クロスタニン・ドナリエラの日健総本社ホームページ

健康の輪デジタル新聞

2015年7月号

この世界遺産は何でしょう? この世界遺産は何でしょう?

イカルという鳥の名に由来を持つ斑鳩(いかるが)の里に建立された建物。日本で最初に世界遺産に登録された現存する最も古い木造建築。
答えはこちら

時代と共に虫も変わる!?最新虫さされ事情

近年、人気のハイキングをはじめ、これからアウトドアでの活動を楽しむ人も増える季節。そこで気を付けたいのが「虫さされ」。最近では刺されると厄介な外来種も発見されています。

外来種が日本国内にも進出

 虫さされは、どの虫にも注意が必要ですが、中高年の方が特に気を付けたいのが「マダニ」です。マダニは日本に47種類も生息しており、公園や畑などいたるところに潜んでいます。
 人が近づくと服の中に入り込み、皮膚に咬みついて血を吸います。体長が1〜3ミリととても小さいため、気づかないまま数日間も血を吸われてしまうことも。
 マダニは、日本紅斑熱やライム病をはじめ、時には意識障害や死にいたる可能性のある多くの病気を媒体することもあり、特に40歳以上の中高年から高齢になるほど発症数が増えると言われているため、咬まれた場合はその後の症状に注意が必要です。
 皮膚に咬みついているマダニを見つけた場合、無理に引きはがそうとすると頭部だけが残って炎症・化膿する恐れがあるので、慌てず、皮膚科などで処置をしてもらうようにしましょう。
 また、最近注目を集めているのが「セアカゴケグモ」。熱帯地方を中心に分布する毒グモで、本来日本国内には生息していなかったのですが、1995年に大阪府で発見されて以降、三重県や愛知県でも続々と発見されています。咬まれると針で刺されたような痛みがあり、悪化すると発汗・発熱・発疹などの症状が現れ、病院での処置が必要です。
 これからの季節、アウトドア・レジャーを安全に楽しむために、帽子をかぶる、肌は露出しない、ズボンの裾は靴下の中に入れるなどの予防対策をしっかり行いましょう。

意外と身近に存在する「ムカデ」にも注意!

夏の風物詩 花火のルーツ

 花火の起源は、紀元前、中国。敵の侵入を後方に知らせる烽火(のろし)が始まりだったと言われています。
 その後、紀元7世紀頃になって中国で火薬が発明され、アラビア商人の手によって13世紀後半にヨーロッパに渡りました。
 ヨーロッパでの主な生産地はイタリアで、なかでもフィレンツェが近代花火発祥の地という説もあります。
 日本でも16世紀の鉄砲伝来以降、製造されるようになり、伊達政宗や徳川家康が花火見物をしたとする文献も残っています。
 そして江戸時代には庶民の楽しみになり、あまりの流行ぶりに何度か禁止令もでたほど。
 現在も、アジア、アメリカ、ヨーロッパなど全世界で大規模な花火大会が開催され、世界中の人たちを魅了し続けています。

▲ページトップへ

若々しく生きよう!49 こまめに水分を補給する健康習慣を身につけよう!!
健康長寿をめざして

 暑さが増すと多くなる主な病気は、夏バテ、熱中症、夏風邪などがあります。また脳梗塞も夏に最も発症が多い病気の一つとなっています。防止対策として特に夏は水分補給をこまめに行うようにしましょう。

脳梗塞は夏に多い

 一般に脳梗塞は冬に多いイメージがありますが、6月〜8月の発症が最も多いようです。脳梗塞は、脳卒中の一つとされており、脳卒中には脳出血やくも膜下出血があります。脳梗塞は脳卒中全体の6割以上を占めているといわれています。
 一般に冬場に多いのが脳出血やくも膜下出血で、寒さによる血管の収縮が原因で血圧が上昇し血管が破れやすくなるためです。

脳梗塞患者の季節別症例数

 それに対し、夏に多いのが体内の水分が不足し、血液がドロドロになりやすくなるために起こる脳梗塞です。夏は暑さのために血管を拡げ体内の熱を放出しようとすることで汗をかき、体温を下げようとしますが、血管が拡がる事で血圧も下がり血流は鈍くなるのです。
 そのうえ汗を出すことにより、水分が不足し、さらにドロドロした流れになってしまいます。これによって血管が詰まりやすくなり、夏の脳梗塞の引き金となります。
 血管が詰まってしまうと、脳への酸素や栄養が行き届かなくなり脳機能の異変などが起こりやすくなります。
 例えば、代表的な症状として、右手と右足、左手と左足など、体の片側のみに力が入らなくなってしまったり、ろれつが回らなくなり、言葉がうまく話せなかったり、片方の眼だけが見えにくくなり、物が二重に見えたり、立っていられないほどのめまいが起こるなどの異変があげられます。
 これらは、主に脳梗塞の前兆とされているようで、「一過性脳虚血性発作」と呼ばれ、小さな血栓が一時的に血管を詰まらせることで起こるものです。
 症状がすぐに治まるため、放置しがちになる事も多いようですが、この時点で脳梗塞を疑い、一刻も早く脳神経外科を受診する事をお勧めします。
 脳梗塞の予防には、先ずは脱水症状にならないようこまめな水分摂取を行いましょう。喉が乾いたと感じたらすでに水分不足のサインです。また、寝ている間の水分補給は出来ないため、寝る前や起きた時に水分補給を心がけましょう。
 寝ているときは血圧が下がる為、血流も鈍くなり、更に脱水により、ドロドロ状態になると、血管が詰まりやすくなります。そのため、眼が覚める時間帯の早朝から午前中が、最も発症しやすい時間帯とされています。

水分補給

熱中症の予防も水分補給

 人は暑さで発汗し、体温調節をしますが気温が体温を上回り、湿度が高いと、自律神経の働きが乱れ、体温調節がうまくできなくなることがあり、熱中症を発症してしまうケースも多いようです。
 夏の重大な疾病の予防には、先ずは水分補給ですが、ミネラル分も汗と共に排出されるため、水分と合わせて補給する事をお勧めします。暑いからと言って、米飯や麺のみを中心とした食事をとるのではなく、肉や魚、野菜や果物をしっかり摂取する事で、ミネラル分の補給を助ける事に繋がります。

漢字熟語クイズ

▲ページトップへ

健康講座&料理
病気につながりやすい肥満症のチェック

今号から新シリーズとして始まった「健康通信簿」。病気の早期発見に向け、それぞれの検査の目的や検査結果値の基準値や対策など、検査値の正しい意味を一緒に紐解いていきましょう。

 健康診断の数値は、自覚症状がなくても目に見えない体の異変を見つけ、病気の予防や早期発見に役立てるために大切です。検査結果は保存して経年チェックし、ひとつの項目の数値に一喜一憂せず、検査値の意味をきちんと理解し、総合的に判断することが重要です。

BMI

 こうした健康診断検査項目の基本のキ≠ニなるのが、体重と身長を測る「身体測定」。その測定値から、BMI(Body Mass Indexの略=肥満指数)に基づいて肥満度を判定します。 BMIの計算式は「体重(s)÷身長(m)÷身長(m)」。
 BMIが22の時、病気になる確率が最も低いことから、その体重を標準体重とし、日本肥満学会ではBMIが25以上になると肥満と判定しています。
 しかし、本来、肥満自体は体格の問題であり、BMIの判定が肥満にあたるからといって病気となるわけではありません。問題視されているのは、お腹のまわりに脂肪が蓄積される「内臓脂肪型肥満」。健康診断では腹囲も測定し、その測定値が男性85p、女性90p以上だと、内臓脂肪型肥満と判定されます。
 そして、この内臓脂肪型肥満を基盤に、脂質代謝異常、高血圧、高血糖など動脈硬化の危険因子を複数併せ持っている状態を「メタボリックシンドローム」、いわゆるメタボと呼び、こうした状態を放置していると、生活習慣病を悪化させて動脈硬化を引き起こし、その結果、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気へと進む原因になります。
 数値が基準以下なら正常、越えたら異常、というのではなく、それぞれの検査項目の“ちょっと高め”の重なりに目を向け、早く対処することが病気予防のカギ。内臓脂肪は溜まりやすい一方、減らしやすい脂肪でもあるので、運動や食事療法など日々の生活習慣を見直すことですぐに効果が表れ、そして内臓脂肪が減ればおのずと他の検査値も改善していきます。

そら豆のスタミナソテー 写真 そら豆のスタミナソテー

 そら豆の栄養成分は他の豆類と同じく良質な植物性タンパク質が豊富で、ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類や、マグネシウム、りん、鉄分などのミネラルを多く含んでいます。
 塩分を排泄するカリウムも多いので高血圧に効果があります。なにより鮮度が命なので食べる直前にさやから出して調理するようにしましょう。
 また、暑くなるこの時期にぜひ摂りたいのがニンニク。特有の匂いのもとは硫化アリルの一種であるアリシンという物質で、ビタミンB1と結合すると疲労回復や滋養強壮に効果があります。
 アリシンには免疫力を高め、ガンの予防にも効果があると言われています。さらに血行促進作用により動脈硬化、血栓の予防、脂肪分解促進、抗菌といったさまざまな働きを持っています。

材料
  • ら豆…………………………………20個
  • 黄パプリカ(2cm角に切る)……1/2個
  • ンニク(薄皮を剥く)……………8片
  • 辛子…………………………………2本
  • リーブオイル………………………大さじ3
  • ………………………………………適量
  • ……………………………………適量
作り方
そら豆のスタミナソテー
  • ライパンにオリーブオイルを入れ中火で温め、そら豆とニンンク、唐辛子を炒める。
  • ら豆の皮が割れてきたら、パプリカを加え炒める。
  • 、胡椒で味を調えてお皿に盛り付ける。
ワンポイント・メモ

 初夏に出回るニンニクの芽は匂いも柔らかく、ニンニクの有効成分はもちろん、カロチンや食物繊維も豊富なので、炒め物などに利用すると美味しくて栄養豊かな一品になります。

今月のクイズの答え

▲ページトップへ

天然物応用食品
お茶を評価する官能審査。3gの茶葉を熱湯で出して、茶葉の香気をみた後、抽出液を飲み、滋味、うま味、渋み、甘み等を審査します

 私共の会社は静岡県牧之原台地の南端に位置する旧相良村(田沼意次の城下町)にて初代当主山本平三郎が店(加茂屋)を開いたのが1715年。当初は木炭、米雑穀等を扱い、それらを船で日本各地に移出し、北海道から肥料原料として鰊・鱈などを買い付け肥料として販売するなどして、地域経済の振興に邁進してきました。
 明治27年、会社法の整備にともない、7代目当主(初代社長)山本平三郎が地域のお客様からの出資を得て、相良物産株式会社を設立し、その頃から明治維新で職を失った静岡の駿府城に居を構えていた徳川慶喜の武士達が開墾した牧之原茶園も呈を為してきたものの、その品質が評価されなかった事から、8代目当主(2代目社長)山本平三郎が、これを憂いて、製茶部門を取り入れ、その頃から急速に普及してきた「やぶきた」品種の育成に尽力し、特に「やぶきた」種の茶葉に含まれるアミノ酸含量が多い事と、葉肉が厚く加工しにくい事に着目して、茶生産者、試験場、製茶機械メーカー等、多くの方々の協力を得ながら「深蒸し製法」を確立して、地域の茶生産家への普及に努めました。

一年のうち、何度も各生産者の茶畑に行って生育診断や栽培指導を行っています

 このような献身的指導の賜物が、当地方の茶業繁栄の礎となるなど、実に偉大な貢献をもたらし、その偉業に対して昭和37年には静岡県知事より感謝状を贈呈されるとともに、「深蒸し茶うみの親」として地域の生産者の方々の手により、市内公園に顕彰碑の建立までしていただいております。
 一方、平成時代に入り、「化学肥料」や「農薬」の多用が環境汚染を引き起こす事や消費者の食に対する「安全」「安心」思考から、10代目当主(5代目社長)山本明男が減農薬、減化学肥料の施策を考えていた時に出会ったのがクロスタニンでした。
 「微細藻類は無限の可能性がある」というフレーズを聞いた時に、これを用いて緑茶の品質を高められればと思い、早速50件ほどの茶農家に試験を依頼しましたところ、明確な差が出る事が分かり、試験に協力した農家のアンケートにおいても、実に80%の試験参加者が使用に前向きという事が分かりました。特に、この多糖体を葉面散布する事により、茶葉に含まれる水分が多くなり、摘採期の延伸が図られ、また、アミノ酸などの含有量も多くなり、弊社の「深蒸し製法」にとても合う事が分かりました。
 つまり、クロレラ抽出多糖体が茶樹のアミノ酸代謝を促進し、旨み多い緑茶が作られるとともに、栽培農家にとっては、摘採時期の延伸が図られ、収穫量も増加するという一挙両得を実現出来る事となったのです。

茶業部直販部の女性従業員(茶娘の衣装はGWのみ)

 勿論、この葉面散布を行う茶園は、平常の管理は言うに及ばず、特に当社が選んだ、全てが自園、自製の篤農家である「二葉会」という組織をもって切磋琢磨している5軒のみの生産家によって製造されております。
 荒茶製造工程はコンピュータで自動化されていますが、その日の茶葉の質・気温・湿度で微妙な調整が必要なので、「計器はあくまで目安!全て工程中の茶葉を触って経験と感覚で調整する!」といった熟練の「茶師」が製造しています。また、イオンクロマトグラフ土壌分析装置を用いて、年間10000件ほどの茶畑の土壌分析を行っています。
 今後は他の作物にも試験を開始して、消費者にとっては「美味しく」かつ「安心」「安全」で、生産農家にとっては「高品質」「差別化」のできる農産物をもって、消費者及び地域社会に貢献できればと考えております。今後ともご愛顧のほど、宜しくお願いいたします。

※製品に関するお問い合わせは
相良物産株式会社
〒421-0523 静岡県牧之原市波津102番地
TEL0548(52)1500・FAX0548(52)1503
URL http://www.sagara.jp
E-mail green@sagara.jp

日健総本社へのお問い合わせはフリーダイヤル0120-130501

Copyright (C) NIKKEN SOHONSHA CORPORATION All Rights Reserved.

株式会社日健総本社