クロレラ ピレノイドーサ (Chlorella pyrenoidosa) |
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淡水産性単細胞緑藻で、直径約3〜10マイクロメートルの球形をしています。沼、池など、私たちの身近な所に生息していて、最も知名度が高いマイクロアルジェの一つです。低分子多糖体N・β-1.3グルカンを細胞壁に含み、免疫賦活作用、コレステロール低下作用があることが知られています。 |
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ドナリエラ バーダウィル (Dunaliella bardawill) |
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耐塩性単細胞緑藻で、イスラエルの死海に生息しています。長径約10マイクロメートルの卵形で2本の鞭毛を持っており、自由に動き回ることができます。多光量、高塩濃度の過酷な条件下で β-カロチンを多量に蓄積します。 | |
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モノダス (Monodus subterraneus) |
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淡水産性単細胞真正眼点藻であるモノダスは、大きさが約10マイクロメートルの楕円形で、土の中に生息しています。モノダスは、乾燥パウダー中に脂肪含量は約30%、脂肪酸中EPAの割合が約30%含まれています。EPAは、中性脂肪低下作用、血栓症状の予防及び治療効果があります。 | |
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イソクリシス (Isochrysis galbana) |
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海産性単細胞ハプト藻のイソクリシスは、大きさが約8マイクロメートルの丸型で鞭毛を有しています。細胞内に脂質を多く含んでおりドコサヘキサエン酸(DHA)といった高度不飽和脂肪酸を含んでいます。DHAは、脳神経細胞突起を活性化させる働きがあることが知られています。 | |
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ナンノクロロプシス (Nannochloropsis oculata) |
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海産性単細胞真正眼点藻であるナンノクロロプシスは、大きさが約5マイクロメートルの丸型です。脂肪酸含量は約30%、脂肪酸中EPAの割合が約35%含まれています。EPA は、中性脂肪低下作用、血栓症状の予防及び治療効果があることが報告されています。さらに最近ω3タイプの高度不飽和脂肪酸の生理活性として、分化誘導能、抗腫瘍作用、学習機能の向上、血糖値低下作用、抗リューマチ作用、発毛・育毛作用等々種々の生理活性が報告されています。 | |
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フェオダクチラム (Phaeodactylum tricornutum) |
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海産性単細胞珪藻で海に生息し直径約15マイクロメートルで、培養条件によって球形、楕円形、あるいは針型に変化します。細胞中の脂質含量は約15%であり、脂肪酸中の約15%のEPAを含んでいます。他に、パルミトオレイン酸、DHA等の不飽和脂肪酸を含んでいます。 | |
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ポルフィリディウム (Porphyridium purpureum) |
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海産性単細胞紅藻であるポルフィリディウムは、大きさが約10マイクロメートルの球形で、海辺の岩場や湿潤な地面などに生息しています。和名は血糊藻と呼ばれています。細胞内外に、カラギーナン、アルギン酸等に似た硫酸多糖類を主成分とする多糖体粘質物を含んでいます。色は紅色をしている事より、天然色素として有用な物質です。 | |
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