永松先生の志は、壮大な事業へと発展しています。
日健総本社・クロスタニングループの創始者・田中美穂は、昭和25年、故永松昇先生に出会いました。「微細藻類を活用した商品が開発できれば、人々の健康への不安を解消できる」―。この啓示に打たれた創始者・田中美穂は、微細藻類の研究に生涯をかけることになりました。
最初に取り組んだのは、未来の食料として注目されていたクロレラの健康応用でした。そして、昭和50年、創始者・田中美穂の思いは、「クロスタニン」という商品の開発に結実したのです。
本社ビルの2階フロアに建てられた
故・永松先生の銅像
早創期には微細藻類の応用を求めて、クロレラから多糖体の抽出と濃縮をするために、日夜、エバポレーターと向かい合う創始者・田中美穂の姿がありました。