クロスタニン・ドナリエラの日健総本社ホームページ

健康の輪デジタル新聞

2015年10月号

この世界遺産は何でしょう? この世界遺産は何でしょう?

カンボジアで9世紀初頭から600年以上続いたといわれる王国時代に建造された遺跡。「一度は訪れたい世界遺産」の上位に選ばれています。
答えはこちら

日本人に多い!食べ過ぎ脂肪肝

従来、肝臓に中性脂肪が蓄積するだけで心配のない病気と考えられていた脂肪肝。しかし、狭心症や心筋梗塞などの合併症を引き起こす生活習慣病の温床となることがわかってきています。

日本人の4人に1人が脂肪肝

 肝臓は約1〜1.5sの重さがあり、体重のおよそ50分の1を占める人体最大の臓器です。肝臓は500以上にも及ぶ仕事をこなすスーパー臓器ですが、その中でも主な働きのひとつが、エネルギー源として脂肪を作り肝細胞の中に溜めておくことです。
 しかし、使うエネルギーよりも作られた脂肪の方が多いと肝細胞に脂肪がどんどん溜まってしまいます。このように脂肪が蓄積され、全肝細胞の30%以上が脂肪化してしまう状態を一般的に「脂肪肝」と言います。
 「肝臓のトラブル=アルコール」というイメージが強いですが、お酒の飲み過ぎだけでなく、食べ過ぎ(肥満)や糖尿病、運動不足、無理なダイエットなども原因で、日本人に多いのは食べ過ぎによるものです。こういった非アルコール性の脂肪肝は、肝硬変や肝細胞がんへと進行することがあるため、注意が必要です。
 脂肪肝は、食事療法、運動、禁酒など生活習慣を改善すれば治ります。体重を2s減らすだけで、肝臓に溜まっていた中性脂肪が減り、肝機能が回復します。
 しかし、肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれるように、脂肪肝になったからといって痛みなどの自覚症状はありません。ただ、脂肪肝になると血がドロドロになって血流が悪くなるため、全身の細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなり、「倦怠感」「肩こり」「頭がボーッとする」などの症状が出ることがあります。
 思い当たる方は、早めに血液検査を行い、生活習慣を見直してみましょう。

もしかして脂肪肝予備軍? 「生活チェック」

科学? 本能?「食欲の秋」

 スポーツ、読書、芸術…など、日本には「○○の秋」という言葉があります。
 ある調査よると、毎年圧倒的な支持を集めるのは「食欲の秋」だそうです。実はこれ、秋になると食欲がアップするれっきとした根拠があるようです。
 私たちが日々分泌するセロトニンという物質は、日光に当たった時間によって分泌量が調整され、精神の安定化と食欲の調整に深く関連しているそうです。したがって、日照時間が減少する秋になると、夏に比べセロトニンの分泌量が減少し、食べたり眠ったりすることでセロトニンを増やし精神の安定を保とうとするのだとか。
 私の場合は、秋になると増える美味しい味覚についつい手が伸びる…という本能の方が大きい気がします!

▲ページトップへ

若々しく生きよう!52 夏の疲れを残さないために毎日の睡眠の質を高めよう!
健康長寿をめざして

暑い夏を過ごした後の秋は何かと体のだるさを感じる事が多くなる季節です。夏の疲れを残さないためには、毎日規則正しい生活を送ることによって睡眠の質を高める事が大切です。

眠っても疲れが取れない

 夏の暑さも去って、毎日しっかり眠っているのに、体のだるさが抜けなくてなかなかすっきりしない。こんな経験のある方も多いのではないでしょうか。
 この疲れが抜けない原因の一つに睡眠の質も関係しているようです。
 ぐっすり眠るとは、長時間の睡眠を取ればいいわけではありません。
 質の良い睡眠とは、脳と体を整え、修復するためにはとても重要なものなのです。そのためには、規則正しい睡眠を心がける事が大切です。
 昼間仕事をされる方も、夜間仕事をされる方も、毎日の生活に規則性を持たせ、体にそのリズムを覚えさせることが、良い睡眠を作るコツになります。
 例えば、朝起きてから11時間後以降に仮眠などを取ると、本来眠る時間に眠れなくなると言われています。
 食事もできる限り同じ時間帯に食べるよう心がけましょう。
 食事の後は胃腸が働き自律神経のバランスがよくなり、副交感神経もよく働くようになります。
 お腹がすいているとイライラして眠れなくなりますし、遅い時間に食事をとると消化がうまくいかず、胃もたれなどを起こしやすくなるのです。
 眠る1時間ほど前には、軽いストレッチ運動や、入浴などで体をほぐしたりしてリラックスするのが良いでしょう。
 最近では、スマホや携帯などを、眠るギリギリまで見ていたり、布団に入ってからも見ていたりする人が増えているようですが、これらは神経を興奮状態にするため、リラックスしてぐっすり眠る事を妨げてしまいます。

睡眠の質を高めるには…
 睡眠と関係するホルモンについて少し触れてみましょう。
 ホルモンについて知ると質の良い睡眠ができる可能性があります。
 睡眠直後から3時間の間は成長ホルモンと呼ばれる細胞の再生と修復を行うホルモンが最も活発に動くので、この3時間でしっかりと熟睡できていれば基本的に何時に眠っても質の良い睡眠を取ることが出来ます。
 また、この成長ホルモンは、肌ダメージを受けた細胞を修復し、新陳代謝を促す機能が備わっています。そのため、質の良い睡眠は美肌効果をもたらす事となるのです。

お風呂

 成長ホルモンには、糖分や脂質を分解して代謝を促進させる働きがあります。したがって、疲労回復・美肌・ダイエットに効果があるため睡眠が深くなればなるほど効果が増す傾向があります。
 睡眠ホルモンのメラトニンは睡眠を促進して、肌の老化を防ぐ抗酸化作用に優れていますが、光に弱く、電気をつけたまま眠ってしまうと激減してしまいます。
 メラトニンは脳内神経伝達ホルモンの一つであるセロトニンによって誘導される為、夜間はストレスを与えない事が必要となります。

漢字熟語クイズ

▲ページトップへ

健康講座&料理
コレステロールに悪いものはいない!?

脂質代謝の状態を調べるコレステロール値。最近では、総コレステロール値よりも、HDL(善玉)コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールの数値の割合を見ることが重要視されています。

 近年、食生活の欧米化や過食、運動不足などといった生活習慣の乱れによって、肥満をともなう脂質の異常を認める人が多くみられるようになってきました。脂質とは、主にコレステロールや中性脂肪のことを指し、健康診断や人間ドックでは必ずチェックされている項目です。
 一般的な血液検査の項目のうち、「LDLコレステロール値」、「HDLコレステロール値」「総コレステロール値」「中性脂肪値」から脂質代謝の状態を調べ、動脈硬化の危険度を高める「脂質代謝異常症」の診断を行います。
 「悪玉コレステロール(LDL)」「善玉コレステロール(HDL)」とよく言われますが、「悪玉」「善玉」と言っても、コレステロール自体に「悪いもの」「良いもの」があるわけではありません。もともとコレステロールは体の構成成分になる脂質で、コレステロールを肝臓から全身の細胞に運ぶ働きをしているのがLDL、末梢の細胞から余分なコレステロールを肝臓に呼び戻す(取り除く)働きをしているのがHDLです。
 LDLが多くなり過ぎると、血管壁にコレステロールが溜まってしまうため、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクを高める動脈硬化を促進してしまいます。

脂質代謝の基準値

 したがって、以前は「総コレステロール値」が脂質代謝を見る主な指標とされていましたが、今は特にLDLの数値、またLDLとHDLの比率を重要視しています。
 また、過食によるカロリーオーバーや甘いもの、揚げ物の摂りすぎ、過剰なアルコール摂取などにより、肝臓に余分な脂肪が蓄えられると中性脂肪値が高くなります。これも、血中に流れ出す脂肪で血流を悪くしてしまうため、動脈硬化の危険性を高めます。
 どの数値も、ほぼ基準値であっても、高血圧、高血糖、肥満、喫煙などの因子が重なると動脈硬化性の病気を引き起こすリスクは一気に高まります。数値だけを見て一喜一憂せず、信頼できる医師のもとで、総合的に判断することが大切です。

クルミとベーコンのゴロゴロポテトサラダ 写真 クルミとベーコンのゴロゴロポテトサラダ

 最近、クルミの持つ栄養効果が注目され、いかに優れた食品であるかをさまざまなメディアが取り上げています。特に、クルミの中に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、動脈硬化を防ぎ、コレステロール値、中性脂肪値を下げ、心筋梗塞の予防や高血圧の改善などいわゆる生活習慣病に効果があると言われています。その他、タンパク質やビタミンB1、食物繊維、マグネシウムといった栄養素がギュッと詰まっています。また、美肌効果もあるので健康にはもちろんのこと美容にも効果のある食品です。

材料
  • ゃがいも…………………3個
  • ーコン……………………80g
  • ルミ………………………30g
  • ンニク……………………1片
  • ジル………………………2枚
  • ヨネーズ…………………100g
A
  • ツメグ…………………少々
  • スタード………………5g
  • ・こしょう……………少々
  • ルメザンチーズ………大さじ1
<添え野菜>
  • ーフやパプリカ
  • ニトマト等
作り方
  • ゃがいもは皮を剥いて四つ割りにし、蒸し器で12〜14分蒸す。
  • 切りベーコンを1cm幅に切る。ニンニクをスライスにする。フライパンを熱し、弱火でこんがりベーコンとニンニクを炒める。
  • したじゃがいもをボウルに取り出し、半分をつぶし、残り半分は食感を残す。
  • Bが熱いうちにAAを加え混ぜ合わせ、冷ます。
  • Cを冷ましている間に、フライパンでクルミをローストする。
  • Cが冷めたら、マヨネーズとDを加え混ぜ合わせ、お皿に盛る。バジルを飾り、お好みの添え野菜を飾り完成。
今月のクイズの答え

▲ページトップへ

魅惑の国 イスラエルを知る

国のバックアップ体制が充実
「イスラエルのスポーツ」

大衆スポーツとして人気のオフロード自転車レース

 イスラエルでもスポーツは大変盛んに行われており、サッカー、バスケットボール、水泳、テニス、バレーボール、陸上、体操、セイリング、ウエイトリフティング、フェンシングなどがポピュラーなスポーツです。
 中でも、プロサッカーが最もメジャーなスポーツで国内にはイスラエル・プレミアリーグがあります。また、1954年よりプロバスケットボールイスラエル・スーパーリーグが開かれています。加盟クラブのひとつマッカビ・テルアビブBCはヨーロッパ選手権で唯一連覇を果たした屈指の強豪チームです。
 また、サッカー、バレーボール、バスケットボールの各イスラエル協会は本来アジアの連盟に所属しているはずですが、例外的にヨーロッパの連盟に所属しています。これはイスラエルを取り巻くアラブ各国との外交関係が政治とは無関係なスポーツに影を落とした結果です。
 イスラエルオリンピック委員会についても同様で、かつてはアジア競技連盟に所属していたものの、その後、ヨーロッパオリンピック委員会に編入されたという経緯があります。
 育成面では学校の体育の授業にスポーツ活動がしっかり組み込まれています。また、さまざまなスポーツ組織が後援している十代向けのクラブが未来の選手を育成する場になっています。スポーツ施設はそれぞれの地域や地方自治体さらには民間のセンターが提供バックアップしています。
 大衆スポーツ大会も非常に人気があり、国内各地で行われているマラソン大会や自転車レースなどには毎年多くの人が国の内外から参加します。
 イスラエルは観戦するスポーツから参加するスポーツまであらゆる分野のスポーツ団体が盛んに活動しており、多くの人々がスポーツを楽しんでいます。

▲ページトップへ

What's栄養成分?体内バランスを整えよう 43 DHA

 DHA (ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれる多価不飽和脂肪酸のひとつで、EPA(エイコサペンタエン酸)やリノール酸などと同じ必須脂肪酸の仲間です。
 特にDHAは脳の脂質に含まれる脂肪酸の主要な成分として脳や神経系の機能を高める働きがあります。
 脳は脳内に入れる成分と入れない成分を選別しますが、DHAは脳内に入ることができる数少ない成分で、神経細胞を活性化させ記憶力や学習能力を向上させます。そのため乳幼児の脳の成長と機能的な発達には必要不可欠な成分であるといえます。
 また、DHAは神経細胞を修復する働きがあるので、脳や神経系の機能を活性化させることから、老人性認知症への効果も期待されています。
 さらにDHAは血管壁細胞や赤血球の細胞膜を柔軟にする働きによって血流を改善します。そのため、脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化や高血圧といった生活習慣病を予防できると考えられています。
 昔から日本人特有の食習慣の中で魚は食卓に欠かせない食材として存在してきました。今までその魚類を食べることによりDHAを多く摂取してきましたが、近年、若者を中心とした「魚離れ」が進んだことによりDHAの摂取量も減少傾向にあります。
 つまり、魚を食べなくなったことが生活習慣病を増加させることにも繋がるため、将来、日本人の寿命を縮める要因のひとつになりかねません。
 では、魚の油と牛などの動物の脂とでは、どのような違いがあるのでしょうか。その比較の中で最も大きな違いとして魚は冷たい海の中でも生きることができるように、魚の脂は低温でも固まりません。動物の脂は常温でも固まってしまいますが、魚の油脂はマイナス40度でも液体のままというほどの柔軟性があります。
 このDHAの最大の特長とも言うべき細胞膜に柔軟性をもたらす力が様々な効果を生み出しているのです。
 厚生労働省によるDHAの推奨摂取量は、一日あたり1000r以上摂ることが望ましいとされています。日常の食事で補えない分は健康食品などで積極的に摂取すると良いでしょう。

日健総本社へのお問い合わせはフリーダイヤル0120-130501

Copyright (C) NIKKEN SOHONSHA CORPORATION All Rights Reserved.

株式会社日健総本社