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健康の輪デジタル新聞

2015年9月号

この世界遺産は何でしょう? この世界遺産は何でしょう?

山裾からはその存在を確認できないことから「空中都市」「天空の都」とも呼ばれ、近年、日本人にとても人気の高い観光地になっています。
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何とかしたい!つらい神経痛

年齢に関係なく誰にでも起こる可能性がある神経痛。原因不明の特発性のもの、原因がはっきりしているもの…。症状が出る部位によって対処法も異なるため、神経痛の種類を正しく把握することが大切です。

正しい姿勢で体は冷やさず

 神経痛とは、末梢神経に沿って激しい痛みに襲われるもので、針で刺されたような痛みが不規則に繰り返し、悪化すると震え、しびれ、筋委縮などの症状が現れることもある疾患です。
 神経痛は、炎症や外傷に起因、またはその後遺症として起こる「症候性神経痛」と、原因がわからない「特発性神経痛」とに分類され、これは痛みの原因に対して根本的治療を行うか、あるいは痛みを緩和することを目的とするのか、という対処法の判断材料となるため、どちらの神経痛かを見極めることは非常に大切です。
 主な神経痛の種類は、大きく分けて3つ。症状の出る部位によって呼び名が異なり、顔のこめかみから目、顎、頬を中心に突然ぴりぴりと痛みが現れるものが「三叉神経痛」、背中や体の側面部分に突然激痛が生じるものが「肋間神経痛」、お尻から太腿、ふくらはぎ、足の裏までの人体の中で最も長い末梢神経に痛みが生じるものが「坐骨神経痛」です。
 どの神経痛も日常生活から考えられる原因としては、体の冷えやストレス、加齢に伴う脊柱管の変形、腰を曲げる時間が長いワークスタイルが主なもので、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など神経を圧迫する疾病や帯状疱疹の後遺症もよく見られるケースのひとつです。
 神経痛は年齢に関係なく誰にでも起こる可能性があります。 日頃から、食事や運動、生活習慣などに気をつけ、何よりも“自分の体を労わる気持ち”こそが、神経痛を防ぐ一番の対策です。

神経痛を緩和するためのポイント

飲んで、食べて!お祭りマラソン

 現在、2500万人とも言われている日本のランニング人口。市民参加型のマラソン大会へのエントリーも年々増加の一途を辿り、ランニングは今やすっかりライフスタイルの一部として定着しました。
 近年では、様々な趣向を凝らしたマラソン大会が開催されていますが、そのはしりとも言えるのが、30年以上前から毎年9月にフランスで行われている「メドックマラソン」。給水ポイントでは銘醸ワインが大盤振る舞いされ、ラスト5kmでは生ハム、白ワイン、牡蠣、ボルドー牛、デザート…と走りながらフルコースを完食できる豪華なフルマラソンです。
 記録を目指すだけでなく、たまにはこんな美味しく楽しい大会に出場してみるのも、マラソンの楽しみ方のひとつですね。

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若々しく生きよう!51 秋に多い病気を知り、予防に心がけましょう!!
健康長寿をめざして

 夏が過ぎ秋になると過ごしやすくなりますが、この時期は朝夕の寒暖の差、日照時間の短縮、夏の疲れによる体力や精神力の低下など、環境面、身体面、精神面における負担も出てきます。十分に体と心を休め、健康な体作りをしましょう。

秋に多い食中毒

 秋は「食欲の秋」と言われるほど食べ物がおいしくなります。味覚を楽しむ事はとても大切なのですが、一日の中で気温差が大きくなるため食品が傷みやすく、食中毒菌の繁殖が活発になります。
 食中毒菌は気温が20度以上の環境で活発になるので、食べ物などが残った時はすぐに冷蔵庫に保管しましょう。生ものは食中毒菌の繁殖しやすい環境を作るため特に注意が必要です。腸炎ビブリオ菌やサルモネラ菌は日本で発症する食中毒のトップを占めています。日本では海産物を生食する文化があるので保存状態によっては菌が繁殖しやすくなるため気を付けたいですね。
 魚介類を食べる時はよく水洗いや加熱を行う事で予防につながります。特に生ガキを食べる場合は生食用のものを選び、消費期限以内に食べる様にしましょう。調理する場合はカキの中心部分の温度が85度以上で1分以上加熱しましょう。使用したザルやボール、包丁やまな板などの調理器具もこまめに殺菌消毒する事をお勧めします。

紫外線による白内障

紫外線による白内障

 秋の紫外線の量は春と同じくらいですが、秋の空気は春と比べて澄んでいるため直接肌や眼に降り注ぐ紫外線量が多くなります。
 白内障は加齢などにより眼のレンズが酸化ストレスを受け、たんぱく質が変性する事で白く濁ってしまう病気です。80歳以上の高齢者ではほとんどの人が白内障を発症しています。眼に紫外線を多く浴びる事でも水晶体のたんぱく質が変性して白内障を起こすこともあります。お肌の紫外線対策をこまめに行う人は多くいますが、目まで対策をしている人は少ない様です。日頃の生活の中でも、洗濯物を干す時や外出時、又は運転する場合なども紫外線対策を心がけましょう。紫外線量の多い地域には白内障患者が多い様で、 WHO (世界保健機関)によると、白内障の約20%は紫外線が原因だと報告されています。
 夏に比べて日差しは弱くなりますが、出かける時は紫外線カットのできるサングラスや帽子や日傘などを使い、紫外線予防を心がけましょう。

気圧変化と喘息

 気温の急激な変化は気管支の急激な収縮を起こす場合がありますが、台風などの天候の変化や気圧の変化は気管支喘息の発作を起こしやすくします。
 特に移動性高気圧などの影響は、上空の気温が地表の気温よりも高くなるという逆転現象を起こしやすくするため、空気中のホコリが地表面に停滞し、喘息の発作を起こしやすくします。

こまめに掃除

 夏バテで体力が落ちていると特に危険ですので、栄養をしっかり摂る、暖かい服を着るなどして予防に努めましょう。
 秋はダニにも注意しなければいけません。
 ダニは秋になると死滅するので一見心配する必要はなさそうですが、実は死骸や糞も発作を引き起こすアレルゲンになるのです。
 休日などを利用してこまめに掃除を行う事でホコリやダニなどのアレルゲンを少なくし、予防に心がけましょう。

漢字熟語クイズ

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健康講座&料理
血液の状態から健康度をチェック

健康診断で必ず行われる「血液一般検査」。血液中の赤血球、白血球、血小板などの数値を調べ、主に貧血のチェックや炎症反応の有無を調べることを目的としています。

 私たちのからだを流れている「血液」は、体重の約8%を占めています。 通常、日本人成人の血液量は、平均的には体重1sにつき約80mlと言われています。つまり、体重60sの人の場合、5ℓ弱の血液が流れている計算になります。
 血液のおよそ45%は、赤血球、白血球、血小板などの細胞成分でできており、残りは水を主成分とした液体に、タンパク質、脂質、糖、電解質などが溶け込んでいます。この血液を調べることで得られる体内の情報は膨大なものですが、その中で血液細胞の形や量、止血の働きを調べるのが、健康診断で行われる「血液一般検査」です。

血液一般検査の基準値

 検査項目としては、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、白血球数、血小板数が一般的です。赤血球は全身をめぐって体の隅々に栄養や酸素を届ける役割をしており、赤血球数が少ないと、酸素の運搬能力が低下して酸欠状態になり、貧血を起こす要因になります。貧血の診断にはこの赤血球数のほかに、ヘモグロビン、ヘマトクリットの検査値が用いられ、これらの数値によって貧血のタイプが異なるので、総合的に判断することが大切です。
 白血球は、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退する働きがあり、白血球数が増加すると炎症やウイルス感染など体内の異常を示します。血小板は、外傷などで傷ついて出血した傷口を塞ぎ止血する働きがあり、血小板数が減少すると、外傷がなくても出血しやすくなり、ひどい場合は消化管出血や脳出血など危険な出血も起こりえます。反対に数が多くなり過ぎると、血管内に血栓ができやすくなります。
 検査で異常値が出ると、病気が見つかったような気になるかもしれませんが、血液一般検査の数値は、過労や睡眠不足、食事の内容など、その時の体調に左右されやすいものです。一度の検査ですべてを判断するのではなく、これまでの経過や他の検査結果や診察なども総合し、病気予防と健康チェックを行いましょう。

アボカド&キウイスムージー 写真 アボカド&キウイスムージー

 「森のバター」と言われる濃厚な風味が人気のアボカド。その一番の魅力は栄養価の高さ。アボカドの脂肪にはコレステロールを減らすリノール酸やリノレン酸が含まれている他、ビタミンやミネラルも豊富です。ただ、高カロリーなのでダイエット中の人は注意が必要。また、アボカドに負けずと劣らないのがスーパーフルーツと言われるキウイ。ビタミンCはみかんの2個分、食物繊維はバナナの2本分。しかも、食塩を排出してくれるカリウムが豊富なので塩分が気になる人は毎日キウイを食べましょう。

材料
アボカド&キウイスムージー 作り方
  • ボカド……………………………1個
  • (アボカドは包丁を縦に入れ、種まで深く切り込みを入れ、両手でひねるように半分に分ける。種を取り、果肉を取り出してザク切りにする。)

  • ウイ(皮を剥きザク切り)……1個
  • ナナ(皮を剥きザク切り)……1本
  • …………………………………300cc
  • チミツ……………………………小さじ1
  • ……………………………………3〜4個
ワンポイント・メモ

 健康に欠かせない酵素やビタミンCなどの水溶性ビタミンは、熱に弱いので、生のまま野菜や果物の栄養が摂れるスムージーはおすすめです。

作り方
    全ての材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌する。
  • ての材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌する。
  • ラスに注ぎ完成。
今月のクイズの答え

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魅惑の国 イスラエルを知る

厚く幅広く整備された
「イスラエルの社会福祉」

「イスラエルの社会福祉」

 イスラエルでは総合的な社会福祉制度が法に基づいて整備されており、国レベルから地域サービスまで厚くて幅のある対策がとられています。老人看護、母子・父子家庭援助、青少年育成、アルコール依存症や麻薬の乱用に対する対策と治療、新移民への援助、身障者のための保護作業所や就職相談などの社会適応援助など福祉活動は広範囲に及んでいます。社会福祉活動に携わるスタッフも充実しており、ほとんどの大学に社会福祉学科があり、理論と実地訓練を組み合わせた大学院までの教育訓練課程が設けられています。健康保険は1995年に国民新保健医療法(NHCL)が成立し18歳以上の全国民に加入を義務付ける国民皆保険となっています。
 高齢者福祉は、今やイスラエルの医療および社会福祉の大きな部分を占めており、種々の福祉サービスは労働・社会問題省の統括監督下、地方自治体の社会福祉課を通じて提供されます。地域社会に根ざした高齢者のためのサービスは、彼らが自活して行けることを目的としていますが、介護老人を抱えた世帯に対する援助、高齢者のための社交クラブ、食事宅配サービス、保護収容施設、デイケア、医療器具や輸送手段など、ソーシャルワーカーが必要と評価したものが提供されています。家族がいないとか充分な収入がないといった危険度の高い人々へのサービスには特に力が入れられています。
 ボランティア活動も盛んで、その分野は病院の補助やリハビリ機関から、イスラエルの生活に適応しようとする新移民を援助する移民協会に至るまで多岐にわたっています。現在イスラエルでは、子供から老人まで様々な年齢・職業の人々が何万人もボランティア活動に参加しており、彼らの奉仕活動は多くの人々の生活向上に大きな力となっています。

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Wha's栄養成分?体内バランスを整えよう 42 リノール酸

 リノール酸は植物性油の一つで不飽和脂肪酸中の多価不飽和脂肪酸に分類する液体の油です。
n-6系脂肪酸の代表格で、体内では生成できないため食事から摂取しなければならない必須脂肪酸です。
 リノール酸はコレステロール値を下げる作用があり、成人病の予防や治療として悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果が期待できると言われています。また、一部はガンマリノレン酸に変換され、さらにアラキドン酸に変換されます。アラキドン酸は生理活性作用として免疫力や記憶力、認知力、血液凝固作用や炎症作用などに関与するとされています。
 リノール酸が不足すると代謝組織に影響がでると考えられ、抜け毛や傷の治りが遅くなったりするなどと言われることもありますが、サフラワー油、コーン油などの食用油やマーガリン、豆腐、アーモンドなど多くの食品に含まれているため不足することは無いと言われています。また、リノール酸の過剰摂取は脂肪分が増えるので肥満になりやすくなりますが、それよりも問題なのは、n-3系脂肪酸とのバランスが崩れ、善玉コレステロール値が下がり同時に悪玉コレステロール値や中性脂肪の増加、動脈硬化のリスクが高まり悪い状態になることが懸念されます。現在ではリノール酸の摂取量を減らし、n-3系脂肪酸を多く摂ることが推奨されています。典型的な西洋の食事ではn-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸の比率は10対1から30対1の間でn-6系脂肪酸の摂取が極めて高いと言われています。適正比率は良く分かっていませんが、4対1かそれ以下という考え方が多いようです。
 植物油の中でn-3系脂肪酸が多いのはシソ油、エゴマ油ですが、価格も高く、あまり出回っていません。手に入りやすいものでは、ナタネ油、大豆油、サラダ油がありますが、n-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸の比率は4対1程度です。
 日本人の脂肪摂取量は1日50g前後ですが、食用油からは十数gで、残りは米、野菜、魚などから摂っています。野菜や海草も含めていろいろな食物をバランス良く食べることがよい油の摂り方につながるでしょう。

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