江戸時代には天下の台所と謳われ、全国から食材が集まり、食い倒れの街として知られています。シンボルの花は2つあり、写真の花の花言葉は、「初恋」です。
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最近、固い物が食べづらくなった、食事中にむせやすくなった…などを感じたら、「オーラルフレイル」のサイン。食べるだけでなく、口の機能の衰えは、日々の暮らしに様々な影響を与えます。ぜひこの機会にご自身の口の状態を意識してみてください。

「オーラルフレイル」という言葉を知っていますか?まだあまり耳馴染みのないこのオーラルフレイルとは、オーラル(口)のフレイル(虚弱)という意味の造語です。}
口の機能の健常な状態と機能低下の間にある状態のことを指し、例えば、最近よくむせる、食べこぼしが増えた、滑舌が悪くなったなどのちょっとした口に関する“ささいな衰え”のことをいいます。
オーラルフレイルの根本的な原因は加齢ですが、虫歯や歯周病を放置したことによって歯の健康が失われ、軟らかいものを食べることが習慣となって噛むための筋肉を使わなくなる、そして、筋力が落ちることでさらに軟らかいものを選択するようになり、どんどん噛む力が衰えるという負の連鎖を引き起こすことも、原因の一つといわれています。
オーラルフレイルになると、身体的フレイルやサルコペニア、要介護認定、死亡のリスクなどが高まることがわかっています。したがって、将来の健康状態を見極める重要なサインとして、オーラルフレイルを見逃さないことが大切です。
そして何より、オーラルフレイルの一番のポイントは、適切な対処を行うことで、機能低下を改善できることです。
虫歯や歯周病のリスクを下げるために、歯間ブラシやデンタルフロスを有効活用して口の中を清潔に保つこと、口をすぼめたり横に開いたりして唇や頬の筋肉や舌を動かすことなどを心がけることで、オーラルフレイルを改善・予防することができます。
人生の大きな楽しみである食べることの喜びを失ったり、他者とのコミュニケーションが取りにくくなって孤独感を味わうなど、生きがいや生活の質(QOL)を下げないために、適切な口内ケアを行い、口の健康を維持していきましょう。
