本格的な冬を迎え、体が冷えることも多くなってきた。すぐに体温が戻れば良いが、一日中、体が冷えっぱなしでいるのは体の大敵。温かい生活を心がけて、元気に冬を過ごそう。
通常、私たちの体は体温が一定に保たれている。皮膚の毛細血管を収縮または拡張させて調整しているため、体表面は冷たくなってもすぐに体は温まることができる。
ところが、体温調整作用がうまくいっていないと冷えを感じたままになり、冷えている部分の機能がうまく働かなくなると、さまざまな症状をもたらすことになる。
特に女性は冷えを感じやすく、子宮のような重要な部分への影響から、頻尿、美容など女性が抱える多くの悩みの原因にもなる。冷えが続くと、重大な症状へと発展することもあるので、我慢せず、冷え対策をしておきたい。
女性に多い冷えは手足や腰。腰は骨盤内がうっ血して、骨盤が歪み、痛みや骨盤周辺の子宮や卵巣などの機能が低下することも考えられる。冷えからくる月経困難症もあるので気をつけたい。
冷えが起こるということは血液循環がうまくいっていないことにもつながる。そのため、体内に老廃物がたまりやすくなり、肌荒れやかさつき、くすみとなることもある。
冷えは普段の生活での対策が必須。血管を圧迫するようなきつい下着や服は避け、体に温度差を与えないよう上着などを利用して調整しよう。下半身を中心に温めると良い。入浴時にはぬるめの温度がお勧め。
食生活も重視しておきたい。血液をつくる鉄分を積極的に摂りながら、鉄分の吸収を促進させるビタミンCも一緒に摂ると良い。血行を促進させるのはビタミンE、熱エネルギーをつくるために良質のタンパク質を摂ろう。
ストレス学説の祖であるハンス・セリエ博士は、「ストレスは、人生のスパイスである」という明言を残しています。自分の人生をより美味しく料理し、さらに自身を向上させ、ストレスと上手に付き合いながら過ごしましょう。
一般的に「ストレス」と聞くと、あまり良いイメージを抱かない方も多いのではないでしょうか。
ストレスとは「外部の刺激を受けること」をいい、良いストレスを受ければ楽しくなり、悪いストレスを受ければ辛くなります。つまり刺激を受けた時に、自分がプラスで受け止めるのか、マイナスで受け止めるのかによって、その中身が大きく変わり、時には人生すら大きく変化させてしまうこともあります。
そして子供から高齢者まで、どの年代層にもストレスはあり、それを知っておくことも頭の疲れを予防するために大切なことです。
◆乳児期
この時期に最も大切なのが「スキンシップ」です。赤ちゃんは泣いたり、ぐずったりすることで意思を伝えようとします。そんな時は優しく抱っこして、それに応えてくれる存在が大切です。
十分なスキンシップが出来ないことにより、身体的や精神的な発達が妨げられてしまうこともあるようです。
◆幼児期
自分の物と他人の物の区別がつけられるようになり、「嫌」とか「私の物」などという自己主張が芽生え、第一反抗期を迎えます。これは自立への第一歩で大人や親が、それを受け入れず過剰に抑えつけたり、必要以上に叱りつけてしまうと、それが欲求不満となり心の成長に尾を引いてしまうこともあります。
この時期は、自由な発想や遊びを通して社会性の基礎を身につけますが、過剰な教育は自由を妨げてしまい、一方的に抑えつけると社会性が育たなくなるようです。
◆児童期
集団をつくることから、ギャングエイジとも呼ばれる時期です。友達同士のグループや同性同士のグループなど、集団生活の中でルールや責任感を学び、社会性を身につけていきます。
その中で「仲間外れ」や「いじめ」などが起こることもありますが、周りの理解があれば、トラウマとして残ることも少ないようです。
◆青年期
この時期は生理的な変化などもあり、大人への意識が強くなるため、心理的にも不安定になることがあります。
一般的に思春期とも呼ばれ、大人に対して批判的な考え方や行動を示すことから「第二反抗期」とも呼ばれます。
大人や親とのぶつかり合いを経験しながら自立を目指すので、この時期のストレスは、大きいのかもしれません。
◆成人期
社会的にも心理的にも自立し始める時期ですが、高学歴や晩婚化などの影響もあり、30歳代近くになってから精神的に自立する人も多いようです。
結婚して家庭を持ち、比較的安定する時期なのですが、現代社会の急激な変化や情報過多などにより悩む人も多いようです。
◆中年期
一生懸命に仕事や家庭を切り盛りし、ふと自分の人生を振り返り「これでいいのだろうか」などと考え始める時期でもあります。「老い」への意識と「若さ」への執着が渦巻き、不安や葛藤に襲われることもしばしばあるようです。
仕事や夫婦関係に変化が表れるのも、この時期です。
◆老年期
老化により記憶力や身体機能の衰えを自覚し始め、老後の生活や、その後に不安を感じる時期です。他人の考えに柔軟な対応ができず、家族や友人関係などから一人孤立してしまい、孤独感を抱えることもあるでしょう。
日頃から良いストレスと上手く付き合い、悩みを解消する方法を身につけておくと共に、食生活や運動などの生活習慣にも気をつけましょう。
参考資料/総合情報サイトAll About
病気もなく、元気で暮らすことは誰もが願うこと。高齢化社会を迎えている今、厚生労働省は健康づくりで明るい高齢社会を実現するために健康・体力つくり国民運動を推進しています。
血液の働きと聞いて、まっ先に思い浮かべるのは「酸素と栄養の運搬」ではないだろうか。心臓から送り出されて、再び心臓に戻ってくるまでの時間は最短で約20秒、およそ1分以内で全身を巡っています。
体の中で作られる二酸化炭素や老廃物も血液が運んでいます。これらは腎臓に運ばれ、体外へ排出されます。
具体的には、血液中のそれぞれの成分がさまざまな役割りを果たしています。
◆赤血球 実際には、赤血球中の成分、ヘモグロビンが酸素を肺から全身に運んでいます。酸素を受け取った細胞はエネルギーを作り、二酸化炭素を出します。そして、赤血球が二酸化炭素を運び、肺へ戻します。
ちなみに、血液が赤い色をしているのは、ヘモグロビンのためです。
◆白血球 外部から進入した病原体を攻撃する細胞。感染した場所があると、多数の白血球を呼び寄せ、細菌や微生物を攻撃します。
◆血小板 出血した部分に集まって血液を固める役割りをしています。
◆血しょう 赤血球、白血球、血小板が浮遊している液体。体の組織の水分が不足すると補給したり、熱を運んだり逃がしたりして体温を一定に保つ働きもしています。
骨がもろくなり、関節にある軟骨が老化するのと同じように、血液にも加齢による変化が起こります。
また、長年、血管を使っていると少しずつ動脈硬化が起きます。動脈硬化になりやすい生活をしていると、血管の内膜にコレステロールの塊ができ、血液が流れにくい状態になります。
そのまま血管の老化を進ませる生活を続けていると塊が大きくなったり、内膜が破れ血栓ができてしまったりすることも。すると、血液の流れが止まるなど、心筋梗塞などを引き起こしてしまいます。
いつまでも若い血管であり続けることは、病気回避の第一歩となります。動脈硬化は突然、発症するわけではありません。日々の生活の中で徐々に進行していきます。そのため、何も症状がない頃から食生活や生活環境を正すことが大切になります。
例えば、動脈硬化を予防するために脂肪やコレステロールの摂り過ぎに注意すること、食べ過ぎないこと、アルコールの量を控えることなどが挙げられます。適度な運動も取り入れて、しなやかな血管を保ちましょう。
赤血球やヘモグロビン数が少なくなると、貧血を発症します。出血多量が原因になることもありますが、鉄分、ビタミンや葉酸不足などの生活面からの原因もあります。
血液自身もそうですが、あらゆる栄養を運ぶ血液は食事による影響を受けやすい組織。病気が進行する前に、今の食生活を見直してみませんか。
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いよいよ冬本番!風邪やインフルエンザ予防に勤しんでいる皆さんに更なる警鐘を…。ノロウイルスが例年以上に大流行する可能性が指摘されています。
感染性胃腸炎という診断名は、様々な原因を包含した症候群をさします。細菌やウイルス、寄生虫など病原体によっても症状は色々で腹痛、悪心、嘔吐、下痢、発熱を主な症状とし、その結果、多種多様な程度の脱水、電解質喪失症状、全身症状が加わるものをいいます。
例年、感染性胃腸炎の患者届出数は11月初旬から急増し、12月をピークとして一時的に落ち着きますが、再び1?3月に増加し、その後、緩やかに鎮静化していきます。また秋から冬はノロウイルス、春のピークはロタウイルスによって主に形成され、腸炎ビブリオなどの細菌性による食中毒が、夏期に多い胃腸炎の原因となっています。
昨シーズン、社会問題にまで発展した新型インフルエンザ騒ぎの陰で、実はノロウイルスは猛威を振るっていたのです。
昨年12月中旬頃まで、ノロウイルスの発生報告は少なかったのですが、新型インフルエンザの騒動が下火になった昨年末から今年1月頃にかけて急激に発生し、4月過ぎまで大流行したのです。
なぜ大流行したのでしょうか?それは、新型インフルエンザが警戒した以上に大流行せず、しかも症状が想定したよりも深刻化しなかったことから、予防に対する意識が低下したことが挙げられます。そのひとつが、手洗いを励行しなくなったことです。
ノロウイルス対策として、「手洗い」が最も有効であると言われます。騒ぎが大きかった頃、新型インフルエンザ対策として設置された消毒用アルコールが、当たり前のように使われていたため、ノロウイルスはインフルエンザウイルスと一緒に殺菌されていました。
ところが新型インフルエンザに対する緊張の糸が途切れ始めた頃、手洗い習慣はおろそかになり、消毒用アルコールを使用する人もめっきり減ってしまい、徐々にノロウイルスが流行していったのです。
しかし、予防するとは言っても相手は眼に見えないウイルスです。いったい、どうしたらいいのでしょうか?
次回は、感染経路や感染した際の症状、予防策などについてお話しします。
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参考資料/感染症情報センター
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