「東大寺・興福寺・春日大社・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡」の8つの資産で構成。有名な世界遺産の宝庫です。
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皮膚のできものが膨らんで≠「たら、それは腫瘍。というとちょっとドキッとしますが、ホクロだって腫瘍の一種。皮膚の良性腫瘍のほとんどは、加齢による老化現象のひとつです。

加齢とともに顔や腕などにできるシミのようなイボ。女性に限らず、気になっている男性も多いのではないでしょうか。その正体は、皮膚の良性腫瘍のひとつである「脂漏性角化症」と呼ばれるもので、いわゆる「老人性のイボ」です。
その名の通り、老人性イボは老化現象のひとつであり、早い人だと40〜50歳代からでき始め、60歳代で80%以上、80歳代ではほぼ100%の人に現象が見られると言われています。また、家族にイボができやすいなどの遺伝的要因から、20〜30代の若い人に出現することもあります。
この老人性イボは手のひら、足の裏以外の全身どこにでもでき、特に顔や胸、背中によくできます。大きさは数ミリから2〜3センチくらい、表面にざらつきがあり、平らに盛り上がるものから大きく隆起するものまで様々です。
脂漏性角化症(老人性イボ)のような皮膚の良性腫瘍には、その他にも皮膚の袋の中に垢がたまってしこりになる「粉瘤(ふんりゅう)」と「色素性母斑(ぼはん)(いわゆるホクロ)」などがあります。こうした良性腫瘍は放っておいても問題ありませんが、中には見た目が似ている悪性のものや癌の前兆になる腫瘍もあります。

特にホクロの癌と言われる「悪性黒色腫」には要注意。最も悪性度が高く進行も早いため、放っておくと全身に転移する可能性が高い腫瘍です。習熟した皮膚科専門医であれば視診だけで良性か悪性かを見分けることができ、またほとんどの場合が良性ですので、気になる方は自身の安心のためにも一度皮膚科を受診されることをおすすめします。