温暖な環境を好む食中毒菌は、初夏から秋にかけて多く発生する。朝夕が少し涼しくなった初秋でも、油断大敵。もう一度この時期に、食中毒予防をおさらいしておこう。
食中毒は大きく「自然毒」「化学物質」「細菌」の3タイプに大別される。自然毒の原因にはフグ、貝、カビなどがある。キノコにも腹痛や嘔吐などを引き起こすものがあるので、キノコ採りは素人だけではなく有識者と一緒に行くと安心できる。
化学物質にはカドミウムや有機水銀などが挙げられ、それらを含んだ魚介類などを介して症状が起きる。
そして、一般的に多いのが「細菌性食中毒」。菌の種類は、サルモネラ、ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、O157などがある。集団発生のケースはニュースでもよく聞かれる。夏に最も多くなるが、毎月のように全国どこかで食中毒の報告がされている。
腹痛、下痢、発熱、嘔吐などの中毒症状が起きたら、慌てず安静に。もし、血便や激しい腹痛、症状がひどい場合はすぐに病院を受診すること。
食中毒は毎日食べている食卓でも起こりうる。まずは家庭での危険回避も必要だ。
食中毒の細菌は30〜40度の温度・水分・栄養の三条件が揃うと増加する。一つでも条件が欠けると増加を抑えることができるため、温度を高くしない(反対に低くしない)、乾燥させることで食中毒を予防することができる。
予防は食品の購入時から始まっている。肉、魚、野菜は新鮮なものを。購入したらすぐに冷蔵庫に入れるなど、温度管理も大切。保存時は冷蔵庫で10度以下、冷凍庫でマイナス15度以下が適切。肉の汁などが他の食品にかからないよう、ビニール袋に入れるようにしたい。
キッチンが清潔なのはもちろん、調理を始める前は石鹸を使った手洗いをすること。生の肉や魚を切ったまな板や包丁は放置せずにすぐ洗う。ふきん、たわしも熱湯をかけたり煮沸消毒するなど衛生管理を徹底しよう。
冷たくして食べる料理は常に冷たくしておくこと、温かい料理は65度以上に加熱すること。食事をする前の手洗いも大切。当たり前のことだが、指と指の間、爪の間、手首まで石鹸洗いができてこそ、予防につながる。
夏は寝苦しい…という方も、暑いこの時期、けっこう多いのではないでしょうか。暑さで寝切らず、目を覚ましてしまうこともシバシバ…。日本人の5人に1人は、「眠り」について悩んでいるといわれますが、私達が健康に生活する上において、眠りはとても重要なのです。
「人は、なぜ眠るのか?」。その答えは様々で、1つではありません。しかし、一般的には、1日の疲れを癒すために眠ると考えられています。
体と脳を休ませるには、眠りは必要不可欠なのです。眠ることによって、頭の働きをリセットし、翌日も正常な指令を全身に送るのです。
寝る子は育つといいますが、昔からよく寝る子供は大きく成長するといわれています。これは、長い歴史の中からの経験なのですが、実は、しっかりとした科学的根拠があるのです。人間は、寝ている間に成長ホルモンを分泌します。
成長ホルモンは、細胞を修復、再生する新陳代謝の働きがあり、特に最初の3時間程度は、集中的に分泌されます。小学生ぐらいの子供は、1度眠りに落ちてしまうと、ゆすっても起きない位深い眠りに入りますが、この時に子供の体内では、成長ホルモンが分泌されているのです。
風邪をひいたら、寝るのが1番とよくいいますが、人は眠っている時に免疫力が高まり、病気を治そうとする自然の力が働きます。体調を崩した時や、寝不足の時に、風邪をひきやすいのもわかりますね。「疲れたな」と思ったら、いつもより多めの睡眠をとりましょう。
大脳の働きをサポートしている、神経伝達物質やホルモンは、長時間活動した後に分解されます。
この時、脳内に「睡眠物質」が溜まります。すると、人は眠気を感じて眠ります。睡眠をとることによって、脳内に溜まった睡眠物質が、さっぱりと消えてなくなり、脳は再び活発に活動するようになります。
この眠りを誘うホルモンを「メラトニン」と呼びます。メラトニンは脈拍、体温、血圧を低下させることによって、睡眠と覚醒のリズムを上手に調整し、自然な眠りを誘うのです。
メラトニンは、脳の松果体と呼ばれる部分から分泌されます。松果体は、網膜が受ける光の量の多い、少ないという情報を受け取り、その情報をもとにメラトニンの分泌量を決定します。暗くなって、目に入る光の量が少なくなると、それを感知した松果体が、メラトニンを分泌させるのです。メラトニンは、太陽の光が目に入ってから、15時間程すると分泌されるという性質がありますので、昼間の明るい時には、ほとんど分泌されず、夕方から夜にかけて分泌され、夜中の2時に最も多く分泌されるのです。
眠る前に、部屋を少し暗くすると眠りやすくなるのは、メラトニンの働きをうまく利用しているのです。
年齢を重ねることによって、メラトニンの分泌量は減っていきます。70歳になると夜になっても、メラトニンの量が昼間と同じくらいであるため、老人は夜中に何度も目が覚めてしまい、朝は早起きなのです。
睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンを増やすには、牛乳やバナナなどに多く含まれるアミノ酸「トリプトファン」をしっかり摂取することです。
トリプトファンは、セロトニンと呼ばれる脳内ホルモンを作る原料となるめ、十分に食べましょう。
規則正しい生活リズムが、セロトニンを作りだし、若さを保ち脳を健康に保つのです。
暑く、疲れた体を正常に戻すことに優れているスイカ。おいしいだけではない、健康に良い成分がバランス良く含まれているスイカは、夏にぴったりの果物です。
メロン、きゅうり、冬瓜、ゴーヤなど、夏に食べたい野菜たち。さっぱりと食べられること、水分が多いので体の中にたまった熱を下げること、栄養豊富であることなど、夏に食べるからこそ意味があります。
そして夏の果物と言えば、海でのスイカ割りや、川の水で冷やしてガブリ、といった経験をしたことがある人も多い『スイカ』。スイカを食べることで、さまざまな働きを私たちにもたらしてくれます。
まず、スイカの90%以上を占めている水分。汗をかいて失った体内水分の補給をし、冷えたスイカを食べることで、体の熱冷ましをしてくれます。
果肉の赤い色はリコピン。活性酸素を抑制し、動脈硬化やがんの予防に良いとされています。ミネラルの一つ、カリウムも含まれており、塩分を腎臓から尿に排出する作用を持つことから膀胱炎の予防にもなります。
その他、がんの抑制をするビタミンA(カロテン)、疲労を回復するビタミンB群、などの成分もスイカには含まれています。
イカの豊富な栄養素の中でも、今、注目されているのはシトルリン。シトルリンはアミノ酸の一種で、健康にいろいろな影響を与える栄養素です。大きくは3つの役割があるとされています。
一つ目は「血流を促進させる役割」。シトルリンを摂取すると、一酸化窒素の生成を高めます。一酸化窒素は血管を拡張させる作用があると解明され始めています。血管が拡張されれば血液が流れやすくなり、むくみの改善や老廃物の排出がスムーズになります。
二つ目は「体内代謝を高める」ことです。シトルリンを摂取することで、免疫力を高める、筋肉を強くする、血流を改善するといった作用を持つアルギニンを全身へ供給することができます。
そして最後、三つ目には「抗酸化作用を持つ」ことが挙げられます。老化や動脈硬化を促す“酸化”を抑制し、健康な体を作ります。
他にも、体温上昇、肌の状態の改善など多種多様に健康への影響が確認されています。
シトルリンが注目され始めたのは2007年8月に、厚生労働省から商品分野での使用が認可されたことから。アメリカなどでは、それ以前からサプリメントとして使用されていました。
1930年に日本で発見され、シトルリンという名前もスイカから由来しているそうです。スイカの原種と言われているカラハリ砂漠の野生のスイカにはシトルリンが多く含まれているとのこと。暑く、乾燥した過酷な気候の中で生きていく上に重要な成分であることが分かります。ただし、私たちが食べているスイカのような甘さはないそうなのであしからず。
シトルリンはスイカの他に、メロン、冬瓜、きゅうり、ヘチマなど、夏に食べられるウリ科の野菜に多く含まれています。
熱中症の予防には適度な水分補給が必要になります。喉の乾きを潤すために、水やお茶も良いのですが、水分がたっぷり含まれたスイカで、同時に夏バテ予防になる栄養分を摂取するのも良いのでは。子どもから高齢者まで大人気のスイカ。おいしく、栄養を摂りませんか。
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就寝と起床時刻を一定に保ち、決まった時間に朝昼晩の食事をすることで、自分の生活リズムをつくりましょう。
就寝中の冷房のかけっ放しは禁物。寝る少し前だけ寝室を冷やしたり、タイマーを上手に活用し、寝冷えを防止しましょう。また、ぬるめのお風呂にゆっくり入ってから寝ると、自律神経が落ち着き、心身がリラックスするので寝付きが良くなります。
湿度の高い日本の夏は、除湿(ドライ)するだけでも不快感はかなり和らぎます。冷房は、外気温との差を5〜6度以内に設定、温度差が大きいと自律神経失調になり、体調を崩す原因になります。
風通しを良くするなど住居に「涼」の工夫をしましょう。襖を外して衝立やすだれを掛けたり、カーペットの代わりに籐の敷物を、庭周りの打ち水、風鈴を掛けるなどの演出も涼しさを感じます。
通気性の良い服装で、こまめに下着を替えたり、濡らしたタオルで体を拭いて、効率よく汗が熱を奪えるようにしましょう。
朝の涼しい時間帯の散歩など、快い疲れは食欲も増し、寝付きも良くなり、体内リズムを保つことができます。軽いウォーキングなどを習慣化すると良いでしょう。
暑い時は食欲がなくなり、ついつい口当たりの良いものに手が出て、栄養バランスも偏ってしまいます。
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