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国際応用藻類学会上級理事 アミー・ベンアモツ博士による Q&A |
熱心な同志の皆さんのご要望にお応えして、N.B.T.についての質問コーナーを設けました。アミー先生には、親切丁寧にお答えいただき、より理解が深まりました。
Q | スーパードナリエラ・フィトの培養を成功させるまでの苦労話を教えてください。 | |
A | 通常のドナリエラに比べ、輪をかけた苦労がありました。物理的、生化学的な研究を重ねたことも苦労のひとつですが、これからの商品開発の可能性を握るクロスタニングループの鍵ですから、今のところは、企業秘密としておきましょう。(笑) |
Q | プール形式を大きく変え、どんな効果が上がったのか詳しくお聞かせください。 | |
A | 蛇行するプールの形、いわゆるスネークタイプに変えたことにより、水深を内側と外側で変化させることに成功。これにより、ドナリエラが受ける光の量を変化させ、一日の半分は浅い場所で強い太陽光を浴び、半分は深い場所で休めるため、息抜きの時間を与えることができました。人間と同じで、メリハリを付けることで、ドナリエラはより活発になるのです。 |
Q | 品質を維持するために、特に難しい点はありますか? | |
A | ドナリエラが最大のカロチノイドを持つように、自然環境の変化、気候条件に対応できるようにします。気温が1℃違うだけでもドナリエラは影響を受けるので、その環境のチューニング作業が大切。工場の機械はすべて特別オーダーのもので、メンテナンスも欠かせないのです。 |
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丁寧に質問に答えてくださる アミー・ベンアモツ博士。 |
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日本で初めてイスラエル国に進出した企業である日健総本社のイスラエル現地法人N.B.T.社。この誕生こそが、イスラエルと日本の新しい友好の始まり。 |