「本物の商品をつくり出すメーカーでなくてはならない。」田中社長は、いつもこう朝礼で訓辞した。
日健総本社は、医学、栄養学、微細藻類の著名な研究者の「顧問団」から、研究開発、製造の技術指導を受ける支援体制が敷かれている。「顧問団」は、そうそうたるメンバーだ。
医学・栄養学関係では、がん・生活習慣病の原因物質である過酸化脂質の名付け親で、解明者、酵素研究の第一人者、八木國夫・応用生化学研究所所長(名古屋大学名誉教授、元日本学術会議副会長)。
動脈硬化症の権威者、五島雄一郎・東海大学名誉教授。
日本の予防医学の先駆者で、栄養・肝臓研究の権威者、武藤泰敏・椙山女学園大学教授(岐阜大学名誉教授)。
育児学の権威者で、シュバイツァ博愛賞受賞の内藤寿七郎・日本小児科医会名誉会長。
ビタミンの権威者の安田和人・女子栄養大学大学院教授。
イスラエル国立ハダサ病院のシャウル・ヤツィブ、モルデハイ・セラ各教授。
有川清康・有川メディカルカウンセリングクラブ会長。
高麗人参研究の世界権威者、洪文和・ソウル大学名誉教授。
微細藻類関係では、ドナリエラ・バーダウィル研究の第一人者で、イスラエル国立海洋湖沼研究所のアミー・ベンアモツ、アサッフ・スケニック両教授。
微細藻類研究の岩本浩明・元明治大学理事。
ワイツマン基礎科学研究所のアダ・ザミール、ウリ・ピック両教授。
中野武登・広島工業大学教授。
異色は、心理学者の多湖輝・千葉大学名誉教授。
クロスタニングループの応援団長、丹波哲郎氏といったところだ。
昭和25年、田中美穂社長が夜行列車の中で、ヤクルト初代社長・ 永松昇氏(故人)と出会って、<百年構想>を聞き、太陽の光と金魚鉢ではじめた微細藻類クロレラの研究が、今や世界の頭脳を結集した微細藻類の研究開発の道につながった。
21世紀は、健康食品会社の乱立時代だ。大手企業の参入に対抗する力をつけておかなくてはならない。
日健総本社は「顧問団」から、微細藻類の研究開発、商品化の技術指導を受け、新たな時代を担う主力商品を世に送り出し「永松構想」の実現、「健康社会の建設」を目指している。