

海外旅行の予定がある場合は早めに、予防接種機関や検疫所で、接種するワクチンの種類や日程を相談すると良いでしょう。

感染症の中には、潜伏期間を経て発症する病気もあります。帰国後も数ヶ月の間は、自分の体調を気にしておきましょう。異常があれば早めに医療機関を受診し、海外に行ったことを伝えるとスムーズに診断してもらえます。

最近の海外*感染症情報
狂犬病
狂犬病に注意!
平成18年11月に、フィリピンから帰国した男性が現地で犬に手首を噛まれ、狂犬病ウイルスに感染、帰国後、国内で発症したとの報告が厚生労働省からありました。
狂犬病は発病後の有効な治療法がありません。ただし、動物に噛まれた場合、ワクチン接種を行えば、発症を予防できます。
鳥インフルエンザ
鳥インフルエンザに注意!
同じく11月、韓国の養鶏場で鶏が大量死。鳥インフルエンザによるものと確認されています。
鳥インフルエンザの人への感染は、羽根や粉末状になったフンを吸い込む、または感染している鶏のフンや内臓に触れた手を介して、鼻からウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれにかかる恐れがあるとされています。(厚生労働省「鳥インフルエンザに関する情報」より)
万が一、10日以内に鳥インフルエンザに感染している鳥、又はその疑いがある鳥と接触した、または鳥インフルエンザ患者と接触した可能性がある場合は、医療機関に相談しましょう。

 

 
イスラエル地図

[トピックス]キリスト受胎の象徴・受胎告知教会『ナザレ』

古の聖書の時代から、歴史に名を刻むイスラエル。地中海の南東沿岸域に位置する小さな国です。
ユダヤの人々は、2000年に及ぶ離散、そして戦いの連続を、民族の固い絆で乗り越え、父祖の地イスラエルへの帰還を果たし、悲願であった建国を実現しました。
古代と現代が調和した、 異文化の魅力にあふれた国、イスラエルをご紹介します。

 

イスラエルには、その国土の至る所にイエス・キリストにまつわる聖地がありますが、『ナザレ』は、その中でも特に重要な場所とされています。イスラエル北部を占めるガリラヤ地方の中心地で、この町は350mの丘の上にあり、ユダヤ人キリスト教徒が大半を占める中、様々な民族が暮らしています。

この町で最も目を引くのが、丘の中腹にあり中東一の大きさを誇る『受胎告知教会』です。この教会は、キリスト教の聖典である新約聖書に書かれたエピソードの一つの「聖母マリアが、聖霊によってイエス・キリストを身ごもる(受胎)、それを天使ガブリエルが告知した」とされる場所で、御告げを受けたときに住んでいたと伝えられる洞窟の上に建てられました。


イエス・キリストの生涯が描かれた「受胎告知教会」の入口の扉

紀元326年に当時のローマ帝国のコンスタンチヌス大帝が最初に教会を建造し、その後、モスリムや十字軍により破壊と復旧が繰り返され、何度か改修・改築が行われました。古代の教会の一部は保存されていますが、大半は1969年に完成した比較的新しい建物です。

教会の正面外観には、受胎告知の場面と4人の福音書記者が彫られ、入口の扉付近の左側に旧約聖書の登場人物、右側に新約聖書の登場人物、扉にはイエス・キリストの生涯が銅板のモチーフとして描かれています。

そのドアから中に入り上を見ると、天井の採光窓が「アヴェ・マリア(おめでとう、マリア)」の「A」をイメージして三角形になっているのが印象的で、また高い天井部のドームは、8枚のユリの花びらをかたどっており、思わず天に吸い込まれそうな不思議な感覚になります。


光が射し込む「受胎告知教会」の天井部ドーム

聖堂は2層造りで、このドームの真下(階下)には「聖母の洞窟」があり、天使ガブリエルが聖母マリアに受胎を告げた場所を示す「アヴェ・マリア」と刻まれた円柱が立っています。

また、教会内で目に付くのが、世界各国の画家によって描かれた、イエス・キリストを抱く聖母マリアの肖像画「聖母子像」で、聖堂を取り囲むように展示されています。
そして、この中には、聖母マリアが和服を着て、牛若丸のような雰囲気のイエス・キリストを抱いた姿が描かれた、日本の長谷川路可画伯の「華の聖母子」という真珠を使ったモザイク画の作品があります。

また、この教会は坂に建てられているため、2階にも出口があり、そこから出ると隣の「聖ヨセフ教会」に行く事が出来ます。そして、聖ヨセフ教会を出た後、坂道を10分程登ると「聖ガブリエル教会」に着きます。聖母マリアに受胎を告知したことで知られている、天使ガブリエルを祀った教会で、中に入ると薄暗い地下室があり、荘厳とした雰囲気が漂っています。

イエス・キリストは誕生後、伝道活動を始めるまでの約30年間をナザレで過ごしたという説もあり、今なおイエス・キリストゆかりの地として、世界中の多くのキリスト教徒が巡礼に訪れています。


(上)(下)中近東最大規模の教会建築である「受胎告知教会」

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