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健康の輪デジタル新聞

2009年7月号

【特集】未知の感染症に対する予防の知識

現在、ブタ由来インフルエンザの流行が世界的に拡大している。こうした新型インフルエンザの発生・流行は以前から起こりうるものだと予想されており、その対策もなされていた。
今後、このような感染症が発生するにあたり、私たちはどんなことを知るべきだろうか。

急な発熱(38〜40度)・悪寒・頭痛・筋肉痛・関節痛・下痢などの症状がある場合は発熱相談センターへ電話を。

通常の感染症予防対策
にもつながる
新型インフルエンザ対策

動物社会からやってくる新型インフルエンザ。新型インフルエンザは誰も免疫を持っていないため、大勢の人に感染する危険も指摘されている。

しかし、過去をさかのぼってみると、スペインインフルエンザや香港インフルエンザなど、世界的に数十年間隔で起こることが経験的に分かっている。

新型といっても、正しい知識を持っていれば恐れることはない。今回のブタ由来インフルエンザが発生する直前にも、政府や医療機関が一体となって予防対策が構築されていた。

私たち一人一人も状況に応じた対策が必要。自分自身が苦しい思いをしないため、また、大流行を抑えるために、まずは「感染予防」の知識を持とう。通常の季節性インフルエンザ、その他の感染症の予防にもつながるので、ぜひ、覚えておきたい。

手洗いの習慣化、咳エチケットが肝心

〔習慣化したい手洗い方法〕1.手を水で濡らす。2.石鹸をつけてよく泡立てる。3.手のひら、手の甲、  指の間、親指の周り、手首を洗う。4.水で洗い流し、清潔なタオルで拭く。 〔咳エチケット〕○咳やくしゃみが出る 時はマスクをする。○マスクが無い場合 はティッシュやハン カチなどで口と鼻を覆い、人の顔をそらして1m以上離れる。○鼻汁、痰などを含んだティッシュは すぐにゴミ箱へ。○咳やくしゃみを手で覆ったらすぐに 手洗いをする。

ウイルスの感染経路には二種類ある。感染者のくしゃみや咳などのしぶきを鼻から吸い込むことによる「飛沫感染」と、咳やくしゃみを受けた手で乗り物のつり革や電話に触れ、それを別の人が触れることによる「接触感染」。接触感染の場合、ウイルスがついた手で鼻や目に触ると、粘膜から感染していく。

そのため、手洗いは重要。咳やくしゃみを手で受けた後、帰宅時、食事を作ったり食べたりする前、トイレ後などはウイルスを洗い流す習慣をつけよう。咳やくしゃみが出る時はマスクをして「咳エチケット」を心がけることも大切だ。

大流行が起きたら、医療機関やライフラインが十分に機能しなくなることも考えて、食料なども備えておくと安心。もし、自分がかかってしまったと思ったら、いきなり医療機関へは行かず、まずは発熱相談センターへ電話をかけること。

現在もそうだが、いざという時のために、最新の情報を知り、予防法、対策法を何度も確認しておくことで感染症を予防しよう。

 

〔健康長寿を目指して〕ホルモンと免疫

梅雨時は、何かと憂鬱になりがちですね。ストレスを溜めこまないように、毎日を過ごしましょう。ホルモンと免疫、実はとても深い関係にあるのですが、ストレスが原因で、ホルモンや免疫のバランスを崩してしまうことがあります。この時期だからこそ、ホルモンと免疫の知識をしっかり身につけ、憂鬱な梅雨を乗り切りましょう。

私達が無意識に過ごしている間、起きている時も、眠っている時も、常に体の状態をコントロールしているのが自律神経で、その中枢となるのが脳の視床下部です。

血圧や消化活動などの内臓機能、代謝の調節、脳下垂体を介しての内臓機能調節などを行っています。また、本能と呼ばれる食欲、性欲など、無意識のあらゆる欲望の中枢でもあります。さらに、感情の中枢でもあるため、喜怒哀楽の影響にも大きく現れます。

脳と自律神経

一般に自律神経は、身体活動のために脈を早くし、血糖値を上げるように働く交感神経と、夕刻以降、血圧や血糖値を下げて疲れを癒す働きをする副交感神経があります。

運動不足などが長期間続くと、副交感神経に偏り過ぎてしまい、筋肉、血管、関節、骨などが弱くなり、体に不調が現れてきます。

また反対に交感神経に偏り過ぎてしまうと、不眠、不安など、精神面への影響に大きく関わってきます。

この交感神経と副交感神経のバランス、調和が崩れることで、血液の流れが悪くなり、体温の低下や代謝の低下が起こります。

自律神経のバランス

自律神経のバランスによって、脳や脳下垂体、甲状腺、副腎、すい臓、卵巣、精巣、心臓、胃などから作られるホルモンバランスが左右されます。

ホルモンは、身体を維持させるのに大切な役割を持っていますので、自律神経の調和が、ホルモンバランスの調和につながり、更には身体機能の調和につながります。

ルモンの中には、脳の神経伝達物質として働くものや、反対に神経伝達物質にも、ホルモンと同様の働きをするものがあります。

自律神経とホルモンは、お互いに影響し合いながらバランスを保っています。また、栄養の偏りや過度のストレスで、ホルモンの分泌が正常に行われなくなると、体調を崩してしまいます。

自律神経とホルモン

梅雨時期はもちろん、生活習慣病の中にも、ホルモン不足や過剰が原因となるものがあります。ホルモンは、生命維持や生殖にかかわる大切な物質なのです。

心にストレスを過剰に受けることで、心身症や、神経症、うつ状態などに陥る場合がありますが、これは主に、ストレスに対する体の防御反応として、免疫系のバランスを大きく崩してしまうことにつながります。

例えば、過剰なストレスを受けることで脳の視床下部が感じ、下垂体に伝わり、副腎皮質が反応します。すると「コルチコイド」と呼ばれるストレスホルモンが分泌されます。この「コルチコイド」は、免疫であるリンパ球の働きを弱めてしまいます。特に、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の働きなどを弱めてしまうので、ストレスが多い程、コルチコイドが増え、免疫反応が弱くなってしまいます。

* * *

この時期、憂鬱になったり、ストレスを溜めたりしないように努力して、しっかりと自律神経、ホルモン、免疫の調和を保ち、暑い夏を健康に乗り切りましょう。

 

〔気になる実になる健康講座〕より安全に、より分かりやすく。OTC医薬品(一般用医薬品)の販売方法が改正されました。

薬局や薬店に置いてある市販薬の販売方法が変わったことをご存知ですか?私たちが一般用医薬品を適切に、そして安全に使うことができる仕組みが考えられました。

OTC医薬品とは?

OTC医薬品とは、大衆薬、市販薬と呼ばれてきた一般用医薬品のこと。医師の処方箋がなくても、薬局などで購入できる医薬品です。

風邪薬、点眼薬、整腸剤、ビタミン剤、ドリンク剤などがあり、いろいろな疾病や症状の改善に役立っています。今は自分自身で健康管理を行う「セルフメディケーション」の時代。軽い病気やケガの手当を自分で行いたい時は、OTC医薬品を上手に利用することができます。

OTC=Over The Counter Durug(最近は一般の陳列棚にも置かれていることが多くなりましたが、もともと薬局のカウンター越しに置かれていることからの由来。)医師の処方箋がなくても薬局などで購入できる一般用医薬品のこと。大衆薬、市販薬とも呼ばれてきましたが、2007年より「OTC医薬品」に呼び方を変更し、統一している。

ただし、OTC医薬品を利用する際には注意も必要です。人の体質や症状に応じて医師が処方する「医療用医薬品」と違い、OTC医薬品は有効性とともに安全性を重視して、成分や分量を決めていますが、体質や使用方法などによって、副作用などのリスクも考えられるからです。

6月からはOTC医薬品がリスクのレベル別に3つに分類され、分類ごとに専門家のアドバイスを受けることができるようになりました。また、陳列方法やパッケージの表示からでもリスクの程度が分かりやすくなります。

専門家が対応してくれることで、私たちはより安全に、OTC医薬品が利用できるようになります。

改善されたOTC医薬品の販売方法

薬事法の改正によりOTC医薬品の販売方法がどのように変わったのでしょうか。

まず、OTC医薬品は3つのグループに分類されました。商品パッケージなどへの分類記載、分類ごとの陳列も行われます。そして、各分類に専門家のアドバイスが行われます。

安全性に注意を要しなければならない第1類医薬品には薬剤師が対応します。その他、第2類医薬品、第3類医薬品、には薬剤師、または登録販売者が対応します。

【3つに分類されるOTC医薬品】「第1類医薬品」 OTC医薬品としての使用経験が少ないなど安全性において特に注意を要する成分を含むもの。薬剤師が対応します。「第2類医薬品」まれに入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含むもの。薬剤師、または登録販売者が対応します。「第3類医薬品」日常生活に支障をきたす程度ではないが、身体の変調・不調が起こる恐れがある成分を含むもの。薬剤師、または登録販売者が対応します。

登録販売者とは、今回の制度の改正により、新たに導入される専門家のこと。都道府県ごと、OTC医薬品の販売に必要な資質を備えているかを確認する試験に合格し、登録を受けた人です。

薬局や薬店では、薬剤師、登録販売者、一般従事者がはっきり分かるように、名札の着用がされるようになるため、私たちから見ても誰が専門家であるかはっきり分かるようになります。

そして、店頭では、次のような掲示が行われます。
 ○取り扱っている医薬品の種類
 ○店舗にいる専門家の種類や人数
 ○相談できる時間帯 など

改正により、一般の人の視点に立った医薬品の販売が行われるということです。そのため、私たちも自分の体や健康状態に合った適切な医薬品の選択ができるようになります。

効果的に・正しく医薬品を選択するために

自分の身長・体重、血圧、血液検査の結果などはご存知ですか?自分の体を知り、正しい知識に基づいた健康管理を行うことは大切なことです。

OTC医薬品を購入する際には、薬剤師などの専門家に相談することを習慣にすると、より安全に使用することができるでしょう。

OTC医薬品を購入する際には、薬剤師などの専門家に相談することを習慣にすると、より安全に使用することができるでしょう。

相談する際には、
 ○自分の症状
 ○アレルギーの有無
 ○現在使用している薬
 ○妊娠の有無
以上のことを薬剤師に伝えるようにしましょう。「かかりつけ薬剤師」を決めておくのも良い方法です。また、「薬の記録」をつけておくと、薬の名前などを正確に伝えることができたり、病気の治療に積極的になったりすることができます。

実際に使用する際には、添付文書をよく読み、用法・用量を守ること。副作用が出た場合は原因となる薬を中止し、購入した薬局・薬店の薬剤師に相談しましょう。

 

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