見事なブナの原生林に囲まれた美しい景勝地。朝日がブナの森を真っ赤に染め、その姿が水面に映り込み、息をのむほど美しい姿を見せます。
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寒い時や緊張した時に手が震える「生理的振戦(しんせん)」と異なり、特にはっきりとした原因はないのに、飲み物を飲もうとした時など日常的に手が震える症状を「本態性振戦(ほんたいせいしんせん)」といいます。どんな人がなりやすく、どんな対処法があるのか解説します。
「字を書こうとすると手が震える」「コップを持つと手が揺れる」…そんな症状の原因の一つが、本態性振戦です。本態性振戦は、はっきりした原因がないにもかかわらず、手や腕、頭、声などがリズミカルに震える神経の病気です。特に何もしていない時より、文字を書く、箸を使う、コップを持つ、腕を前に伸ばすなど、手を動かしたり一定の姿勢を保ったりするときに震えが目立つのが特徴です。
40歳以上の4%が発症しているといわれており、高齢になるほど頻度が上がりやすく、また、家族に同じ症状がある場合は発症しやすいとされています。命に関わる病気ではありませんが、症状が進むと字が書きにくい、食事がしづらい、着替えが難しいなど、生活の質(QOL)を下げる要因となります。
対処法としては、軽症で生活への影響が少なければ、経過をみることもありますが、自覚症状がある場合は、「カフェインを控える」「十分な睡眠をとる」「疲れやストレスをためない」など、震えを悪化させる要因を減らしましょう。
生活に支障が出てきた、震えが急に強くなったなどの場合は、脳神経内科などを受診しましょう。診察では、震えが起こる場面や経過、家族歴、服用している薬などを確認し、甲状腺の病気や薬の影響、パーキンソン病など、ほかの原因による震えではないかを調べます(安静にしている時には震えは見られず、左右の手での差はあまり大きくは見られないのが、パーキンソン病との違いといわれています)。
必要に応じて薬による治療が行われ、症状が非常に強い場合は外科的治療も検討されます。震えの出方には個人差があり、左右差症状の進み方も異なりますので、日々の変化を細かく記録しておくと、受診時の助けになります。

秋が深まり、食欲も増す季節10月。実は「10月」には、不思議な由来があります。英語で10月を表す「October」は、ラテン語で「8」を意味するoctoが語源です。
10月なのになぜ「8」と思いませんか? これは、古代ローマではもともと3月が1年の始まりで、October(10月)は8番目の月だったからだそう。その後、1月と2月が加わり、月の順番が変わっても名前だけはそのまま残ったそうです。
また、日本の暦では10月を「神無月」と呼びますが、出雲では「神在月」と呼ばれます。これは、全国の神様が出雲に集まるという伝承に由来しています。
暦の名前を調べると、季節だけでなく古代の暮らしや文化まで見えてきて面白いですね。
近年、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品の成分としてよく目にする「難消化性デキストリン」は、健康意識の高い方の間ではすでに定番となりつつあります。難消化性デキストリンは、一言でいえばトウモロコシなどのデンプンから作られた水溶性の食物繊維です。現代を生きる日本人に不足しがちな食物繊維を補う力強い味方であり、特に「食後血糖値の上昇抑制」と「腸内細菌叢(そう)の改善」という2つの大きな健康効果が科学的に実証されています。
なぜ効く?
「食後血糖値の上昇抑制」
食事をすると、食べ物に含まれる糖質が分解されて小腸から吸収され、血液中の糖(血糖)が増加します。急激な血糖値の上昇(いわゆる「血糖値スパイク」)は、肥満の原因になるだけでなく、血管にダメージを与え、将来的な生活習慣病のリスクを高めてしまいます。難消化性デキストリンは、この血糖値の急上昇を抑えるという優れた働きを持っています。
ゲル化して糖の吸収を「控えめ」にする
難消化性デキストリンは水に溶けると、ドロッとした粘性を持つゲル状になります。食事とともに摂取された難消化性デキストリンは、胃や小腸の中で糖質を包み込み、小腸粘膜への接触を遅らせます。
これにより、糖の吸収速度がゆるやかになり、食後血糖値の急激な上昇が抑えられるのです。
インスリンの過剰分泌を防いで肥満予防
血糖値が急上昇すると、それを下げようとして膵臓から「インスリン」というホルモンが大量に分泌されます。インスリン過剰は、余分な糖を脂肪として蓄え込む働きがあるため、太りやすくなる原因にもなります。
血糖値の上昇がゆるやかになれば、インスリンの過剰分泌も防ぐことができ、結果として太りにくい体づくりにつながります。
善玉菌を育てる!
「腸内細菌叢(そう)の改善」
難消化性デキストリンのもう一つの大きな強みは、大腸まで届いて腸内環境を整えるプレバイオティクスとしての役割です。人の消化酵素では分解されないので胃や小腸をそのまま通過して大腸へと届きます。大腸に到達した難消化性デキストリンは、そこに住む「善玉菌」の餌となるため、善玉菌が増えるのです。
短鎖脂肪酸の生成を促進
ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が難消化性デキストリンを分解・発酵すると、「短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸など)」という物質が作られます。
この短鎖脂肪酸には、次のような嬉しい効果があります。
�@腸内を「弱酸性」に保つ
悪玉菌は酸性の環境が苦手なため、悪玉菌の増殖が抑えられ、善玉菌が優勢な理想的な腸内フローラが形成されます。
�A腸の蠕動(ぜんどう)運動を活性化
腸の動きを刺激して排便を促し、便秘の解消をサポートします。
�B全身の代謝をサポート
吸収された短鎖脂肪酸は、脂肪細胞への脂質蓄積を抑えたり、代謝を高めたりする働きがあることも研究で分かっています。
日常生活への取り入れ方と注意点
難消化性デキストリンは、無味無臭で熱にも強いため、温かいスープやお茶、コーヒー、ご飯を炊く際などに混ぜて手軽に摂取することができます。
血糖値の上昇を抑える効果を狙う場合は、タイミングとして食事中や食後に摂取するのが最も効果的です。胃や小腸に難消化性デキストリンが存在することで糖をしっかりキャッチできます。
このように、食後の血糖値スパイクを防いで代謝を助けるとともに、腸内の善玉菌を育ててお腹の調子を整えてくれる、まさに一石二鳥の優秀な成分です。
ハンバーグに、ゴボウやレンコン、ニンジンなどを加えると食物繊維やビタミンなど栄養をプラスすることができます。野菜不足を補い、栄養効果も高められる注目の食べ合わせです。
子供から大人までみんな大好き、日本の国民食の一つでもあるハンバーグ。しかし、噛みごたえが少ないため、食べやすい反面、血糖値が上がりやすいというデメリットがあります。
そこでおすすめなのがゴボウやレンコン、ニンジンなどの根菜。これらをひき肉・玉ねぎなどのタネにプラスすると噛みごたえがアップし、自然と噛む回数が増えるので血糖値の上昇を抑えるほか、ひき肉の一部を根菜に置き換えることで脂質やカロリーを抑えることができるなどの効果が期待できます。
さらに、根菜を加えることは、肉だけで作るハンバーグとは違った栄養面のメリットも期待できます。
ポイントは、肉のタンパク質や脂質に、根菜の食物繊維、ビタミン、ミネラルなどを組み合わせられることです。
ゴボウは食物繊維が豊富で、特に水に溶けにくい不溶性食物繊維を多く含んでいるので、腸の動きをサポートします。また、ゴボウには腸内細菌のエサとなるイヌリンも多く含まれているため、腸内細菌の活動を活発にさせる効果もあります。
レンコンもゴボウと同様に食物繊維を多く含むほか、コラーゲンを生成して美肌をサポートするビタミンCや、余分なナトリウムを排出してむくみを軽減させるカリウムも豊富です。これらを組み合わせることによって、整腸+抗酸化+ミネラル補給、という相乗効果をもたらします。
根菜入りハンバーグは、肉の栄養を活かしながら野菜と食物繊維をプラスできる、手軽な食べ合わせのアイデア。おいしさと栄養の両方を高められるので、ぜひ取り入れてみましょう。
ただし、根菜を入れれば肉料理の脂質やカロリーが自動的に低くなるわけではありません。ひき肉の種類や量、ソースの使い方によって栄養価は変わります。焼く際に油を使いすぎない、赤身の多いひき肉を選ぶなど工夫も大切です。
坊ちゃんかぼちゃは、重さ約500gの手のひらサイズで、強い甘みとホクホクした食感が特徴のミニかぼちゃです。通常のかぼちゃに比べて栄養的にも大変優れ、タンパク質やβカロチン、糖質などは3倍以上も含まれています。
今回のように皮を器として使用し、プリンやグラタン料理にすると皮も丸ごと食べられて、野菜を無駄にすることなく、スペシャル感もあり、見映えも良いのでハロウィンなどのイベントにもぴったり。
また、カラメルソースの香ばしさとクリーミーな味わいは、年齢を問わず満足いただける美味しさです。
- ・坊ちゃんかぼちゃ………2個(果肉約100g)
- ・グラニュー糖……………100g
- ・卵…………………………2個
- 【A】
- ・牛乳………………………1カップ
- ・ラム酒……………………小さじ1
- �@ かぼちゃはレンジ(600W)で約4分加熱し、ヘタを横に切って種を出し、果肉をくり抜く。果肉は粗くつぶし、外側は器として使う。
- �A ボウルに卵を溶きほぐし、グラニュー糖50gを加えてよく混ぜる。�@の果肉、【A】を加えてなめらかになるまで混ぜる。
- �B �@の器に�Aを等分に注ぎ、バットに入れる。バットの半分の高さまで湯を注ぎ、170℃に予熱したオーブンで約60分、湯せん焼きにする。
- �C プリン液が固まったら取り出し、粗熱を取って冷蔵庫で約1時間冷やす。
- �D 小鍋に残りのグラニュー糖を入れて火にかけ、溶けて全体に焦げ色がついたら水25ccを加えて混ぜ、冷ます。
- �E �Cに�Dをかける。
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イスラエルの風土・文化 (39)
9月から10月にかけて行われるユダヤとイスラエルにとって最も大切な祝祭の一つ「スコット(仮庵の祭)」は、新年を祝うローシュ・ハシャナー、ヨム・キプール(贖罪日)と並ぶ大切な行事です。ヨム・キプールに続いて、そのわずか5日後にスコットがやって来ます。ちょうど秋の収穫の季節にあたり、春の過越し祭(ペサハ)、七週の祭り(シャブオット)と同様に農業祭の一面もあります。イスラエルの民が農耕民となって、神の恵みを感謝したことが起源ともいわれ、ユダヤ人の祭りは必ず民族の歴史と結び付けられて祝われています。
スコットの大きな特徴の一つがスッカ(スカー)と呼ばれるテントのような仮小屋です。ヨム・キプールが終わると早速スコットに使用するスッカの建設が始まります。ユダヤ人の祖先がエジプトを脱出して荒野を旅した際に草木で作られた仮小屋に住んでいたことに由来し、人々はスッカを家の庭やベランダに建て、その狭い空間の中にぎゅうぎゅう詰めになりながら家族や友人と食事などを楽しみます。
敬虔なユダヤ教徒はスコット期間の7日間をスッカで寝泊まりもして過ごしますが、世俗派の人々は食事の際だけ過ごすことが一般的です。多くの時間をスッカの中で過ごすため装飾はとても大切で、家族揃ってスッカ内に装飾を施すのが習慣となっています。特に人気の高い伝統的装飾はカラフルな紙で作った鎖で、主に子供たちが学校で作った物を持ち帰ったりして装飾づくりを担当します。もう一つの人気の装飾は、クリスマスツリーの装飾などによく使われるような小さなライトです。スッカは屋外に建てられるため、外が暗くなると、このライトが光り幻想的な雰囲気を醸し出します。
各家庭によってスッカの大きさや装飾はそれぞれ違いますが、スッカの中で過ごす時間は、家族や友人との絆を実感するかけがえのない時間であることに間違いありません。また、子供たちにとっては、毎年、隠れ家のようなスッカ内で泊まったり遊んだりしながら、歴史の重みを学ぶ貴重な機会となります。
このように、ローシュ・ハシャナーからスコットまで続くユダヤ教の新年期間は、祝祭・祝日が続く一年の中でも大変忙しい時期となります。
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この栄養成分は、特定保健用食品「クロスタニンのお茶」に採用されているトクホ関与成分で、トウモロコシデンプン由来の水溶性食物繊維です。
これまで『血糖値を上げにくくする食物繊維』と考えられていましたが、今では『腸内細菌を育て、その腸内細菌が全身の健康を支える食物繊維』とも考えられるようになっています。
糖や中性脂肪の吸収を抑えたり、便通を改善するといった、これまでの考え方は現在でも正しいのですが、近年の研究により、さらに重要な働きが次々と明らかになってきました。
まず注目されているのが、腸内細菌を育てる「プレバイオティクス作用」です。難消化性デキストリンは小腸では消化されず、そのまま大腸へ届きます。そこでビフィズス菌や乳酸菌、酪酸産生菌などの善玉菌のエサとなり、発酵されます。その結果、酢酸・プロピオン酸・酪酸といった短鎖脂肪酸が作られます。現在、この短鎖脂肪酸こそが健康効果の中心と考えられています。腸では腸の細胞のエネルギー源となり、細胞同士をしっかりつなぐ「チャック」のような働きをする接着部分を保つことで、腸のバリア機能を維持し、いわゆる「腸漏れ」を防ぐと考えられています。
さらに、免疫では炎症を抑える方向に働き、肝臓では糖や脂質の代謝を改善し、脂肪組織では脂肪がたまりにくい状態をつくります。脳では「脳腸相関(腸と脳のネットワーク)」を介して、食欲や満腹感、神経機能にも関わることが分かってきました。また、大腸にあるL(エル)細胞を刺激し、GLPー1やPYYという「健康ホルモン」の分泌を促します。これらのホルモンは、食欲を抑え、胃から食べ物が送り出される速度をゆるやかにし、インスリンの分泌やその働きを助けます。
さらに最近では、短鎖脂肪酸によって大腸内が弱酸性になると、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが溶けやすくなり、大腸でもこれらの栄養素が吸収されることも分かってきました。
夏の疲れを残した「秋バテ」にならないためにも、クロレラ抽出物とドナリエラカロチンがブレンドされた「クロスタニンのお茶」を引き続き、しっかり活用しましょう。