日健総本社の基本理念は「マイクロアルジェは、どれだけ人間を幸せにできるだろう。」。
「微細藻類応用商品の世界進出が「健康社会の建設」につながる」これが田中社長の健康事業への哲学だ。
日健総本社は、日本をはじめ、アメリカ、フランス、中国、韓国など12カ国で取得した「ドナリエラ・バーダウィル」商品群の製造法特許を基盤に「商品戦略」「市場戦略」「普及戦略」の三つの柱で、「微細藻類の世界戦略」に打って出ている。
「商品戦略」として、研究開発室のスタッフと培養工場、製造工場が一体となって「食品」「医薬品」「一般食品」「化粧品」「暮らし用品」「飼料・肥料」の六事業に取り組んでいる。
「食品」は微細藻類クロレラ、ドナリエラ・バーダウィルの有効成分を抽出し、健康食品の開発。
「医薬品」は、医薬品の開発や新医療を目指す。
「一般食品」は食生活の改善に役立つ商品。菓子類などの開発。
「化粧品」は、クロレラ多糖体、ハーブなどの天然成分を配合したCMB処方(クロレラ・モイスチャー・バランス処方)で自然派の化粧品を開発。
「暮らし用品」は毎日の暮らしの中で役立つ、商品の開発。
「飼料・肥料」は、乳牛、和牛、豚、鶏、魚介類の養殖飼料、農産物の肥料を開発し、安全な食糧、無農薬栽培を目指す。
平成11年5月、日本栄養・食糧学会で、ドナリエラ・バーダウィルの食品添加の研究成果を発表した。
「賞味期間が長くなった。」「自然の着色ができるようになった。」などの内容に、 食品、飼料業界で大きな反響を呼んだ。
最近、ドナリエラ・バーダウィル応用商品の「ドナリエラ卵」「シュークリーム」「ギョーザ」「こんにゃく」「ざるうどん」「ラーメン」「梅干し」「ドーナッツ」「食パン」「豆腐」などが登場。
日健総本社の「微細藻類・世界戦略」は、「商品戦略」「市場戦略」「普及戦略」がガッチリと噛み合い、拍車がかかってきた。