東北地方の最南端にある県。磐梯山をはじめ、神秘的な五色沼や、猪苗代湖など雄大な自然に恵まれ、伝統工芸である会津漆器の産地としても有名。
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梅雨の時期になると、何かしら不調を感じる人が多いようです。最近では、夏バテならぬ「梅雨バテ」といわれており、雨の日や天候の悪い時に頭痛や肩こりをはじめ、調子が悪くなってしまう症状を指します。
梅雨の時期になると、なんとなく気分が沈んだり、やる気が出なかったりすることはありませんか。
こんな症状を最近では、夏バテならぬ、「梅雨バテ」または「梅雨うつ」と呼びます。正式な病名ではありませんが、気圧や天候の変化によって心身に不調を感じる人が増える傾向があります。
主な症状としては、頭痛、頭重感、だるさ、首こり、肩こり、気分の落ち込み、眠気、腰痛、関節痛など。身体的なものから心因的なものまでさまざまです。
そして、これらの主な原因は、日照時間の減少と気圧の変化といわれています。日光を浴びる時間が減少すると、心の安定に関わる「セロトニン」という神経伝達物質の分泌が低下し、気分が落ち込みやすくなるほか、セロトニンが低下すると睡眠ホルモンといわれる「メラトニン」の生成も低下するため、睡眠不足になりがちになります。
また、気圧の低下は自律神経に影響を与えるため、頭痛やだるさ、睡眠の質の低下などを引き起こすといわれています。
そんな梅雨バテの対処法は、まず生活リズムを整え、自律神経を整えることです。朝起きたらカーテンを開けて自然光を浴び、日中は軽い運動を心がけましょう。ウォーキングやストレッチなど無理のない範囲で体を動かすことで、セロトニンの分泌が促されます。
また、アロマや音楽など、自分がリラックスできる時間を意識的に取り入れるのも効果的です。香りは、オレンジやグレープフルーツなどのシトラス系やミントなどのハーブ系がおすすめです。
さらに、内耳の血行を良くすることも効果的。耳の後ろを温めたり、両耳を上下や横に引っ張ったりすることで血行が良くなり、自律神経が整って心身ともにリフレッシュできますよ。

日本には古くから「芸事は6歳の6月6日から始めると上達する」という言い伝えがあります。
これは、6という数字が“調和”や“リズム”を象徴するとされ、特に6が重なるこの日が縁起が良いとされたためです。
この日には楽器メーカーや音楽教室などが、イベントを開催することもありますね。
また、能や歌舞伎の世界でも、6月6日からの稽古始めが良いとされてきました。
そして、1970年に全国楽器協会により、6月6日が「楽器の日」と制定されました。音楽を始めるきっかけづくりとして、音楽業界では大切にされている日です。
音楽に関連する習い事を始める時には、この日にスタートすると上達が早いかもしれませんよ。
健康診断や血液検査の結果を見て、LDLコレステロール、HDLコレステロール、総コレステロール、中性脂肪などの血中脂質が気になる方は、早めの対策がお勧めです。血液中の脂肪分は血中脂質と呼ばれ、これらが異常値を示すことを脂質異常症といいます。脂質異常症にもいろいろな種類があり特別な自覚症状は現れませんが、放置するとやがて命の危機にさらされる重大な疾病につながる可能性があります。
脂質異常症の種類
一般に脂肪や脂質というと、あまり良くないイメージを浮かべる人も多いと思いますが、脂質は体にとって欠かすことのできない重要な栄養素の一つです。
主にコレステロールは細胞膜を作る成分で、その他にもホルモンや、食べた物を消化吸収するために必要な胆汁酸の素になります。
中性脂肪は細胞組織に蓄えられてエネルギーを貯蔵したり、皮下脂肪になって外部からの衝撃から守るクッションになったり、また、体を保温したりします。
しかしこれらが多過ぎると問題が起こるのです。脂質異常症には大きく分けて4つのタイプがあり、LDLコレステロールが高いタイプ、HDLコレステロールが低いタイプ、中性脂肪が高いタイプ、総コレステロールからHDLコレステロールを差し引いたHDLコレステロール以外が高いタイプなどがあります。
一般に善玉と呼ばれるのがHDLで、全身の余分なコレステロールを回収して肝臓に戻す働きをし、悪玉と呼ばれるLDLは肝臓から全身にコレステロールを運ぶ働きがあります。
このバランスが崩れ、HDLが低ければ回収できず、LDLが多ければ運びすぎてしまい、結果的に体内にコレステロールが残ってしまうのです。
例えるなら、一般家庭でもゴミを出し、回収車がそれを集めて処理するイメージですが、回収しきれずにゴミが家庭内やゴミ捨て場にたまりすぎて放置状態になると衛生的にも良くありませんし、通り道にゴミがあると邪魔で渋滞が起こります。
このゴミがたまりすぎて通り道が狭くなっている状態が動脈硬化症です。つまり、血管に大渋滞が起こり詰まってしまう状態なのです。
動脈硬化になると、血管の壁が分厚くなり、でこぼこしてきますが、これをアテローム動脈硬化(粥状動脈硬化)と呼びます。
中性脂肪が多くなるとLDLコレステロールを増やしてしまいHDLコレステロールは減らしてしまいますので、この点にも注意が必要です。
このようにして動脈硬化が進行すると、さらに危険な突然死へとつながる恐れがあるのです。
突然死を招く血管疾患
血管は全身に網目のように張り巡らされ、常に血液が流れています。当然コレステロールも流れており、そのバランス異常が動脈硬化を引き起こす原因になります。
先ほど例を挙げた大渋滞が心臓を動かすための血管で起こると心疾患、脳の血管で起こると脳血管疾患を起こし、日本人の死亡原因の上位に位置するほど多くの人が突然死で命を落としているのです。
血管疾患を防ぐためには、脂質異常が少し気になるかな?という内から、早め早めの予防対策が大切です。
血管が硬くなり過ぎないように、日頃からNO(一酸化窒素)サイクルを取り入れた予防や、血中脂質が上がりすぎるのを抑えるために食事から野菜や海藻、きのこなど、カロチノイドや食物繊維を十分に取り入れ、30分ほどの有酸素運動を心がけて脂肪燃焼を高める生活習慣を心がけてみましょう。
二日酔いの時などに効くイメージのある「しじみ汁」。栄養の宝庫であるしじみに、豆腐のタンパク質が加わるとさらに嬉しい効果が。疲れが溜まった時や季節の変わり目などにおすすめです。
しじみと豆腐はどちらも栄養価が高く、組み合わせることで相乗効果が期待できる素晴らしい食材です。
それぞれの栄養をまとめると、しじみの栄養素の代表は何といっても「タウリン」。肝機能の向上、疲労回復、コレステロールを調整します。また、肝臓の解毒機能を助ける「オルニチン」も豊富に含まれており、二日酔い対策に効果的です。
その他にも、貧血予防になる「鉄分」、神経や血液の健康を保つ「ビタミン」なども含まれています。
一方、豆腐には筋肉や皮膚、ホルモンの材料になる「植物性タンパク質」をはじめ、ホルモンバランスの調整や骨粗しょう症予防に効果的な「大豆イソフラボン」、骨や歯を丈夫にし、精神安定にも関与している「カルシウム」、代謝や血圧調整を助ける「マグネシウム」や「カリウム」などのミネラルがバランスよく含まれています。
そんな2つの食材が組み合わされることにより、特に女性におすすめの効果が期待できます。
疲労回復を促すしじみと、豆腐に含まれるタンパク質が、肌や髪を修復し、代謝も高めるため、美容効果につながるほか、しじみに含まれるビタミンB群と豆腐のイソフラボンがホルモンバランスを安定させ、心身のリラックスや安定にも役立ちます。
そのほか、高栄養でありながらカロリーが低いので、ダイエット食材としても最適。ダイエット中の栄養補給にもぴったりです。
ちなみに、ここでいうしじみ汁とはしじみの味噌汁のことです。
すまし汁もよいですが、しじみは味噌との相性も良く、ともに鉄分とタンパク質がたっぷり含まれているので、血液中にある酸素を体の隅々まで運び、血液を健やかにしてくれる効果が期待できます。
朝食や疲れた日の夕食の一杯としておすすめです。
濃厚な味わいが魅力のアボカドを薄切りの豚肉で巻き、衣をつけてカラッと揚げました。衣には卵の代わりにマヨネーズを使うことでベタつかずサクサクの食感が楽しめ、調理の手間も省けます。
アボカドは、栄養価が高く、果肉のおよそ20%が脂質といわれていますが、この脂質はコレステロール値や中性脂肪値を下げる不飽和脂肪酸の一種で生活習慣病などの予防が期待できます。
また、豚肉は、タンパク質やビタミンB群などの栄養価が高く、アボカドに含まれるビタミンB1とともに、この時期に気になる体のだるさや疲労回復効果が期待できます。
- ・豚もも薄切り ………………12枚(約240g)
- ・アボカド ……………………1個
- ・粒コーン ……………………30g
- ・マヨネーズ …………………大さじ1
- ・パン粉 ………………………適量
- ・油 ……………………………適量
- 【A】
- ・塩 ……………………………少々
- ・こしょう ……………………少々
- 【B】
- ・マヨネーズ …………………大さじ1
- ・小麦粉 ………………………大さじ4
- ・水 ……………………………大さじ4
- @ アボカドはボウルに入れてつぶし、コーン、マヨネーズを加えて混ぜ合わせる。
- A 豚肉は2枚ずつ広げて【A】をふり、1/6量の@を包む。同様にして合計6個作る。
- B 混ぜ合わせた【B】、パン粉を順につけ、170℃に熱した油で揚げる。
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イスラエルの風土・文化 (23)
大阪万博は本年4月13日に開幕し、10月13日まで開催中です。地球規模の様々な課題解決に向け、世界の英知が集まるこの場にはイスラエルのパビリオンも出展しておりフォーエバー≠ニいうテーマのもと、没入感のあるデザインと画期的な最先端テクノロジーを通じて、科学で人々の生活向上に貢献するというイスラエルの使命感を反映したプレゼンテーションとなっています。
展示の目玉としてはハスモニア王国初期にさかのぼる古代エルサレムの約2000年前の建築石があり、これは今回の万博のために特別に日本へ空輸された、驚くべき考古学的発見の遺物であり、回復力と再生のシンボルとして展示されています。このように古代遺産の歴史と現代性(イスラエルが誇る先進的な技術革新)が融合した特別な体験を提供し、来場者を魅了しています。
また、イスラエルの価値観が時代を超えて、世界・人類への貢献や国際協力の推進に果たす役割も示しており、ヘルスケア、モビリティ、サイバーセキュリティ、宇宙関連、人道支援などの分野でのイノベーションを強調して紹介されています。
イスラエルのパビリオンは単なる展示会ではなく、建国から77年の国家としての歩みと3000年にも及ぶ文化的遺産を称える場であり、日本と同様、イスラエルも歴史的ルーツからの恩恵を受けながら未来に向かって邁進しており、伝統への敬意とAI技術のリーダーシップという組み合わせが、イスラエルの精神を形作っています。
イスラエル館の総監督ヤヘル・ヴィラン氏は「大阪万博でイスラエルのストーリーを紹介できることを大変誇りに思います。このパビリオンは、イスラエルの豊かな伝統に敬意を払いながら、世界的な進歩を推進するイスラエルの他に類のない能力の証となっています。今回の展示は、革新、協力、そして時代を超えた価値観を原動力とした、より良い世界を目指すというイスラエルのビジョンを共有することを目的としています。万博を通じて、日本との協力の機会が増え、両国の絆がより一層深まることを願っています」と語り、イスラエルがいかに世界各国と連携して様々な分野で大きな影響力を与えているかを示す絶好の機会になっています。
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「糖質」は、たんぱく質や脂質と並ぶ三大栄養素のひとつである炭水化物の一部です。口から取った炭水化物は、体内で消化酵素の働きによって消化吸収できる「糖質」と、消化できない「食物繊維」に分類されます。
一方、糖質と似た言葉に「糖類」という言葉がありますが、糖類は糖質の一部に当たります。
代表的な糖類としては単糖類に該当するブドウ糖や果糖、二糖類に該当するショ糖や麦芽糖などが挙げられます。また、糖類のほかにも糖質には多糖類や糖アルコールなどがあります。
糖質は、体内でブドウ糖に分解されて吸収され、筋肉や脳のエネルギー源として利用されます。
とりわけ、脳ではブドウ糖が唯一のエネルギー源として使われますので、糖質が不足すると集中力や思考力が低下したり、疲れやすくなることが多くなります。つまり、私たちが生活していく上で、糖質は欠かすことのできないエネルギー源なのです。
糖質は1グラムが4キロカロリーで、エネルギー源として最も多く利用され、摂取してから最も早くエネルギーに変わる栄養素です。糖質が分解されるときにエネルギーが生まれ、このエネルギーが脳や体を動かす力となりますが、糖質を取り過ぎると食後の血糖値が急激に上がってしまうので太りやすくなります。これは血糖値が急激に上昇することでインスリンが大量に分泌されるためです。インスリンにはエネルギーとして利用されなかったブドウ糖を中性脂肪として体内に蓄える働きがあります。
また、食後の過血糖は血糖値スパイクといい、動脈硬化や血管障害の原因となりますので、食後の血糖値の上昇を緩やかにすることがとても重要な意味を持ちます。
近年スーパーやコンビニなどで「糖質ゼロ」をうたう食べ物や飲み物をよく見かけるようになりました。しかし、「糖質ゼロ」といっても、糖質が全く入っていないというわけではなく、100グラム(清涼飲料水などの場合は100ミリリットル)当たり0.5グラム未満であれば「糖質ゼロ」とうたえます。したがって、糖質の含有量が少ないという意味だけなので、糖質の取り過ぎにならないような注意は必要です。